どうにも気難しいMagura

MT5 リアキャリパー

後輪のヒタヒタ音の原因がホイール+タイヤとしか考えられないので、今日、リアタイヤのビードを一度落として若干位置をずらし、ついでにシーラントを入れて再び装着してみました。

ホイールを外したついでに、ヒーヒー鳴くリアキャリパーを覗いてみたら、なんか外側だけ大きくピストンが押し出されていて内側はあまり出ていないという偏った状態になっていました。なので、いったんピストンを両方とも完全に押し戻してから、パッドの位置を再調整しました。

YETI SB5c

走り始めてから200-300mほど走ってみたら、後輪のヒタヒタ音が消えていることに気づきました。が喜んだのもつかの間、少しずつ音が復活してきて、2kmほど走ってからはハッキリと聞こえるように…。でも、昨日までと比べると音は小さくなってます。

YETI SB5c

いったんでも音が消えたので、ホイールとタイヤがヒタヒタ音に絡んでいることは間違いなさそうですが、シーラントが中で動いて障害物にぶつかる音とかだったりするのかな。今日はシーラントを足したので、流れが良くなって音が改善されたとか。いずれにしても良く分かりません。

YETI SB5c

ブレーキも走行時にヒーヒー鳴くことは少なくなりました。しかし、下りて押すと前よりひどくなっています。ヒーヒーを超えてキーキーになっているのが神経を逆なでして気持ちが悪いし、近くの方々に明らかに迷惑をかけてしまう…。どうもMagura MT5は気難しい。

自宅に帰ってメンテナンス

なので自宅に帰って再度メンテナンスを行います。ブレーキレバーを締めた状態で固定しますが、うまく行かない。前ピストンより後ろピストンのほうが飛び出しているようにも見えます。4POTだとこんなこともあるのか…。

本当に気難しいですねぇ。

MT5 リアキャリパー

いったん外して見てみると、最初よりピストンの左右差が少なくなっていました。ディスクを挟まない状態でレバーを引いてみて、左右ともピストンが動くのを確認してから再度広げ、マウントしなおしました。やはりレバーを引いた状態での固定がうまく行かないため、上から見ながら隙間が均等になるように調整してみて、なんとか左右ともクリアランスがある位置に固定できたようで。しかし、これはまた乗ってみると変わるんだよなあ。

マシューさんもおっしゃっていましたが、4POTタイプのキャリパーは制動力はあっても、やはりそれぞれの飛び出すバランスに差が出ることがあるので、気難しいです。そもそも、リア側にこんな制動力は要らないので、リア側は2POTタイプのキャリパーで十分だったかな、と若干の後悔があります。もしくは、リア側のローターを160mmに変えるかも。経験上、そのほうが引きずりを抑えられ、押しているときやコーナーを抜けたあとの「キーキー」を抑えられますから。併せて、パッドをレジンにしてみましょうかね。

昔はMaguraが一番好きだったのに、最近は私もブレーキの好みが変わってきて、Shimano > AVID/SRAM > Maguraな感じになってきています。2POTではRizeに付けているXTRが一番。古いMagura Marta/Louiseなら、MaguraもXTRといい勝負でしたけど。

4POTでは、AVID CODE Rが本当に良かったです。よく効く上にコントローラブルでしたし、こんなに音に悩むことがなかったからです。効きとコントロール性ではMT5も互角に感じますが、ひどく気難しい…。

まずは、今日の夜のメンテナンスでどうなったかを再確認して、ダメならリア側のローターを160mmに変更して、さらにパッドをレジンにしてみます。ダメならまた考えます。まだ、GUIDEも残してあるし、アタリがつくのが遅そうなCenterlineローターじゃなく、旧式のAVIDローターを使ってみるのも手です。

あ、そういえば未使用のMT Sportがあるぞ。リアだけコレに変えるという手も。

しかし、ブレーキでこんなに悩むとは。

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