走行ライン選び

3連休は中日に完全休養したので、最終日くらいは、と思っていたのですが、15:00に消防設備点検が始まり、出鼻をくじかれました。そのあとTVで再放送されていた「家政婦は見た」に見入ってしまい、「おお、白石まるみさん、かわいいなあ」なんて言っているとあっという間に16:00。

消防設備点検対策で外に出ていたCannondale Prophet号で公園方面に出かけます。ただ、時間がないのと、Prophet号がまだフラットペダルのままなので、神社裏で遊ぶことにしました。

今日こそは、とは思う段差ですが、今日もまた行くだけは行くんですけど、やはり着地のイメージがどうもわきません。走行していると崖下のほうからMTBを持ち上げて来る人が…。それはTさんでした。

昨日も軽く練習されたようですが、今日は新しいラインも試されたそうです。

斜面を下りるライン

斜面を下りるライン

私がいつも下りるのは(Vertex号で前転したりしているのは…)Aのラインです。素直な障害物のないラインで、最後に左の木を割けるように左に曲がり、一番下まで抜けていきます。

それに対して、Tさんが試されていたのはBのライン。写真ではわかりにくいのですが、入り口に2段階の段差があり、その間が凹んでいます。2つめのほうが斜めに走る浮いた根っこになっており、失敗するとこの凹んだ部分に前輪が挟まり、さらに根っこに沿って前輪が斜めに滑るのでちょっと目も当てられないことになりそう。少し加速し、フロントを持ち上げ、飛び越えるようにする必要がありそうです。

さらに、2つめの根のところは20cm以上の段差になっているので(原寸表示でよく分かると思います)、根っこを飛び越えたらそのまま斜度30度後半程度と思われるこの斜面にランディングしていかなくてはいけません。

私は上から覗き込みましたが、思ったよりも根っこが複雑で段差もあります。よくこんなところを飛んだなあ。でも、ライドの最後に、結構真っ暗になったここをTさん、飛んでました。勇気あるなあ、本当に。高感度映像でざらついていますが、しっかりムービーに残したので、私もちょっと勉強させていただいてから飛ぼうと思います。

あとからムービーで確認しただけではわかりにくいのですが、実際に目で見ているとかなり恐ろしい場所で飛んでいます。第一ここに、高速で突っ込んだことなかったのでかなり新鮮でしたよ。

あとは、段差の隣の急斜度での蛇行レーン。実は私も走ったことがあるのですが、下の写真の3本目の矢印のところでいつもバランスを崩して挫折していました。

急斜度蛇行コース

急斜度蛇行コース

上の写真はTさんの後ろ姿です。こんな感じで先に2本、Tさんが走ってくれたので、2本目をムービー記録。最初の矢印のところに比較的大きな段差があってバイクが傾くのですが、Tさんはバランスを崩すことなく下りて行かれました。実際にはこの映像のあと、大きく左に切り返して狭い木の間を抜け、一番下で右に切り返したところで終了されていました。

私はこれを手本にチャレンジ。私は少し速いスピードで入ってしまったようで、3番目の矢印のところは後輪を滑らせながら左に曲がり、なんとか下まで下りることができました。4本目の矢印のあとにまたドロップオフがあるので、私はそこを通過したところでストップしました。ここでもうちょっとコントロール出来ていれば、私も一番下まで行けたかもしれないのですが、3番目のタイトなターンを曲がりきったことだけで有頂天でしたよ。

いやあ、こういう走り方も楽しいですね。いいバイクコントロールの練習になりました。

一番斜度がある場所でのライドもお互いに撮影しました。

Tさん

Tさん

この次の写真で顔がほほえんでおられました…。あ、勝手に写真載せちゃいましたが、大丈夫かな?

私

Tさんの映像を見ると、かなりの急斜面でも肘に余裕を持っていて、最後の段差のところでスッとバイクを押し出していたので、私もちょっと意識してやってみました。なかなかうまく行きましたよ。

今度はもうちょっと明るい時間にPanasonic DMC-GF1を持って行って、連写とハイビジョンムービーの撮影をしてみたいですね。

さて、最後にバイクを交換してみて、お互いのバイクに乗ってみました。

S-Works Enduro号、最初のコギだしの一発目からビックリしました。踏みが軽いのです。聞いたら15kgあるそうですが、乗っているとそれを感じませんでした。フロントフォークのFOX FORX VANILLAの感触がコイルということで良かったこともありますが、DHX Air 5.0を搭載したリアシステムの感触の良さも特筆すべきでした。根っこの連続とかを何事もないかのようにスタスタと超えてくれます。初動が渋い感じがするProphe号のリアとは異なり、Enduro号のそれはコイルのような感触でしたよ。一昨年秋まで乗っていたRansomが同じ160mmクラスのバイクだったのですが、その感触を思い出しました。タイヤがMibroだからか、この場所ではRasnom号より進みがよく、また軽く感じました。しかし、やっぱりアレは残しておけばよかったかなあ、と今になって思う次第でした。

ちょっと飽き気味だったこの場所も、「新ラインの開発?」でまだまだ走れそうで走っていないラインが一杯あることが分かりました。

Tさん、また走りましょう。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (4件)

  • 昨日はProphet号に乗せていただきありがとうございました。
    異次元の進みっぷりにほんとうに驚きました!

    写真についてはお任せします。あんまり高解像度だと恥ずかしいですけど(笑

  • Tさん。こんばんは。

    無許可で掲載、すみませんでした。とりあえず顔が見えていない写真だったし、カッコイイのでGo! しました。
    Enduro号こそ、15kgとは思えないコギの軽さでしたよ。
    Prophet号にFOX RACING SHOX DHX Air 5.0を付けてみたくなってしまいました。
    前にも先輩ライダーのDHX Air 5.0搭載バイクに乗せて頂いたことがありますが、やはりこのサスペンションはいいですね。

    また走りましょう!

  • どうも、こんばんはー。
    いゃあ、いいですね! 走行会…あ、試乗会? ができて。
    乗り比べができるのが羨ましいですね、以前は同僚ともやってましたが・・最近はダメだし。
    最近のバイクはコギだしの軽さが良いみたいですねぇ・・
    昔のスペシャ=FSR eliteなんか、ず~っと重いままで…(爆死)。
    いやホントに良い時代になりました。

    しかし・・ココの下りはいつ見ても怖い・・・お二人ともテクがあるので良いんですけど、
    私が下ると確実に “崖の下のポニョ” になるなぁ・・(ぼそ。

    ・・・で、icoさんはRasnom号の再ゲットですか? (笑)。

  • sadaさん。こんばんは。コメントありがとうございます。

    > 乗り比べ
    そういえば、乗り比べは久々でした。
    スペシャは以前、私の師匠的な先輩ライダーさんのDemo9と私のJudge号を富士見のCコースで乗り比べたことがありました。
    二人とも左前・右後ブレーキ設定でしたので思いきり乗れましたが、やっぱりこれもリアがすごく工夫されたもので、またキレが良かったのを覚えています。
    セッティングの好みもあるでしょうが。
    Enduro号もリアの動きがProphet号と比べると格段に良かったです。コイルサスみたいでしたね。
    上記の写真のような「がーん」と来る場所では、きちんとストロークを有効に使っているようで、ストロークの最後の部分を使い切れないProphet号とは違いました。

    > “崖の下のポニョ”
    ははは。いやいや、私も実は何回も“崖の下のポニョ”になってしまっていますよ(笑。

    > Ransom号
    1台目を買ったトレイルストアさんにも今はないのかなあ。前は完成車とフレームがそれぞれ出ていたんですが…。
    次はibis mojo hdに行きたい今日この頃です(苦笑。

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