Cannondale Prophet 27.5 Plus

北辰妙見尊

今日の午前中に、届いたものをCannondale Prophetにセット。

27.5 Plusタイヤ

27.5 Plusタイヤ

Leftyもずいぶん変わりましたよね。こんな太いタイヤが入るようになったんですから。旧Lefty Maxは2.35が限界だったんですけど、今回は2.8インチのSchwalbe Rocket Ronが余裕で収まっています。3.0も問題ないでしょう。ちなみに、Leftyのエアを抜いてフルストロークさせてもかなり余裕があります。Leftyは調整して130mmとかに伸ばせたりしないのかなあ?

リアも比較的余裕があります

リアも比較的余裕があります

リアはさすがに心配だったので、2.6インチにしたのですが、こちらも問題なし。2.8だとちょっと厳しかったかも。リア側も念のためフルストロークもさせてみましたが、シートチューブまではまだ5mm以上の余裕があります。

Cannondale Prophet 27.5 Plus

Cannondale Prophet 27.5 Plus

SONY 単焦点レンズ E 20mm F2.8なので、ホイールが歪んでしまっていますが、タイヤはかなり太くなっているはず…です。SCOTTのバイクを物色していたときに、27.5 x 2.8は、29 x 2.3と外径が同じ、と書いてあったので、フロントはほぼ29インチサイズになっているといえるでしょう。

試乗中のYETI SB66C

試乗中のYETI SB66C

手もとにTさんからお借りしているYETI SB66Cがあるので重ねてみました。

うむむ

うむむ

良く分からない絵になってしまいましたが、MサイズのProphetが少しだけ大きい感じです。重量は持った感じでしかありませんけど、Prophetのほうがかなり軽い印象です。シートポストの影響かな?

トップのホリゾンタル換算が、カタログ値ベースで、Prophet Mサイズが600mm、SB66Cが586mm。でも、そこまで差が無い感じです。SB66CはSサイズですが、Intense Carbine Mサイズがホリゾンタル換算585mmだったので、SB66CはCarbineに極めて近いバイクかな…と思います。昨日乗った感じでは小さい感じは全くしませんでした。

SB66Cは26 Plusのタイヤを履いていますが、27.5のホイールと比べてみると外径にほとんど差がなさそうです。ProphetはPlus化したのでさらに大径化されたわけですけど、その影響もあって、現在の比較では1cmほど、SB66CのBBよりProphetのそれは10mmほど高い位置になります。

今回プラスタイヤにして、BB位置も上がったProphetですが、この辺も試してみたくて、2日連続にはなるのですが、トレイルまで行くことにしました。といっても自走になるので、今日はM山です。

M Trail

M Trail

SONY 単焦点レンズ E 20mm F2.8はホイールの歪みが気になりますね〜。

設定は大変

設定は大変

往路の感じは、もともと走りが軽いProphetだけあって、タイヤが太くなっても十分な軽快感がありました。

山の中では、ショートストロークのリアサスを使うのも、27.5 Plusタイヤを使うのも初めてのことなので、なかなか難しかったです。

あまりリアが動かない感じがしましたが、少しエア圧が高すぎたかもしれません。下りセクションでも75%以上にはストロークしていなかったため、Leftyもリアサスも、途中でエアを調整しながら走ってみました。また、Plusタイヤが硬めな印象も受けたので、タイヤ側で規定された最低圧より下げてみたりもしましたが、それはそれで違和感があるため、最終的に最低圧まで戻しましたよ。

Cane Creek DB ILも、昨日試乗したYETIに装着されたFOX FLOAT X2のように、作動感があまり感じられません。これもかなり、無駄な動きをしないいいリアサスかもしれません。

途中で若干エア圧を下げました

途中で若干エア圧を下げました

全体的に硬い感じがある

全体的に硬い感じがある

ただ、昨日SB66Cを体験しているせいかもしれないけど、全体的にコツコツ感というか、反応が硬い感じがしましたね。Cane CreekもPlusタイヤもおろしたて、という影響があるのかもしれませんが、26erと比べると前後サスのトラベルが前後とも20mm減っている影響はあるかも。タイヤそのものは、地面に吸い付くような感じはあるんですけど…。あまり曲がらなかったProphetも、今日はずいぶん曲がるようになった気がしたのは、地面のグリップ力が上がって、バイクを倒す恐怖感が減ったから、ということもあるかもしれません。

北辰妙見尊

北辰妙見尊

北辰妙見尊に向かうシングルトラックはかなりの爽快さがあるんですが、狭いトラックをトレースしやすくなった感じがしたのは、このタイヤ幅により実現したのかもしれません。Prophet号に装着したcrankbrothers cobalt 3はピュアXCホイールだと思うので、リム幅も狭いんですが、特に問題はなさそうです。ただ、エア圧を1.0前後に下げてみると、ちょっとヨレる感じはありました。フロントが1.2bar〜、リアが1.5bar〜なので、これは守った方がいいかもしれません。

下半分が少し走りにくくなっている

下半分が少し走りにくくなっている

プチDHは、後半部分が荒れて、少し走りにくくなっています。路面が物理的に荒れているだけでなく、植物が覆い茂った影響でブラインドになりやすいため、止まるような速度で下っています。今日はプラスタイヤでしたけど、同じように慎重に。

帰りの河川敷は相当飛ばしたのですが

帰りの河川敷は相当飛ばしたのですが

帰りの河川敷は相当飛ばしたので、最高記録を更新したんじゃないかと思っていたのですけど、最後に武蔵野園に戻ったときに確認すると、なぜか計測停止になって記録されていませんでした。M山の麓の自動販売機で飲み物を買うところまでは取れていて、その決済に交通系電子マネーを使ったのですけど、1回目にエラーが発生していました。そのときに何か起こった可能性はありますね。

武蔵野園さん前

武蔵野園さん前

武蔵野園さん前に到着したのは、17時頃でしたので、ほぼどなたもいらっしゃらない状態でした。

乗り比べのため

乗り比べのため

乗り比べのため、この階段も使ってみましたが、プラスタイヤにした違いは全く分かりませんでした。

さて。昨日はYETI SB66Cで、今日はCannondale Prophetでトレイルを走ってみたのですが、安心感、フィット感ではYETI SB66Cのほうが好みでした。Prophetも26インチで組めばまた違うのでしょうが、あくまで現状比、です。昨日のトレイルは、もしかしたら前半部分や舗装路の登りはProphetのほうが楽だったかもしれませんけど、後半部分でSB66Cのような走りはちょっと難しかったのではないかと思います。

YETI SB66Cは現在の状態でも、ホイール外径が27.5erとほとんど変わらないので、27.5インチホイールでの運用も可能でしょう。Prophetのように腰高感が目立つバイクになるのか、Carbineのように、27.5ネイティブに近いバイクになるのかは想像が付きませんが、昨日の地面に吸い付くような走りと安心感は、26erのProphetやRize、Carbine、Spicyなども含めて体験したこともないもので、驚きました。FOX FLOAT X2(?)というリアサスの性能がかなり寄与しているのではないかと思います。

とりあえず完成を見たProphet 275 Plus

とりあえず完成を見たProphet 275 Plus

とりあえず自己満足を満たすものではあるんですが、Cannondale Prophet 275はPlus化でいったんの完成を見ました。

体が動くうちに、TさんやSSさん、Trail-SさんたちともっとMTBを楽しみたいという気持ちが強くなってきたので、次はトレイル〜常設コースを「楽しく」「快適に」、そして「安全に」走れるバイクをなんとかしたいな、と思い始めています。台数を増やすつもりはないので、その際に改めて整理はしなければなりませんが。

せっかくお借りしているSB66Cを参考に、いろいろ考えたいと思います。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 引き続き)お早うございますー。

    へぇ〜! このLeftyでも太いタイヤ、イケるんですね。すげぇ・・。
    ”Prophet 27.5 Plus”になりましたか。これでもぅ、ほぼ完成形になったのでは?
    それにしても、タイヤのサイズでも印象が変わりますねぇ。もぅモーターサイクルみたいで(笑

    仰る通り、カラダが動くうちに…いゃ、少々の傷でも耐えられるうちに楽しむのはイイですね。
    この勢いで、今年も新たなチャレンジを拝見させていただきますので、よろしくどうぞ〜。

    • sadaさん。Lefty 2.0は、3.0くらいまでは入りそうな感じですよ。
      2.8だとかなりのクリアランスです。もう完成型ではありますが、普段は2.35くらいまでにしておいたほうが良さそうです。ちょっとやり過ぎ感がありますね。
      リアサスが40mmになったおかげで、2.6でもリアタイヤとシートチューブがぶつかることはなくなりました。なにも干渉する部分もなく、トレイル自走も普通に可能だったので、もうこれ以上は必要ないのではないかと思いました。

      幸い、「怪我の治りが遅い」とか「頻繁な柔軟運動が必要」とかを除いて、体の動き自体にはあまり衰えを感じていないのは助かります。とはいえ、「怪我の治りが遅い」ことはいろいろなことに影響を及ぼすことになるので、以前よりは「安全」を意識した楽しみ方になってきましたね。

  • なかなか難しいですねえ。私は26erでフロントのみ27.5フォーク・タイヤを入れたことがありましたが、やはり自転車の設計に合わせたタイヤを使った方が安定するし楽しかった記憶があります。
    今はもう29er一本でやってますが、これも2.6in幅までがスイートスポットのようです。これ以上でかいタイヤを入れても重くなるしバランスが崩れそう。これでもガレ場をそれなりの速度で下っても平気ですし、今までで一番乗り安く楽しいMTBになりました。

    26erと27.5erは、同じタイヤで外径が1インチしかなく、その差は微妙なものですが、27.5erと29erは2.5インチなので、私の計算では27.5erの3.0幅で29erの2.3幅相当になります。メーカーによってボリュームが異なるんで一概には言えませんけど。

    • まつおさん。こんにちは。

      > 自転車の設計に合わせたタイヤを使った方が安定するし楽しかった
      まさしく、そんなことを感じていますね。Prophetに関しては26erにしておけば良かったか…と若干の後悔はあります。
      SB66Cの26+仕様は非常に素晴らしかったです。通常の26を試していないのでなんとも言えないのですが、もう私もいい年齢なので、怪我をしないようにソフトに乗るのもいいのかなあ、なんて思ったりしているので、今後の選択肢のひとつになるでしょう。

      次期バイクにSCOTT SPARKを検討していて、2.8インチタイヤを搭載した27.5 plusと29 x 2.3のどちらがいいか、迷ったりしたんですね。
      http://www.scott-japan.com/products/node/3731
      上記サイトに両者の外径が同じというようなことが書いてあったので、「実はフレームは同じ?」「こりゃどっちがいいのだろう」と迷っているうちにSB66Cを試乗させていただくことになって、今PENDINGになっていますが。

  • icofitさん、こんばんは!

    プロフェットも27.5+になっちゃうと違う車種みたいに見えちゃいますよね(O_O)
    そういえばロケットロンはマントラに使ってるんですが、ノビーニックより跳ねた感触でしたね〜

    • いしさん。こんばんは!
      正直、やり過ぎた気がします(笑)。
      26で組み直すかどうか迷っています。
      ロケットロンは2.1サイズをProphetの後輪に採用していたのですが、コギが軽いので、プラスタイヤでも採用してみました。
      軽量でいいのですが、空気圧が適正でないのか、思ったよりもっちり感はなかったです。トレイルはノビーニックが向いているんですかね〜。

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