完璧に近づくRize

Rize Carbon One

今日はとてもうまく行ったところと、全くうまくいかなかったことが半々という日でした。

うまく行かなかった出来事はいったん置いておき、うまく行った方を。

cannondale rize

仕事が終わってすぐ、Rize号のスプロケットをSHIMANO CS-M9001 11S 11-40Tに交換しました。Rize号のドライブトレインは特に調子が悪かったこともあって、その解決を図るためです。

CS-M9001

YETI SB66CのスプロケットをCS-M9000に交換した際にも書きましたが、XTR 11速のスプロケットについては、最大40Tまでしか用意されていませんでした。そんな中で、これまではE-thirteenの最大44Tや、46Tのスプロケットと組み合わせてきたため、もしかしたらせっかくのXTRが調子を出せていないのではないかという疑いがありました。

スプロケットの交換でYETI SB66Cの調子が良くなったので、Rizeにも同じ変更を入れることにしました。ただ、両者に適用したXTRスプロケットの型番は微妙に違います。

https://www.bike-components.de/en/Shimano/XTR-CS-M9000-CS-M9001-11-speed-Sprocket-p46897/

こちらによれば、CS-M9000がフロント2枚のチェーンリングに対応するのに対し、CS-M9001はフロント3枚に対応している様子。まあ、これからフロントシングル以外でバイクを組む可能性は低いので、どちらであっても問題はないといえます。

この40Tというのは今から考えれば微妙なサイズで、乗り方によってはフロント2枚にせざるを得ない構成といえそうです。これでは、当時のShimanoの対応がちょっと中途半端だった、と思われても仕方がないですね。MTB向け11Sのリリースが遅れたことも大きな理由でしょうが、現在のMTBシーンではSRAMに大きく水を開けられる結果となってしまいました。

この機会に手元にある3つのスプロケットの重さを測ってみました。

CS-M9001

まずはCS-M9001。全くカタログ値通りの330gで、さすがShimano、と言ったところです。40Tということで軽量ですね。ちなみにCS-M9000は331gだそう。

CS-M8000

次にSHIMANO CS-M8000 11S 11-46T。こちらは450g。カタログ値では437gとありますが、歯の構成などによるところ、汚れが残っているところでの差があるかも。XTRと比べれば120gも重くなりますが、46Tスプロケットとしてはどうなんだろう。42Tとの差がカタログ値ベースで3gしかないから、それほど大きな影響はないのかな。

T TOOYFUL 11-46 T

最後に、これまでProphetやRizeで使ってきた、T TOOYFUL 11-46 T。360g。カタログ値359gだから、汚れを落とせばカタログ値通りでしょう。CS-M9001と比べて30g程度重いだけで、46Tであることを考えるとかなり軽量であるといえます。優秀ですね。

CS-M9001

とりあえず、CS-M9001に換装してみて、リアディレーラーとチェーン長を調整しています。

https://si.shimano.com/pdfs/dm/DM-RD0004-08-JPN.pdf

マニュアルによれば、チェーンの長さは最大チェーンリング、最大スプロケットにかけた状態に2リンクとなっていますが、この長さだと微妙に不安があり、4リンク長い状態となっています。

それでも、スタンドに掛けた状態でのチェックでは変速が完璧に決まるようになりました。チェーンスタビライザーをアンロックしていると、やはりシフトフィールはかなり向上します。私が9速から11速に買えて、急にシフティングが固く感じられるようになった理由のひとつはここにありそうです。もちろん、SB66Cで使っていた10SのSAINTはスタビライザーを入れてもソフトなフィーリングでしたので、やはりシフター側にはなんらかの仕様変更が入っていますね。

新折り返し地点

Rizeはベランダに置いているためなかなか頻繁に出せない状況でしたが、久々に乗るとやはり路面追従性や衝撃吸収性がずば抜けているように感じます。Lefty Max PBRはもちろんのこと、やはりリアのリンクが意外に考えられたものであったのか。

rize

とはいえ、近郊トレイルの下りは大丈夫だったけれども、常設コースの下りとかはどんな反応になるか、不安要素はあります。

cannondale rize 140 carbon 2010

というのも、cannondale rize(rz) 140 carbon 2010で、2012/07にふじてんに行ったときにかなり怖い思いをしたからです。この写真はふじてん行きの前日にタイヤをcontinental rubber queen 2.2という、かなりエアボリュームの多いFR系のタイヤに換装したときのものです。

そういう準備をしていったのに、ふじてんでは前に投げ出されそうで仕方がありませんでした。Sサイズであること、超軽量であること、などいろいろと理由があったでしょうが、私がバイクと一体になれずに、バイクも地面を捉えきれていないような印象がありました。

また、その年暮れの秩父でのトレイルライドでも、下り走行中に突然前転したことがありました。

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この140モデルはピーキーすぎて難しかったところがありましたが、現在所有しているRize Carbon OneはMサイズでもう少しゆったりしている感じがあります。前よりは乗れるようになっているのかな。

Rize Carbon One

少なくとも、近郊トレイルで比較的道がいいところではRize or Prophetが最強です。

完全に変速が決まる

さて。今日のスプロケの換装ですが、大正解でした。ライド中終始、完璧に決まっていました。また、YETIのときもそうでしたが、シフターの硬さや引きの重さが和らいだ感じもします。やはりXTRは40Tまでが良く、チェーンの長さも適度になることによって、シフトフィールは変わるのかも。最寄り里山の急なアプローチの登りとかは、少々きつくなるかもしれませんが、もともと40Tは使っても46Tはあまり使っていなかったので、きっと大丈夫…。

すみれ

今日の夕食は、妻が外出だったので、セブンイレブンのチンする「すみれ」。カップ麺も美味しいですが、このチンするシリーズはさらに美味しいですね。すごいもの考え出したな。

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