骨格筋の硬さ

SCOTT ADDICT R3 2009

明日、久々に遠出してロードでのロングライドをする予定なので、ロードバイクを少しだけメンテナンス。

交換してから間もないけど、結構削れてる?

交換してから間もないけど、結構削れてる?

PEDRO'S(ペドロス) 自転車メンテナンス ケミカル チェーンマシンキット3.0 110565

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チェーンの洗浄は最近この機械を使います。今回は特に、かなりきれいになったと思いますが、黒い汚れが落ちたあとの表面は結構表面が削れているように見えます。フロントディレーラーが気づかないうちに干渉していたりするのでしょうか?

SCOTT ADDICT R3 2009

SCOTT ADDICT R3 2009

マウンテンバイクと比べると、メカ部分の作業が少なくてその点ではメンテナンスは楽です。でも、この白フレーム、黒い汚れが目立ちやすく、「拭き取り」清掃では「再汚染」で黒い筋がちらほら。フレーム清掃ではより時間がかかるかも。

また、このバイクに装着したタイヤは安価なものなので、バルブコアが抜けないタイプ。エクステンダーもそれに応じたものになりますが、これはエア注入時にエア漏れしやすく、厳密な空気圧管理は難しくなります。

無事にメンテナンスが終わったので、ロングライドに備え、ビンディングシューズを新調しようと、近所のロードバイクショップへ。

そのとき、なんとしたことか、Intense Carbine 275号の左ペダルを踏み込んだときに、左のふくらはぎがピキッと…。そのまま恐る恐るショップまで行きましたが、力を加えたときに違和感があります。痛みというほどではないのですが。

ショップではいいシューズも見つかり、併せて換えチューブラータイヤ、アイウエア、リュック、工具ボトル、追加ボトルケージなど、ほかに買いたかったものも揃いそうでした。なのに、左足の状態から、郊外まで行ってのロングライドはさすがに難しいのではないかと感じ、急激にショッピングの意欲が失せてしまったのでした。結果、なにも買わずに出てきてしまいましたよ。

帰って、患部にピンポイントで圧痛があるのを確認。痛みの程度がごく軽度なので相当迷ったのですが、輪行で負荷をかける不安や、郊外で走れなくなってしまって同行者に迷惑をかけてしまう可能性から、今回は走行を断念しました。

残念です。Hさん、ホント申し訳ないです。

油断があるのか、私の場合イベント直前に怪我をするケースが多いようです。これまでキャンセルまで至ったのは手首を骨折したときだけだと思いますが、今回で2回目のキャンセル。

最近は、何でもない動作で怪我をすることが多くなりました。歩いていて、突然強い腰痛になる。手のひらを返したら左肩のインナーマッスルを痛める。そして今日のように脚の筋を伸ばしてしまう…。

まずは、52歳という年齢によるところが大きいと思います。ほぼ毎日、武術、自転車、筋トレ、ストレッチなどの運動を組み合わせて平日平均2-3時間、土日はそれ以上の運動時間を設けています。完全休養が2週間に1回くらいなので、少々これらは過剰になってきているのかもしれません。

そして、もう一つ気になっていることが。それは、若い頃から「筋肉が硬い」感じがすることです。

高校時代に先輩に「筋肉が硬い」と言われたことが最初だったかな。当時、関節可動域の広さ、いわゆる柔軟性は部内でもダントツで高かったので、それを知っている同級生が「そんなことないですよ」と言ってくれたことを覚えています。でも、自分ではその意味を分かっていました。リラックスしていても「触って硬い」んです。

比較的最近の文献で、「筋組成の遅筋線維が多いほど、骨格筋が硬く感じられることが多い」という報告が見られるようになりました。つまり、「持久力が高いタイプの筋肉細胞が多い人ほど、筋肉のさわり心地が硬い傾向にある」ということです。

確かに、運動音痴だった自分が一番最初に伸びたのが全身持久力で、いつもビリだった長距離走が学年上位になったのです。父も長距離のハイアマチュアな選手でしたし、自分もそうなのかな、と思っていました。

ですが、私の場合、高校時代に一番伸びたのは三段跳びや垂直跳び、反復横跳びなどの瞬発力や敏捷性であり、三段跳びは学年トップ、垂直跳びもトップを争う成績でした。

筋バイオプシーをやったわけでもないので正確なことは言えませんけど、私の場合は平均的な筋組成なんじゃないかと思います。

それに、長距離では絶対に勝てなかった父のふくらはぎを触ったことがありますが、今までいろんなアスリートの筋肉を触らせてもらった中でもダントツに柔らかかったことを覚えています。

ふくらはぎの後ろ側は、ヒラメ筋、腓腹筋で形成されていますが、ヒラメ筋は遅筋線維、腓腹筋は速筋線維が比較的多いとも言われます。極度に鍛えられた父の下腿部はおそらく遅筋線維が発達していたはずですが、それでも触った柔らかさは特別でした。

筋肉の硬さに影響するその他の要素に、リラクセーションの度合い、疲労度があります。これらには、個人的な素質や回復力の違い、メンテナンスの質なども影響してくるでしょう。

疲労回復の促進、不要な緊張を解くリラクセーションプログラムも加齢が進む今後、重要なテーマとなってくるでしょう。

少し難しい話になってしまいましたが、現時点の私自身への備忘として。

 

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • お早うございます。(…な時間でもないですけど)
    その後、お体(脚の方)は如何でしょう? 今日は(関西では)ピーカンですが、カラッとしていて行楽日和ですし…。
    やはり、断念なさったのかなァ。トレーニング・プロのicofitさんには失礼かと存じますが、いやぁ、無理はなさらい方が良いような…。

    近年、何でもないところで躓いたり、手元が狂ってモノを落としたり…ちょいと情けないシーンが増えて来ましたよ。
    日々鍛えておられるicofitさんでもそうだとしたら、う〜っむ。(悩

    メンテの済んだADDICT号=すっかり戦闘モードに見えますが、思い切ってエンジン(人間)のメンテも大事という事ですね。あ・・また墓穴掘ってますが、どうぞご自愛くださいませ。

    >ケミカル チェーンマシンキット
    あ・・まだ買ってないや(苦笑)いい加減、洗剤での煮込みチェーンから卒業しないとダメだ…。

    • sadaさん。こんにちは。さっそくありがとうございます。

      今日の郊外行きは断念しました。
      左足は違和感はすでにほぼ解消に近づいていますが、輪行なしでフラットペダル使用なら、行けたかもしれません。
      このあと、軽く乗ってみようかな、とは思っています。

      とにかく、この1年は普通の動作の中で突然痛み出す、ということが何回かあります。今回も左足のピキッのあと、最近の悩みの種である左腰の痛みも少し出てきました。
      こういった痛み以外にしびれなどの不具合も頻発するようになってきましたが、ロードバイクを復活してから頻度が増えてきている実感があります。たぶん、フォームが良くなかったりもするのでしょう。

      車体のメンテナンスと同時に、エンジンのメンテナンス、必須のようです(笑)。

      チェーンマシンは、うまくいかないことも多いのですが、今回はうまく行きました。かなりきれいになっています。
      これでドライブトレインがスムースになってくれればいいのですが。

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