こんな感じになりそうです

今日は午前中にXOグリップシフトとリアディレーラーが届きましたので、Rize号から交換で外したMagura LouiseなどをChase号に組み込んでみました。

まだ、途中ですけど、現段階でこんな感じです。

新生Cannondale Chase号 再組み立て中

新生Cannondale Chase号 再組み立て中(その1)

ハンドルはProphet号の完成車購入時に付いていたハンドルを入れています。ステムはCannondaleのフリーライドステム、ブレーキはMagura Louise 6inchロータ、リアの変速系はXO、前後ホイールはMavic Crossrideになります。

新生Cannondale Chase号 再組み立て中

新生Cannondale Chase号 再組み立て中(その2)

ヘッドショックをインストールしたChase号というのはメーカー完成車では販売されたことはないと思いますが、意外に似合うように思われます。以前のLefty Max 140 SPV+をインストールしたときに比べてバランスが取れた感じになりました。80mmストロークということで、もともとの2007年モデルのChase 1完成車に近いジオメトリになっていることもあるのでしょう。本当はサドルをもう少し上向きにしたかったのですが、このロード用シートポストではこれが限界でした。次の予算でもうちょっと「らしく」できるかな? といっても私はDJやSTREETを楽しむわけではないので、基本の構成はたぶんこのままです。

さて、興味があったヘッドショックの感触です。まだバイクに乗ったわけではないですが、ハンドルを押してみるとなるほど、動きがいいです。このモデルはリバウンド設定ができないので、ちょっと戻りが速めな気はしますが、80mmなのでそんなに気にならないかもしれません。

ブレーキをかけたまま勢いよくハンドルを前後左右にこじった感じでは、Vertex号にインストールされたFOX FORX F100RLと比べると明らかに剛性を感じます。前に付けていたLefty Maxは使用目的もストロークも異なるので比較することに意味があるのかどうかわかりませんが、なんかLefty(Alloy)のほうが前後に強く揺すったときにはもっと強かったような記憶があります。せっかくなのでProphet号についたLefty Carbonのほうも試してみましたが、やっぱりLeftyのほうが強い感じがします。プラシーボでしょうか?? そもそも、私の筋力水準は高い方であるとはいえ、この程度で前後剛性を感じ取ることができるのか?

キャノンデール社が下記のようなデータを公開していますので、改めて確認してみました。

http://www3.cannondale.com/suspension/09/stiff.html

前に付けていたLefty Max 140 Alloy SPV+と今回のFatty Ultlaはねじれ剛性では同等、前後剛性ではLefty Max Alloyのほうがかなり強いみたいです。Prophet号のLefty Max Carbonだともっと強くなります。上記の資料では左右方向の剛性については記述なし。

私のFatty Ultraはアルミ製ですが、スチール製のFattyになると、ねじれ/前後剛性ともにFatty/Leftyの全ラインナップ中トップであることが示されており、さらに剛性が高いことが考えられます。

今回、ちょっと意外な感触に改めて調べてみる気になったわけですが、私が今回やったのはハブ、スポーク、リム、タイヤを介して力を加えているわけですから、ホイール剛性の差というのも考慮に入れる必要があるでしょう。ホイールのグレードの差もありますし、20mmクラスのLefty用ホイール(25-15mmアクスル)と、9mmクイック用ホイールでの作りの差もあると思います。

参考 http://blog.goo.ne.jp/thetrailstore/e/4242f4aa7f7f2360dc0a3c5672ea860f

それにしても、Prophet号のLefty Max 140 Carbon SPV+のねじれ剛性がAlloyよりも20%近く弱いのはちと気になる…。

Leftyに関してはこんなデータも。

http://www3.cannondale.com/suspension/09/strong.html

ここには耐衝撃性と耐久性のデータがあります。残念ながらここにはFattyシリーズのデータなし。Leftyもそこそこ健闘していますね。

上記以外で特に感じたのは、現段階でのChase号を持ってみたときにやたら軽く感じる、ということですね。よく考えると以前のLefty Max Alloyが1.97kg、今回のFatty Ultraはなんと1.29kgしかありません。これだけで700g近くも軽くなっているわけです。これをVertex号にインストールしたいという衝動に駆られて仕方がありません(ムリなんですけど…)。

とにもかくにも、実際に乗って走ってみてから改めてChase号 + Fatty Ultraの性能を吟味してみようと思います。

さて、明日以降(あ、もう今日だ…)にChase号の仕上げに入りますが、某オクで落とした最後の品である32Tチェーンリングが不在時に届いたようです。再配達後にいよいよ駆動部に着手です。

しかし、唯一ショップ通販で購入したグリップが、3日前に受注確認メールを返信したあと処理が進みません。在庫はありで、発送前にメールを下さる、という手はずなのですが、まだそれを受け取っていない状況です。先ほど再度の確認メールを送っておきましたが、もしこれを待っての処理となるともう数日かかりそう。

ちょっと待ち切れそうにないので、仕事の打ち合わせ帰りに別のグリップを買ってきてしまいました。いったん、X0グリップシフトではなく、X-7シフターを使うかもしれません。なんかもう、そのままになっちゃいそうですけど。

VICE GRIPS

VICE GRIPS

家電量販店で買ったので、あまりグレードが高いものはなかったのですが、とりあえずこれで十分だと思います。

それにしても…。

オイルホース、長すぎ

オイルホース、長すぎ

オイルホースが長すぎですねー。Prophet号完成車基準ですからね。ちょっと目立たないように工夫しよう。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • あ,もぅ出来てる! え~っと,おはようございます~。
    いゃいゃ,まだこれからですね。でも,これでシルエットが見えてきましたよ。
    個人的には,Lefty MAXよりもこっちが格好いいと思うんですが。
    公園でクルクル遊ぶにはとても楽しそうなバイクに見えます。乗ってみたいなぁ・・コレ。

    >ねじれ剛性がAlloyよりも20%近く弱い
    カーボンファイバーは単一方向への耐性はあるんでしょうが,曲げ剛性は“しなり”で若干下がるかもしれないですね。
    (F1マシンのカーボン・ボディがこれ以上頑丈だと,ドライバーが逝ってしまう…とか)

    VICE GRIPSも握りやすそうな… これ,スポンジグリップですか?(お値段もリーズナブルだし・・)

    そうそう,例のショップですが・・通販で稼いでいないようですので,ちょっとマッタリ・ムードですね(笑。
    たぶん,近くのアウトレット店とスタッフがローテーションしている感じなので,メールや在庫管理が遅い感じがします。
    以前,メールで問い合わせとかしましたが,返事が遅くて・・・対面販売の時は良い印象だったんですが。早く届くと良いですね,はぃ。

  • sadaさん。こんばんは。

    Lefty Maxのときはフロントがやたら長くて、かなりアンバランスでしたからね。前上がりでヘッド角が寝ている分、ダウンヒルコースは楽でしたけど、登りや平地はつらかったです。
    今回かなり軽くなっています。どう変わるのか、楽しみですね。

    > F1マシンのカーボン・ボディがこれ以上頑丈だと,ドライバーが逝ってしまう
    なるほど。単一のジャンプの着地とかはChaseにつけたAlloyのほうが良かった気がする反面、荒れ路面のダウンヒルコースとかはCarbonが良かった気がします。
    単純に剛性だけでは測れませんよね。

    > VICE GRIPS
    こちらはスポンジですね。Vertex号に付いているのとも似ていたのでためしてみることにしました。

    > 通販
    若干まったりですか(苦笑)。
    こちらは急がなくても、X-7仕様で行けるので気長に待とうかと思いました。
    ODI RUFFIANのショートグリップはここでしか見つけられなかったので、在庫があるだけでもありがたいと思っています。
    チェーンリングも不在伝票が入っていたのですが、ネコや飛脚のようなメジャーな運送会社ではないため、再配達の手配か面倒です。
    電話の自動受付(翌日以降とか、時間指定できないとか、イマイチ)は「異常が発生しました。オペレーターへ…」と言われるし、オペレーターにかけると話し中でつながらないし。
    いつになったら受け取れるのでしょうか…(苦笑)。
    これがこないと、Chase号は稼働しません。ただ、右大腿部の痛みがまだかなり強いので、「休め!」ということなのかもしれませんね。

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