遊び方を「妄想」する。

今日も仕事上の問い合わせと対応に明け暮れて、なかなか外に出られませんでした。夕方になって1時間だけ時間がとれたので、近場で遊ぶだけにしようと思いました。というわけでProphet号を駆り出します。

玄関がえらいことに…

玄関がえらいことに…。左からProphet号、Vertex号、CR1号、右上に妻のRush号

奥のベランダからProphet号を取り出して、玄関に並べるとなんだかえらいことになっています。ここから出してProphet号をエレベータに乗せようとすると、このとき初めて「お、Prophet号が重い」と感じました。Vertex号に最軽量MTBの座を奪われたことを実感します。

でも、やっぱり乗り始めるとコギは軽いんですよね。加速もよくて、維持もしやすいです。

ちょっとびっくりしたのは、Prophet号が”Lefty”だということを実感できたこと。やはり10日近く乗らないと、Leftyならではの微妙な感覚が理解できました。もうずっとLeftyばかりだったから、それが普通になっていたんですね。

遊び始めは、前回Judge号で遊んだ階段のところです。アプローチがこけが生えた万年濡れ土なので、ちょっとそこだけが怖い感じ。

こけがびっしり。つるつるです。

こけがびっしり。つるつるです。

まずは、サドルを上げたまま2回ほど下ってみます。

まずはサドルを上げたままで下ってみる

まずはサドルを上げたままで下ってみる

リアサスのサグが40%ほどに設定してあり、SPVを再弱にセットしたのでJudge号と変わらないくらい普通に行けます。ただ、車体が軽いので若干の浮揚感を味わえますね。反対側の登りラインに回ってみると、Prophet号での登りはFRポジションをとっていてもかなりラク。

次にサドルを下げて、Judge号のような乗車姿勢をとってみます。座面の角度は変えるのが面倒なので、ほぼ水平のままですが。

サドルを下げてみる

サドルを下げてみる

より下り向けの姿勢をとれ、体を自由自在に動かせるため、自然なライディングになりますね。さすがは下り向けのAMバイクです。このバイクは現在、XC寄りのパーツで組まれていますけど、若干下り向けの味付けをしてみると面白いかもしれません。ただ、このサドルの高さだと反対側の登りがきつかったです。

今日はここを20周くらいして心拍数を上げるトレーニングをしようと思ったのですが、どうしても飽きてきてしまいます。もう今日はトレーニングより遊ぶことをメインに考えることにしました。

反対側の登りレーンに周り、その横のドロップを飛びます。

岩が上向きになっているので、よく飛べます

右側の斜面を下りてジャンプ。岩が上向きになっているので、よく飛べます

前回Judge号でも飛んだのですが、Prophet号は車体が軽いのでよく飛びますね。着地も前後サスペンションが衝撃をよく吸収してくれるので問題ありません。

最後の締めくくりは崖状の急斜面です。

今ためしている中では一番難しいところ

今ためしている中では一番難しいところ

Prophet号では全く苦になりませんが、一度はVertex号でもためしてみたい気がします。ホイールとか逝かせてしまったら、後悔するだろうなあ…。

この場所に慣れてきたら、今まで全く走る対象とは考えていなかった別のレーンが気になり出します。で、いくつかの候補地点で遊び方を「妄想」してみます。

落差1.5-1.6mていどかな。私の目線の高さです。

落差1.5-1.6mていどかな。私の目線の高さです。

着地予想ポイントに立つと、飛び立つ高さはだいたい私の目の高さ。1.5mかそれより少し高い位だと思います。

前からここは気にはしていましたし、できそうな気がするんですが、ランディングポイントから先が短くて、すぐ先に危ないドロップがあるので、誰か一緒に連れてこないと危険かな、と思います。

そしてもう一つ。

ここは現状困難でしょう。落差2.5mくらい。

ここは現状困難でしょう。落差2.2mくらい?。

うーん。ここをクリアできるのは何年後になるんでしょうか(苦笑。

画面左下くらいの位置に立つと私のはるか頭上を超える高さなので、50cmくらい高いと仮定してチェ・ホンマンさんくらいの高さなのでしょうかね? 見ての通り着地点の斜面が40°近い斜度で、しかも苔が一面に生えた濡れ路面です。たぶんここを飛んだら下の茂みに突っ込んで、しなくてもいい怪我をしそう…。

ただ、一度ここで会った自転車好きのおじいちゃんに聞いた話だと、全身防具で固めたMTB軍団が、ここから飛び降りる練習をしていたのを見たことがあるとのこと。先輩ライダーらしき人が上に立って、後輩ライダーらしき人に指示を出し、飛び降りの練習をさせていたようだ、と…。おじいちゃんの見たところでは、後輩らしきみなさんは激しくクラッシュされていたみたいです。でも「何回もやっているので、大けがをしたり死んだりすることはなさそうだったな」とのことでした(苦笑)。

私はその日Chase号に乗っていたのですが、「自転車の感じはちょっとこれとは違った感じだったねー」と言っていました。フルサスバイクを指していたのか、トライアルバイクを指していたのかはわかりませんが、どういう人たちだったんだろう。一度会ってみたいです。このエントリーを読まれたら、またぜひ来てみて下さい。

うーん。やっぱり「現実」にはならず「妄想」で終わってしまうのかな…。

最後は筋トレです。シュワルツェネガーの動画を昨日見たので、今日はフルレンジ・チンニングを行ってみましたが、左肩に問題を抱えているのでちょっときつかったですね。少し幅を広げてのチンニングは、握る部分が太くて安定しませんでしたが、前腕を鍛えるのには有効です。ジムのように部分部分の筋肉を集中して鍛えるのは難しいですが、複合的に強化できるのはいいですね。

筋トレ施設。ウソです。

筋トレ施設。ウソです。

私がここを離れたあとは、おじいちゃんがぶら下がっていました。うーん。やっぱりイイ遊具ですよ。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • おぉ・・・今日は(日替わりB定食の?)Prophet号ですね! こんばんは。

    しかし・・(笑) なんだか凄い玄関になっていますが?
    いゃ、こちらを訪問するようになってから、

    『数台あるはずのバイクは、いつもどこに置かれているのかな?』

      …と小さな疑問が・・・今日、謎が解けました (爆。

    Leftyのクセ・・は、何となく分かるような。
    以前、試乗会で一度乗りましたが、ちょっと普通の2本サスとは感触が異なりますよね。
    手放し運転がやりにくかったと記憶していますが、そうなのでしょうか・・?
    でも、あの軽快感やカッコ良さはいいなぁ・・・いつか、ゲットしたいです!

    あ・・無茶して、“ポテチ”しないようにお気をつけください…。

  • sadaさん。こんばんは。

    今日は久しぶりにProphet号でした。
    FRポジションのなんと楽なことか。この設定だとRize号にそっくりな感じですね。
    やっぱり好きです。このバイク。離れられません(笑

    > 手放し運転がやりにくかったと記憶しています
    確かに。今日Prophet号でやってみると、どっちかに流れます。
    ショップの人も、「これで手放しは難しいですよ」といってましたね。
    ただ、すぐになれてしまいますね。
    オーバーホールが終わってそんなに使っていないということもありますが、Lefty Maxの路面追従性はかなりいいです。
    あ、Leftyの世界に誘っているわけでは決してありませんので(笑
    結構面倒なフォークですからね。

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