ぴったりフィット

STACHE 5を操るTさん

先週の高峰MTBワールドでのライドにて、小さめフレームと26インチサイズのホイールの組み合わせを見直したばかりですが、今週はTさんから、「フルサス26erを試してみませんか」とお誘いをいただき、神奈川方面のトレイルヘ。

Trek Stache 5 & YETI SB66C

Trek Stache 5 & YETI SB66C

今週はTさんのご厚意で、YETI SB66Cをお借りしました。2週続けての、MTB乗り比べです! 感謝!

左の、Tさんの新車をご覧ください。Trek Stache 5 2019モデルです。なんと、29 Plusという規格のタイヤを装着していて、タイヤもリムも極太。

29 Plus 3 inches / 26 Plus 3.0 inchs

29 Plus 3 inches / 26 Plus 3.0 inchs

この写真では分かりにくいのですが、29 Plusの3インチ幅。29erというより30erという大きさでした。

こうやって見ても極太

こうやって見ても極太

最初は少し慣れが必要だったものの

最初は少し慣れが必要だったものの

YETI SB66C。ブレーキも前後逆だし、最初は慣れが必要だったものの、サスの調整などを行ってすぐになじみ始めました。

このトレイルでは、Cannondale Prophet 2000 26erが最高だと思っていましたが、難セクションの走破性ではこのYETI SB66Cのほうがはるかに上でした。リアサスが全く無駄な動きをしないんですね。だから、動作感は意外に希薄でした。

併せて、ある程度サスが縮んだ状態からさらに負荷がかかっても反応するのがいいというTさんのお話でしたが、確かに障害物でサスが引っかかるようなことがなく、丸太越えが苦手な私が余裕を持ってできたのは、丸太にコツンと当たって反応するリアサスのすごさによるものかもしれません。

また、plusタイヤのおかげでしょうか。終始バイクが安定していて、怖いと思う瞬間はほとんどありませんでした。さすがに3.0インチの太さになると、安定しますね〜。それに26インチというホイールサイズ。とにかく曲がりが下手な私の救世主のような存在となった、SB66Cでした。

STACHE 5を操るTさん

STACHE 5を操るTさん

ずいぶんバームの上まで使ってる

ずいぶんバームの上まで使ってる

TさんのTrek Stach 5。3.0幅の29er Plus、実物を初めて見たのですが、ド迫力です。ハードテールではあるんですけど、過去に体験したハードテールとはまた違った乗り物でした。私も、段差や根っこ、岩が続く下りでStach 5を体験させていただいたんですが、ものすごい安定感です。これも楽しかったですよ。

途中、こんな怖ろしい崖も

途中、こんな怖ろしい崖も

今日は新ルートをご紹介いただいたのですが、途中こんな怖ろしい箇所もあり、ちょっと腰が引けました。押して渡り終わるまでは、下を見ないようにしましたよ…。でも、昔より怖くなくなっているかも。

T山山頂

T山山頂

T山山頂からの下りで、昨年Intense Carbine 275で下ったときは岩場で下りたり、引っかかりながら下りたりしていました。

https://www.youtube.com/watch?v=0R1n5qP6hQI

↑は昨年の記録。1/3に走ったんですね。T山山頂から下に下りるまでを記録したものですが、かなり苦労をしているのが分かります。今回は、ここも比較的スムースに下れました。私が上達した、というよりYETI SB66Cのおかげだと思います。

さて、今年の走行動画も紹介させていただきます。長いし、私の自己満足用の記録に過ぎないので、無視していただいて結構でございます。

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それにしても、本当にいいなあ。YETI SB66C。たぶん、難セクションの走破性では、過去にのったどのバイクよりも走りやすかったと思います。私の体格にもぴったりフィットのバイク!

26 PlusのフルサスMTB、組もうかなあ…。

組む前に。

つい、そのままお借りしてしまいましたよ…

つい、そのままお借りしてしまいましたよ…

つい、そのままお借りしてしまいましたよ。

フロントのホイールが歪んでいるようでしたので、公園ライドの前に少しだけ振れ取りしましたが、リムの振れよりタイヤのセンター出しが難しい感じでうまくいきません。幅広リムを採用したホイールのほうがいいのかも。

ここは、まあまあ

ここは、まあまあ

階段も悪くはありません。このように規則正しく続く階段のような場所ではProphetやCarbineのような、車輪そのものが大きいバイクにはおよばないかもしれません。でも、今日のトレイルの難セクションを走った感じはNo.1です。

このフレームはSサイズだと思うのですが、ホリゾンタル換算はCarbine Mサイズと同じなので、サドルを上げた状態で小さく感じることはありません。トレイルでサドルを下げると若干小さめには感じますが、それが逆にちょうどいいような感じもしました。

ホントにすばらしい、SB66C

ホントにすばらしい、SB66C

トレイルのあとは、Tさんのご厚意で、桜木町のほうにあるショップのセールを観に行きました。心を動かされていたバイクが多数並んでいたのですけど、事前にSB66Cを体験していなければ、心が簡単に動かされてしまっていたかもしれません。それくらい、SB66Cのインパクトは大きかったです。

Tさん。今日はトレイルの新ルートをご紹介いただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • お早うございます〜。(ちょっと早めのお仕事でして…)

    TさんのTrek Stache 5 =いやぁ、新型機にはとんと疎くなっていて、
    こんな凄いマシンが出ていたとは・・(絶句。 完全に浦島状態です)
    MTBも細分化が進んで、こんなマシンがあるんですか…これは凄いなァ。
    YETI 号もそうですが、完全にフィールド・マシンですね。楽しまれているなぁ…と。

    ファット・タイヤ(大径化も)はもぅすっかりトレンドになりましたね。
    うーん・・興味はあるものの、近場の散歩だけではもったいないか〜。(自沈
    2.3幅で、ボチボチと乗っておきましょう(苦笑

    • sadaさん。こんばんは!

      Stache 5は3年くらい前からあるらしいのですが、Tさんのは2019年モデル。最新版です。
      トレイルの前半で一番楽しい部分で試乗させていただいたんですけど、すごく乗りやすかったです。26er時代のフルサスとか、ハードテールといったくくりを超えているように感じました。
      岩や根っこもヌルヌルって進むような感じがしました。すばらしいバイクなんですけど、自宅に置けないなあ…(笑)。

      Prophetもラックに収まらなくなったので、駐輪スペースに置いたり、外出に使えなくなったりしたことに気づきました。こりゃダメですね(笑)。
      Prophetのリアタイヤ、2.6サイズはRocket Ronということもあるのか、コギがあまり重くなった感じもしなかったので、これくらいのサイズはアリ、な気がしました。でも、普段は2.25くらい付けておくくらいのほうが、MやSIXといったトレイルであれば扱いが楽な気がします。

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