久々に富士見

scott ransom

前回行ってからもう1年以上経ちますが、今年ようやく富士見パノラマスキー場に行くことができました。

今回は富士見に初めてSCOTT RANSOMを投入するということで、どんな感じになるかとても楽しみにしていました。去年、NさんのNOMADに乗せていただいて、オールマウンテンでも下りに強いものならかなり快適に降りることができると知り、その結果手に入れることになったRANSOMですから。
RANSOMはProphetより2kg近く重いと感じます。それでも、杉並区から調布までの15km程度の自走はそんなにハードなものではありませんでした。意外に、RANSOMはこぎ続けなければならない長距離ライドにも向いているのかもしれません。

師匠に調布でピックアップしていただき、富士見に向かいました。現地では初めてお会いするA氏、何度かご一緒しているH氏と合流しました。前日より泊まりがけだそうです。Aさんの車の装備がすごくて何でも揃っているのにびっくり。

午前中、Cコースからスタートです。私は1年ぶりということで、少し慎重になっています。前の三人も流して走っている感じですが、1本目の前半はどんどん離されました。フロントフォークがあまりストロークせず、「固いな」という感じもありました。前回は固さを感じなかったのですが、前回は知ったコースよりずっと地面が荒れていてハードだったからでしょう。後半は少し慣れることができて、離されることはありませんでしたが、前の三人が流しているのに対し、私は思いきりのコギも入れた全力でした…。
2本目に入るとき、フロントフォークのエアを抜いたおかげで、かなりラクに走ることができました。Aさんが感覚的に調節してくださったおかげで、これはまた別次元の乗り物に…。恐怖心はほとんど消えて、楽しさすら感じるようになっていたと思います。今回、Aさんにかなり面倒をみていただきました。
途中の区間、師匠のダウンヒルバイクに乗せていただきました。コレはもうすごかった! 生まれて初めて滞空時間をはっきりと感じるようなジャンプもしてみましたが、「怖くない」。RANSOMのときは飛ばないようにテーブルトップを膝で抜いて、バイクを押しつけて飛ばないようにしているのですが、師匠のバイクだとつい飛びたくなってしまったのです。着地もバランスよくできて、めちゃくちゃ感動したのでした。やはり、ダウンヒルバイクって、すごいなあ。しかしですよ。師匠は私のRANSOMに乗って私をグイグイ引き離してしまいましたが…。
昼食をとって、3本目はHさんのダウンヒルバイクに乗せてくれることになりました。以前高峰で少しだけ乗せていただいたことがあるのですが、漕げるバイクだし、すごいバイクでした。今回は上から下まで体験することができます。
Hさんのバイクは直前にリアの設定を変えていたので、ちょっと柔らかすぎる感じがしましたが、やはりこれはこれで別次元の乗り物でしたね。滞空時間を感じる「ふわっとしたジャンプ」をしても恐怖感より気持ちよさのほうが勝るし、着地も安定しています。もう、私はかつてないスピードで下っていたと思います。それなのにバイクが思った通りのコースを行っているので、全く怖さを感じません。前回は、直線で離され、コーナーでもっと引き離されてしまう、という感じでしたが、今回はコーナーを抜け終わると前走者に近づく感じで、私自身も上達をしているのかもしれません(実は、私の前にうまい人が見えていると、同じコースを同じように走るとうまく行くのです。一人で走っているときはもう少し迷いがあって、失敗することもありました)。
4本目はHさんの指摘もあって、リアサスペンションのエアを抜いてみることにしました。
Hさんのバイクのように柔らかくなって、Aさんは「抜きすぎかも」とおっしゃっていましたが、走ってみると確かに両輪とも若干柔らかすぎるような感じがしました。でも、その分コツコツ感はなくなって、より安定感のあるライドが楽しめました。4本目はRANSOMだったのですが、3本目のダウンヒルバイクで走ったときより速度が出ていたように感じました。でも、さすがに疲れていましたね。

この4本目の最後、Aコースの最後の部分に進んでみました。
このコース、めちゃくちゃ難しいですね。最初のガレガレのところで何度も転びそうになりながら降りました。
前回(2005年ですね)、Prophetで降りたときにオーバーランして激しく転倒したコーナーの直前にも大きめのドロップオフができていて、最初その場所だとわかりませんでした。怖かったですが、以前のようなイヤな怖さ?ではなく、スリルという感じでしたね。もう一回走ればきっと大丈夫だと思います。

今回は楽しかったですね。ダウンヒルバイクも2台乗せていただいたのですが、これには伏線があって。実は私もDHバイクを購入して、今届くのを待っているところなのです。これについてはまた後ほど。

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