ハードテール & Vブレーキ

今日は長男の高校への入学式。最終的に私立高校に進学となりましたけど、私が思った以上に「厳格」な印象でしたね。

彼が中学生のときの授業参観を見た感想は、私が中学校のときと比べてよく言えばフランク、悪く言えば無法地帯。これも時代の流れか、なんて思っていました。でも、今日の感じだと私が通っていた公立高校より厳しい気がしますよ。

長男のクラスの担任の先生は女性で私達よりずっと若い感じですが、すごくしっかりしていて力があります! 私も久々に先生に「指導を受ける」経験をしたような気がしました。

今、日本は東日本大震災の影響で危機的な状況を迎えていますが、その状況下での入学式です。今年の新入生たちはいろいろ思うところがあっての入学になっていると思います。今後の日本の復興、発展のためにしっかり勉強して、高校生活を過ごして欲しいと思います。

入学式が終わったあと、ふと思い立って子供が乗っていたMTBの整備を行ってみました。彼はシティサイクルに乗り換えたので、もう相当の間乗っていません。ちょっとパーツ交換してみました。

  • ステム → Ransomについていた50mmタイプに
  • ハンドル → FSA XC カーボンに
  • ブレーキ → 左右逆に
  • タイヤ → KENDA BLUE GROOVE 2.35に (チューブも2.35対応に)
  • サドル → SCOTT Ransomのサドル(VELO)

という感じです。

Vブレーキは調整が非常に難しいですね。一度調整してしまえばやはりディスクブレーキのほうがずっと楽です。

2.35インチのタイヤは残念ながらフロントディレーラーに干渉します。なので、インナーリングは使えません。それ以外は不具合はないかな。

でも…。

Gary Fisher Marlin

Gary Fisher Marlin 2003

ここを普通に下ろうと思ったら、私の場合かなりの努力が必要なことが分かりました。

まずはVブレーキの制動力。油圧ディスクブレーキだと軽く人差し指に力をかければ十分な制動を得られますが、Vブレーキはもう少し大きな力を入力しないといけません。感覚が分からず、今日はちょっと怖かったので2パートに分けて練習しました。真ん中の斜めに下りる部分を下りたあとにコースを整えるのが難しいためです。

前半の間隔が広い段差部も少し難しい感じがしましたが、後半は大きな段差が何段も続くので、ハードテールだとすごく下半身を使います。バランスは良かったですけど、そこそこの衝撃を感じました。

80mmのフロントサスペンションは意外に不足感もなく、OKな感じでした。

フレームサイズXS

フレームサイズXS

フレームサイズが小さいので、難しいセクションでのコントロールはしやすいかもしれません。ただ、ある程度漕げるようにするためには、シートポストの長さが足りず、サドルを十分な高さにはできません。

桜

例年のこの時期は人で賑わう公園ですが、今日は本当に人が少なかったです。もちろん、天候が不安定という要素もあったと思うのですが、自粛の影響もあるのではないかと思います。過剰な自粛は、大震災の前から沈んでいた日本の経済を沈滞させる可能性があります。確かに、今は私も心から楽しめなかったり、一つ行動するために大きなエネルギーが必要だったりすることが多くなっているので、できる限り普段の生活が滞らないように活動していこうと考えています。

ここはちょっと怖かった

ここはちょっと怖かった

この階段は、途中バランスを崩しかけてちょっとヒヤッとしました。

やはりロングストロークのフルサスに慣れすぎて、体が甘えているんですかね? 体力も使うし、動作はスムースさが欠けていました。里山に持ち込んだらどうかなあ、と思いましたが、今はこれは全く乗りこなせないでしょうね。

技術を保つためには、時々ハードテールに乗ってあげなければいけないと思いました。フレームを一つ入手して、Marzocchi 55 ATAをオーバーホールして組み込んで、Ransomのホイールの残骸をインストールして…なんてやってみるのもいいかなあ。

今回バイクが自立していますが、スタンドがついているのです。激しく乗る場合は危ないのでしょうが、立てておけるので便利でした。

今日はSONY Cyber-shot DSC-HX9Vを試したかったのですが、雨が降る可能性があったので古いCanon IXY Digital 50を持って行ってみました。小さいので携帯性はこれが一番いいですね。でも、暗いところはノイズがすごい。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 最近の子は甘やかされてる感がありますので、『厳格』すばらしいじゃないですか。この4月に入学される子供達は、忘れられない入学式だと思いますよ。ご長男君頑張ってください。
    本題ですが、HTはなかなか難しいですよね。フルサスは、Bikeがある程度フォローしてくれますので。
    icoさん、折角ですからこれを機会に公園ではサドルも取っ払ってトライアルに目覚めては如何ですか?

  • Paraさん。こんにちは。
    コメントありがとうございます。先生が、「1学期、きっちりシメますので、よろしくお願いいたします」みたいなことをおっしゃっていました。
    これからしっかり鍛えられていくことと思います。

    > HT
    やっぱり難しかったです。バイクのフォローが少ないのがはっきり分かりました。

    > トライアル
    やってみたいですけどねぇ(笑。まだ、スタンディングもできないし、フロントリフトも十分に行えません。
    なんかまだまだ先が長そうですよ…。
    でも、この年からトライアルの技術がこなせるようになるなんて、夢はありますけど(笑。

  • 御長男の御進学おめでとうございます
    若人の歩まれる道に幸多きことを、お祈りしております

    お兄ちゃんの Gary Fisher号は、いつか弟クンが駆られるのでしょうか?

    DHに AM・FR MTBと HT MTBを比べてみれば、新幹線や飛行機で行ける時代に
    東海道五十三次を、わざわざ珍道中な膝栗毛をするようなモノかも知れない?って
    言われたコトがあります、そのアドバイスを無視して屍ブランド乗りになりました (笑

    車体が宙を浮くギャップや、拳大の石が転がった未舗装路が 20km以上続く下りを
    ヒャッハーする広葉樹原生林の林道でも、私を含む XC組は「下りで脚が痙ったw」と
    ゲラゲラ笑いつつ集合場所に戻ってきたりしました、登坂でもダブルサスペンションな
    仕様のほうがガシガシと勢い良く踏めるので、長距離になるほどイイような気もします

    今年も来週に開催をされる緑の高原 DHでは SCOTT Voltage号が優勝をしちゃったり
    Jシリーズのトップライダーが集う DHレースで「いまの・・HT MTBぢゃない?」って
    眼をゴシゴシさせてくれる “輪聖 加納慎一郎” Proのような変人 (失礼!)もいますので
    変態の編隊みたいな HT MTBの楽しみを、愉しまれてみるのも良いのかも?しれません

      ∧∧∧
    ヽ(゚∀゚)ノ びば VooDoo HT♪・・・・とりあえず AA置いときます

  • 赤が好きさん。ありがとうございます。昨日はなぜか柔道部の体験をしてきたようです。
    でも、いろんなスポーツに興味を持って体験してみることはいいことですね。

    GaryFisher号は長男が4年生の時に買ったものです。6年が経過して次男も4年生になったので乗せてみましたが、まだ足が全然届かない模様。次男坊は体が小さいですからね…。

    > わざわざ珍道中な膝栗毛
    ですね(笑。
    エンデューロでいい成績を出したくてVertexを入手したのにProphetの方が全然楽で、その結果乗らなくなって手放すことになりましたので…。

    > SCOTT Voltage号
    もちろんフルサスと比べたら大変だと思いますが、下りには適したHTに感じました。
    密かにスチールフレームを手に入れて、Marzocchi 55 ATAをインストールしたいと考えていたりします。
    ただ…。公園周りをちょっと走っただけで翌日腰など痛かったので、すぐにあきらめそうな気もしますけど…。

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