白鶴門食鶴拳―秘拳

白鶴門食鶴拳―秘拳

おそらく『白鶴拳―少林禅寺正統』の著者の老師(先生のこと)ではないかと思います。
白鶴門の四大拳、「飛鶴拳(飛ぶ)」「鳴鶴拳(威嚇する)」「宿鶴拳(休む)」「食鶴拳(食べる)」のうち、食鶴拳にスポットを当てた書籍です。白鶴拳は、日本で太気至誠拳法を始められた故・澤井健一先生の老師が興した意拳(大成拳)にも大きな影響を与えたと言われますが、これらは激しい実践的な組み手を行う門派としても知られています。
やはり、当時習っていた詠春拳に似たところがある、ということでとても参考にしていたことを覚えています。今は絶版なんでしょうか? かなりの額まで高騰していますね…。
この書籍の著者である劉銀山老師は、この書籍以外にも、中国武術系雑誌で型や実技を公開されていましたが、型も分解もとても興味のあるものでしたね。

著者は漢方医ということもあり、いろいろな症状に対する漢方薬の処方が掲載されているところも興味深いところです。

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