心のリハビリ、再開

…といっても、私の場合はMTBがらみの「恐怖症」のほうですが…。

Ransom号を手に入れたので、これを使ってリハビリライドを開始することにしました。

一番長い坂

一番長い坂

急坂各種

急坂各種

SCOTT RANSOMはオーバースペック気味

SCOTT RANSOMはオーバースペック気味

一連の写真の場所は、怪我のあと徐々に怖くなって下りられなくなっていた場所です。今日は心を決めて怪我の前に普通に下りていた場所を「普通に下りる」ことを試しました。さすがに160mmクラスのScott Ransom号なので、余裕ありますね。この程度の長さの下りだと若干オーバースペック気味かもしれませんが、恐怖心を感じずに下りられたことは自信回復につながったと思います。

1月ごろまではあらゆる面で自信に満ちあふれていたのに、ここのところいろんな面で自信喪失気味でした。「年齢による衰え」が自分を変えてしまうのではないかという漠然とした不安です。これについては、MTBで失敗を繰り返すようになったことがひとつの大きな引き金になっていました。

曲がりなりにも今回この場所を普通に楽しめたことで、その原因のひとつを取り去ったことになると思います。

土手を走ったRansomの印象ですが、 1号機が細かいバランスを取りにくかったのに対し、一回り小さい2号機は逆でした。重心も低いので、低速になるとProphet/Rizeより扱いやすかったかも。でも、地面が湿っていた今日は2.35inchという太いタイヤに助けられていた気もします。

ちょっとフロントフォークが弱い

ちょっとフロントフォークが弱い

この階段の高速駆け抜けも試しました。サスペンションの設定を試すのに最適だからですが、やはり予想通りMarzocchi All Mountain 4 160mm 20 Axleは車体全体から見たらボトルネックになりそうな感じです。ProphetのLefty Maxはおろか、RizeのFOX FORX 32 FLOAT Rにも及ばない感じ。剛性は20mm AxleなのでFLOAT Rよりは高いと感じましたが、Lefty Maxほどではないと思います。ただ、必ずしも剛性が高くない32 FLOAT RのほうがAll Mountain 4より扱いやすい。今回適正サグを取っているのですが、あとで見てみたらFLOATと同程度かそれ以下しか動いていないのだから当然のような気もします。ボトムに近いところで急激に圧縮されたエアが反発し、それ以上はストロークしない感じ。対するLeftyやFLOATはボトムで急激に固くなることはなく、加えられた力に応じて徐々にボトムする感じ。

Ransom 1号機を購入したショップで、「All Mountain 4はRansomの完成車価格を抑えるために付けられたOEMフォークだから、ダウンヒルマラソンとかに使うならFOX FORX 36シリーズに換装したほうがいいですよ」と勧められたことを思い出します。

ポジティブエアとプリロードエアの設定がまだまだ出ていない可能性もあるのでもう少し試してみようかと思います。購入店でも、「Marzocchiの設定は、FOX FORXより難しいです」と聞きました。

それに、このフォークに問題があるわけではありません。あくまでももっといい物があるというだけの話で、このフォークが壊れるほどの乗り方を私が出来るわけでもありません(笑。今各ショップでFOX FORXがセールになっていますけど、なんとかこの誘惑に耐えてAM 4フォークをもうちょっと使ってみたい、と思います。

さらに場所を移します。

Rize号ではちょっと怖かった階段

Rize号ではちょっと怖かった階段

Rize号ではちょっと怖かった階段です。リア165mmのRansom号はバランスが取りやすく、楽ですね。

隣に面白そうな「沢」を発見。

沢(下から)

沢(下から)

沢(上から)

沢(上から)

いいですねぇ。低速で安定するRansom号なので、いつか試してみたい気もします。転けたらヤバイですが。

最近Ransomの動画を探していてこんなものを見つけました。

(リンク切れ。山の頂上から岩だらけの斜面をテクニカルに下りていく映像)

特に上の動画なんかは「クレージー」って言いたくなりますけど、自分のテクニックに揺るぎない自信があるのでしょうね。高速系のクレージーはよく見ますけど、若干トライアル的なクレージーもなかなか衝撃的です。この人は、Ransom (Limited?)にダブルクラウンのフォークをインストールしています。私の場合さすがにそれはきつそうですけど、やはりごついフォークが欲しくなります。もうひとりはCannondale Geminiのようです。

今度低速バランス系の練習、上の写真の沢の部分で試してみましょうか…。とりあえず一回里山に行ってから試します。怪我をするとまた行けなくなるので。

でも165mmクラスのRansomを再入手できてよかったと思います。私のつたないテクニックを大幅に補ってくれますので。上達を犠牲にするかもしれませんけど、楽しく乗れるのが私にとっては一番のようです。今年はしみじみそう思いました。

公園内で一休み

公園内で一休み

S山自然林。以前はこの下に80cm〜ジャンプドロップがあったのですが…。

S山自然林。以前はこの下に80cm〜ジャンプドロップがあったのですが…。

今日は懐かしいバイクであるRansom号を駆り出したということで、結構いろんな場所で乗って遊びました。Judgeと違って登ったり担いだりもとりあえず可能ですし、いろんな遊び方が出来そうです。

さて、GW中には里山にも行けそうな予定。富士見も考えていたのですが、もうちょっとあとにずらしましょうかね。

…今日の写真。Cannon IXY Digital 50のJPEG画像をRAWと同じように調整してみたのですが、ちょっとなんかいやらしい感じの色合いになりました。もっと研究せねば…。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • タイトル読んで『何事…?』と・・あ,こんにちは~。
    確かに,下りの恐怖はありますよねー。最近,こっちも下ってません(苦笑)。
    あ・・脚が吊ったので,登りもダメか・・・(沈)。
    年齢はことごとく感じますよ・・・あはは・・・。

    パーツの換装後も調子良さそうですね。でも,20mmアクスルなのに,ヨワイんですか? (疑問)

    そうそう,いつも感じるんですが・・(↑)のS山自然林。
    いつも人が少ないような・・・時間帯って訳でもなさそうですし,良い場所だな・・と。
    こっちはもぅ,日が昇ると訳が分からなくなっちゃいますよ・・えぇ。
    ぼちぼち新規開拓しないとダメかな?

  • sadaさん。おはようございます。朝もお早いですねぇ。
    私も普通は寝ているのですが、今日は早朝に家族を送り出したもので、若干早起きです。

    > 下りの恐怖
    怪我してから何回かリハビリで練習はしているんですが、日を追う毎に怖くなり、ここ4-5回は上のほうであきらめる日々が続いていました。
    昨年の骨折のときはこんなことなかったのですが…。

    > 20mmアクスルなのに,ヨワイんですか?
    ヨワくはないと思います。ただ、どうしても1号機に付いていたインナー径の太い36 TALASと比べてしまうと、というのはありますね。
    Marzocchi 888 RC2, Lefty Max SPV+(Alloy, Carbonとも), FOX FORX 36 TALAS Rは各種ダウンヒルコースで乗り比べた印象ですけど、Marzocchi All Mountain 4については、高峰山ダウンヒルコースでしか乗っていません。
    なので、現段階で「AM 4ダメ」って言ってしまうとちょっとかわいそうかも…。
    近日下りフィールドに行く予定ができたので、ためしてきます。

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