ようやく試せた

妻が玄関周りを清掃していて、「これ、どうすんの?」と差し出したもの。存在自体を忘れていた、27.2mm対応の可変シートポストでした。

これ、買ってすぐ、正常に動作しないためお蔵入りにしていたものですが、さすがにもったいないなあと思って、ピン周りを分解し、調整してなんとか3段階に引っかかるようになりました!

Climb

Climb

Traction

Traction

Descend

Descend

FOX D.O.S.S.のように、3段階に固定できます。

しかし、この MARS Mechanical Drop Seat Post 、きちんと動作するようになるまでの調整が大変でした。

シートポスト後ろにあるレッドのパーツの中にピンが入っていて、レバーを引くことでこのピンがインナーチューブの孔から抜けて、動くようになっています。

上下の際は、孔から孔に移動する間はレバーはガクガクになりますが、ピンが孔にはまったときにワイヤーが張って、レバーが抵抗を取り戻します。今まではワイヤーを少し張りすぎていたのと、アウターチューブの孔とピンの位置がわずかにずれていて、完全に固定できるまでピンが伸びなかったのではないかと思います。

操作レバー

操作レバー

スプリングはエアではなく金属で、一番下に固定された状態からピンを抜くとものすごいスピードで一番上まで反発します。気をつけないと、股間を強打しますよ。

でも、今回のようにワイヤーの張りを適切にして、孔の位置を調整してみたら、固定力はなかなか強いようです。

上げるときに腰を完全に浮かせていると、スプリングの力が強くかかっているせいか、かんたんには解除できません。逆に下ろすときは、体重を強くかけているとピンが抜けにくくなります。つまり、上げるときも下げるときも、サドルに適切な荷重をかけておかないと、スムースに移動してくれません。

Cannondale Prophet + MARS Mechanical Drop Seat Post

Cannondale Prophet + MARS Mechanical Drop Seat Post

結構クセがあるので、crank brothers joplin 4rのようには使えないのですけど、まあ、使えないことはないかな。

これを付けたことでProphet号はずいぶん重くなった印象です。また、公園周辺はどこも工事中で、わざわざサドルを落とすことが必要な場所がほとんどありません。なので、このまま装着しておくかどうかは微妙ということもあり、ワイヤは仮留めにしてあります。実際、3月のトレイルでもほとんどサドルは高いまま走って、少しハードになるトレイルでも3cm程度しか下げませんでした。Prophetに可変シートポストが必要か、というとちょっと微妙かもしれません。

ただ、コーナリングなど、サドルが高いのと低いのでは印象もポジションもかなり変わるので、新鮮ではありましたね。

ワイヤの付け根は曲がりやすい構造になっています

ワイヤの付け根は曲がりやすい構造になっています

このシートポストは、アウター側にワイヤーが付くので、シートの上げ下げでワイヤーの位置が変わることはほとんどありません。反面、取り回しが窮屈になるのですが、ワイヤーの付け根には無数の折り目がついていて、曲げやすくなっています。上の写真を等倍で見るとよく分かると思います。

フロント周りがちょっとうるさくなりました

フロント周りがちょっとうるさくなりました

Rize号のようにフロント周りのケーブルが増えてうるさくなった印象です。また、赤のワンポイントが増えましたけど、モノトーンにまとまっていたProphet号には若干違和感を感じてしまいますよ。

武蔵野園さんの前でくつろいでいると、久々にcommençal-sさんにお目にかかりました。実際に会うのは久々ですけど、DHIワールドカップの結果や、新モデルの情報などを結構メールで情報交換しています。先日のワールドカップで使われたダウンヒルバイクなんかについても、commençal-sさんはすごく情報を持っているので、いろいろと聞くのが楽しかったりするわけですが、反面、新しいものが次々と欲しくなってしまう(苦笑。

武蔵野園さん前でくつろぐ

武蔵野園さん前でくつろぐ

今日は、バイクサイズが大きめと小さめではどう違うのか、とか、重量が軽めなのと重めなのではどう違うのか、なんて話にもなりましたけど、commençal-sさんはこのあたりの観点が的を射ていて、すごく勉強になりました。なぜ、私にとってProphetのMサイズがSサイズよりもよかったのか、なども明確になったような気がします。

サイズが大きめ、というか適正だと思うのですが、そういうバイクであれば、カラダを動かせる範囲が拡がって、無理なく調整できる範囲が広くなるんですね。Sサイズのときは範囲が狭くて、閾値を超えやすく、バランスを崩したり前転したりしていたわけだ。

そういえば今日はサトザクラが満開でした。

Prophet + サトザクラ

Prophet + サトザクラ

サトザクラ

サトザクラ

さて、4年おきのリズム。今年はどん底のリズムということで、あらゆる回避策を講じているのですが、ことごとく裏目に出ます。ただの偶然リズムだと心のどこかで思っていたのですが、ここまで酷いと、本当になんかあるのかな、と思ってしまいますよ。仕事中は集中力を保っていても、離れると違う電車に乗ったり、バスで寝過ごしたり、乗るべき電車をパスしてしまったり。また、対人トラブルが続いたり、自動販売機におつりを残してしまったり。一体何なんだろう。あ、これらは全部自分のミスか(苦笑。とにかく変なミスが「非常に」多い。きっと自分にも原因があると思うのですが、今年のやつはそれだけじゃないですよ。

今週は、義母の弟さんが亡くなりました。2001年に義父が倒れたとき、病院のある町の宿を手配していただいたりしたことがありました。

先週、義母の納骨で郷里に残っていた義兄が、思い立って会いに行ったときは集中治療室にいたらしいのですが、あまり自分から会いに、というタイプではない人が時間をかけてでも、待たされても会いに行ったのは、もしかしたら天にいる義母からのお告げだったんじゃないかって、妻は言ってます。叔父さんは奧さんの介護のため、義母の葬儀にも出られなかったのですが、代わりに息子に、弟に会いに行ってもらったんじゃないかと。

意識不明だった叔父さんは義兄の問いかけに目で合図をしたということで、看護師さんが驚いたとのことでした。その日のうちに叔父さんは亡くなってしまったのですが、最後に義母の息子と弟は挨拶ができた、と言っていいんじゃないでしょうか。

不幸も続き、自分の周りでも不愉快な出来事が続く2014年ですが、2回前の底のリズム、2006年にはお祓いをして好転したことがありました。今回もそうすべきかな? ただ、お祓いのとき、私の隣にいたお母さんがいきなり赤ちゃんを落とす、といったトラブルがあり(怖、厄を移してしまったのかなあ…と申し訳ない気持ちになったのでしたが。

散る花びらを捉えた一枚

散る花びらを捉えた一枚

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • 本日は遅くまでお付き合いいただき
    ありがとうございました。
    山行きの計画を実現させたいですねぇ。

    • commençal-sさん。こんばんは。
      こちらこそありがとうございました!
      車重が軽いと、ブレーキをかけている時間が短くなるなんて、考えたこともなかったですよ。いつも適当に乗っていました(笑。
      バイクサイズの話なんて妙に納得です。実際に、私もそうなりましたから。以前、commençal-sさんご自身が「もう少し大きめのフレームがほしい」といっていたのが一つのきっかけでした。

      山行き、ぜひ予定を合わせましょう。

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