ChatGPTは人間くさい

SRAM SX リアディレーラー

妻の職場でChatGPTが話題になっているらしく、業務の専門家が調査を始めているらしいのですが、現段階では2021年9月までの情報しか集めておらず、まだ作業に使えるレベルではなかったそうです。

妻も「杉並区の区長さんは?」と質問したら、2021年9月の時点で○○さんと回答が来たらしいのですが、事実は違ったそうです。私も試しに同じ質問をしてみたら、彼女が得た回答とはまた別の人物で回答が来ました。それも間違っていましたので、いろんな思考回路を使って回答しているのかな、と思いました。

そこで最近の疑問だった点を聞いてみることに。NHKの大河ドラマ「どうする家康」を見ていると、あんなに瀬名のことを大事に思っている家康がどうして彼女のことを粛正したのか、気になっていたのです。

記録を残さず閉じたので思い出しながら要約してみると…。

私:「なぜ家康は築山殿を粛正したのか?」

ChatGPT: 「築山殿は加藤清正の正室で、朝鮮出兵のあと日本に帰ってきて粛正されました。(以下、3つほど理由と考えられることを上げていた)

私: 「築山殿は家康の正室ですよ。」

ChatGPT: 「いいえ、築山殿は加藤清正の正室です。」

私: 「Wikipediaには家康の正室と書いてありますよ。」

ChatGPT: 「Wikipediaを調べてきました。誤回答をしてしまい、申し訳ないです。おっしゃるとおり築山殿は家康の正室でした。」

私: 「調べて、訂正すべきと判断し、回答したのですか? これは逆にすごい!」

ChatGPT: 「お褒めいただきありがとうございます。もっともっと勉強します。」

…という感じでした。いや、勘違いして覚えていて指摘されてすぐに調べ訂正してくるというあたり、めちゃくちゃ人間くさくないですか? Wikipediaを一瞬で読み直して、他の知識と照らし合わせ、私の指摘のほうが正しいと瞬時に判断するスピードはさすがにAIですが、日本語も私が書くより正しい文法だし、感心しました。

…ただ、肝心の築山殿が粛正された理由については良く分からなかったですけど。私もWikipedia、その他数ページで得た知識しかないので、膨大なドキュメントから勉強しているChatGPTなら納得できる回答とかしてくれそうな気がしていたもので…。

さて。今日は昨日思い立ったとおりに、Cannondale Prophetの修正に入りました。まず、ドライブトレインから。今使用しているShimanoのセットを調整してそのまま使えないか、一度取り外して調べてみたのですが、やはり難しそうでした。

そこで、YETI SB5cからGXシフターをProphetに移し、ストックしてあったSXリアディレーラーを取り付けました。

するとですよ。一発でシフティングが正常になりました。もっと苦労するかと思ったけど、YETIで使っていたときよりもいい感じ。多少、シフトアップが鈍いのは変わらないですけど。おそらく、リアディレーラーをNXクラスに換えればケーブル用のローラーガイドが付くのでもう少しスムースになるかもしれません。

最初からこのセットで組めば良かった。

代わりにSB5cには別途手に入れていたSRAM XOシフターを入れました。

とりあえず、今週中にLeftyは外す予定なので、最後に乗っておくことにしました。前回はふわふわしすぎて全くダメだったので、今日はロックアウトボタンを押した状態で走行することにしました。すでにダンパーがダメなので、ロックアウトボタンを押しても完全にはロックアウトせず、コンプレッションダンパーがちょっと強くかかった位にしかならないからです。この状態は、新品のXLRをアメリカから輸入した直後と似た感じだなあ、と思いました。

いざ、走り出してみるとダンパーが効いている感があってめちゃくちゃ走りやすくなっていました。さすがに下りではダンパーが効き過ぎてきついでしょうが、平地の未舗装路や段差とかならなんか普通に反応して乗れる感じでした。漕いでてもふわふわしませんし、適度にしか沈まないので、意外に悪くなかった感じ。

SRAM SX + Sunshineスプロケットは、YETIでは調整時はうまくシフト出来ても、乗ったら途端にダメ、という状況でした。フルアウターシフトケーブルなので、サグの分ワイヤーがたわむと戻りが悪くなるのです。トップチューブ側からケーブルを通すと改善されましたが、邪道なので今はダウンチューブルートで引っ張っています。リアディレーラーをガイドローラーが付いたNXに換えたら改善されました。

ですが、Prophetの場合はまあ、大丈夫な感じですね。スタンドで調整したときの反応と、乗車してシフトしたときの反応がほとんど変わらない感じです。

リアサスはオリジナルのManitou Swinger 3-WAY AIR。Prophetにチューニングされているだけあって、かなり好印象です。こんなに古いのにまだ普通に動作するんだ…と驚いてます。

そして、もう一ついいのがTranz-Xのドロッパーシートポスト。これがとてもしっかりしていて、がたつきも少なく、今までProphetで使ってきた27.2mmタイプのドロッパーでは一番いいと思います。110mmしかストロークしないのが残念なところですが、まあ、富士見のような下りだけの常設コースの場合はマウント位置を下げればいいだけなので、十分でしょう。

とりあえず、久々に自身が所有するLefty Maxを楽しみました。次はこれをFOX 32 FLOATに変更し、前後にプラスタイヤを履かせてみようかな…と思っています。

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