Lapierre Spicy 216を入手したとき、保証書と防犯登録証くらいしか付属してこなかったので、
「ううむ。Lapierreはショボイなあ。Cannondaleとかだとパーツの説明書まで全部付いてくるのになあ。東商会さんは付けない方針なのかなあ」
なんて漠然と思っていました。しかし、それは間違いだった!
今日の夕方、バイクショップから電話がかかってきて、
「すみません。ショップのレイアウト変更をしていて、Lapierre Spicy 216の付属品がディスプレイ台の裏から出てきまして…」
みたいな説明を受けました。やっぱりそうでしょう。
「サイコンやフォークのプリロードを調節するシムなど、いろいろ付いています」
とのこと。そう、本当のLapierre/東商会さんはきちんとしていたのです。ショップさんが忘れていただけなのです。まあ、気づかない私も何なのですが。
ただ残念なのは
「お持ちします」
とか
「お届けします」
とかではなくて、
「取りに来て下さい」
なんですね。自転車のショップはそういう殿様商売体制を抜けることができないのでしょうか…。
で、取りに行ってきましたよ。
タッチアップ塗料まで付いてきました。これまでいろんなバイクに乗ってきましたけど、専用塗料が付いてきたのは初めてのことです。これはとても嬉しい配慮です。
Strada WirelessはすでにRansom号から移したものを使っていますが、これはLAPIERREのロゴ入りなんですね。これもまた嬉しい限りです。販売員のおまけ以外で完成車にコレが付いてきたのは初めてでした。
ただ、Domainのプリロードシム、および説明書については残念でした。最初から付いてきたらそのまま残していたかもしれないのです。今の私にはリバウンドとプリロードの調整ができればそれで十分ですからね。
そして、ついにクラックが入っていたFOX FORX 36 VAN R 2006を外しました。
入手当時のRockShox Domain 302CLとカラーリングが似ていて、イメージが近づきましたね。これでサドルが白系だったらもうちょっといいかなあ、と思います。
できれば、リアディレーラーをシャドウ系にしてカバーをかぶせたいし、あとはクランクを見直したい気もします。
いずれにしても、ようやく里山や常設コースでシェイクダウンが可能な状態になりました!
Marzocchi 55 ATAはKONAのデモバイクから取り外したものらしいです。ステアラーが205mmと長いので(200mmのはずだったんですが)、上側がちょっと飛び出しますけど、コラムスペーサは余っていたものがたくさんあったので良かったです。
まだ走っていませんが、動作的にはVANよりDomainのほうに感触が近いです。Domainに比べると、インナーとシールのフリクションや引っかかりみたいなものを若干感じました。ここにWAKO’sのシリコンルーブを吹いたところ、とりあえずはスムースになったみたいです。VANのようなさくさく感はなさそうにも感じますが、リバウンド以外にTSTの調整も可能なようなので、ちょっと設定を詰めてみたいと思っています。
ATAは、125mm-165mmの範囲でトラベルマネジメントできるんですけど、調節が面倒くさい。かなり回転させないといけません。以前Ransom 壱号機にインストールしていたFOX FORX 36 TALAS Rのようにレバーを少しずらしただけで数センチ単位で変わってくれた方が楽です。昨年5月に奥多摩の舗装路を長く登ったときのようなケースでない限り、使わないような気がします。
最大トラベルは165mmと、5mm長くなりました。Ransom 弐号機だったら後ろも165mmだったので前後同じ長さだったんですね。
重量は、販売サイトでは2106gとのことですが、100g単位の体重計ではアクスルを含まずに2.2kg(スターナットは打ち込み済み)、アクスル込みで2.4kgとなります。結構重いじゃないですか。カタログ値は2206gとなっていますね。
ちなみに取り外した36 VAN Rはアクスル抜きで2.4kg(スターナットなし)、アクスル込みで2.5kg。多分100g前後軽くなった程度でしょう。おかしいなあ。400gも軽くなるはずだったんですが(苦笑。プレッシャーアンカープラグではない分は多少軽くなっているかな。
説明書類は一切無いので、設定の仕方がまだ分かっていません。今マニュアルをサイトからダウンロードしたところですが、OEということで、ATA設定ノブの形状が、サイトに掲載されている2008モデルとは若干異なるように見えます。ATAノブ形状だけでみれば、2009の55 ATA Microと同じ形状でしょうか。さくっとみた限りでは、設定はかなり難しそう…。
エアはデフォルトで適度かなという感じもしますが、あとでしっかりサグ設定をやっておこうと思います。
あとは、評判の悪いスタックダウンが起こらないこと、あるいは起こりにくく改善されていることを祈るだけですね。今思えば、Ransom 壱号機や弐号機に付いてきたMarzocchi All Mountain 4も、完全にフォークが伸びにくくなっていたから、あれはスタックダウンしていたんでしょうね…。後者はジャンクで処分するしかなかったのですよ。
今日は、半分不機嫌になりながら自転車ショップに向かったわけですが、ロードバイクをしげしげと見てきました。弐の槍さんに刺激を受けすぎています。
1台はやはりCannondale Super Sixですね。入門機で26万円台。これでフルカーボンですから安くなったものです。HMではないですが、ジオメトリやカラーリングは上位機種を踏襲しています。ただ、ショップに置いてあったレプリカカラーはどうも、好みに合わないです。
もう一つ以前から気になっているのが、めちゃくちゃ太いダウンチューブを持つFOCUS Cayo。こちらはSuper Sixと同じ構成で24万円代だったかな。レーシーなのはSuper Sixかもしれませんが、Cayoは名前がいい。佳代ちゃん、かよちゃん、カヨちゃん。きゃよちゃん。かいよちゃん。Cannondaleの助六君はもう使われているので、佳代ちゃんが良さそうな気がしてきました。
あ、い、いや。そんなこと言ってる場合じゃなく、頑張って稼がないといけませんよ…。
コメント
コメント一覧 (4件)
ちょっとご無沙汰していました、こんにちは。
(いぇ、日記は日々拝見しておりますので・・笑)
今週は業務が少しエアポケット状態ですので、
早朝ポタとかやってま〜す。(やっと?
Spicy号、またまたグレード・アップですね。
やはり、白サスの方が似合うような気がします。
仰るように、サドルも白だとイイ感じになりそうですよ?
専用のサイコンまであるのは良心的ですねぇ・・これはイイです。
・・しかし、ショップさんの対応は・・・(苦笑。
私も常々感じていましたが、どうも個人経営の自転車ショップは
商売ベタといいますか、敷居が高いといいますか・・。
初心者には売る気がイマイチ感じられないとか、
一見さんお断り! な雰囲気とか。常連さんは大切だと思いますが、
入店しにくい雰囲気はマイナス要因では無いかなぁ? と。
全てがそうではないですが、もう少し初心者開拓に力を入れたら・・
と思うことは多々あります。
(昨今のMTB不人気も、その一因になっているような?)
その点、自動車のディーラーには顧客管理・応対など見習う点が
多々ありそうですね。
金額が違うとは言え、自転車も高額商品ですから・・ねぇ。
まぁ愚痴っても仕方ないですが、ユーザー側の勉強意欲を
助けるようなお店になってほしい、この頃です。
色々とおまけ付いていますね。補修塗料が付いているのは、とても良いですね。自転車屋の店員には、逆に笑えてしまった。
Lapierre Spicy 216が正常進化してるのを見ると、フルサス欲しく成りますね。今年のフルサスは、値段も安く成ってるので・・・いかんいかん金が無いのに、物欲が・・・
スーパー6良いですよ。完成車で、7.4kgってめちゃめちゃ軽いです。ハイモッドよりノーマルの方が、丈夫みたいなこと言われました。助六くんの走りの軽さにメロメロです。
FOCUS Cayoも良いみたいですね。佳代ちゃんかぁ。良い名前だな(笑)
sadaさん。こんにちは。
お仕事のほうは年末からずっと忙しそうな状況ですね。
私は昨年、営業的に苦戦したので、忙しさのありがたみを見にしみて感じる今日この頃です。
でも、sadaさんも早朝ポタリングが復活できたようで、よかった!
> やはり、白サスの方が似合うような気がします。
ですね! 全体的に元に戻ったような感じですけど、見た目のバランスは一番取れているような気がします。
それにしても、設定方法がまったく分かりません。説明書もないので、どこをどのように調節すればいいのか。
少し硬めですのでエアを抜こうと思ったのですが、どこにバルブがあるのか分かりません。
Marzocchiのサイトから説明書を落としたのですが、2008年モデルの汎用的な説明しかないのですよ。
> ショップさんの対応
今回のショップは全国有数のチェーン店なんですよ。
その店舗は今年からMTBにも力を入れ始めるということでかなりの品揃えがあります。
DHバイクとかトライアルバイクとかも陳列されていたり。また近くに佳代ちゃんが置いてあったり。自転車の量販店、ですかね。
2004年のBianchi ML3も移転前のこの店で買いました。
> 自動車のディーラーには顧客管理・応対など見習う点が多々ありそうですね。
ですね。今回は正直に「付属品が見つかりました」と言ってくれた点には感謝したいと思います。
「気づいていないだろうからいいや」
なんて対応をされると嫌ですよね。
このショップの別の店舗で過去にLeftyのステアラーを注文したことがありましたが、対応が正直ひどいものでした。
Spicyを購入した店舗に今は勤務していますが、他のお客様に対する応対とか見ているとやはり(?)でしたね。「こっちは忙しいんですよ」みたいなことをお客様に言ってましたので。
ま、そんなモノなのでしょう。
MTB、お互いに楽しみましょうね(今、Rizeを手放したことをかなり後悔中…)。
弐の槍さん。こんにちは。
> 補修塗料
これはうれしいです。すでに地面側はいくつか傷が付いているので試してみようかなと思っています。
> 店員
前回の店員は接客中でしたが、その人はペダルを買った時など、「ピン、私が入れときましょうか?」なんて言ってくれて、一生懸命全部のピンをペダルにセットしてくれたりしたのですよ。
その時々のサービスは決して悪くはないとは思います。
付属品の件はイタかったですけどね(苦笑。
> 助六くん
おおっ。7.4kgしかないんですか!なんかちょっといじったらUCI規定を軽く下回りそうですね!
CR1が8.4kgでしたが、あれでも軽くて怖かったです。7.4kgって、半端じゃない。
もし佳代ちゃんにすると、多少いじってもそこまでは軽くならないような気がします。