負けた…

長男の50m走の記録が伸び悩んでいるみたいです。5年生のときに7秒台半ばだったのが、6年生で7秒台前半という感じで順調に来たのに、中学校1年生で5年生のときの記録に戻り、2年生でようやく6年生のときの記録を若干上回る、という感じですね。中学校1年生のときは、かなりひどいオスグッドの症状が出ていたので、調子が悪いのは分かっていたのですが、ほかに原因があることは明らかです。

本人から何も言ってこないので、私も放置していました。もともとなんでも自分でできてしまうので、人からのアドバイスを受けるのがあまり好きではないタイプのように見えます。しかし、いつまでもそんな姿勢は通用しないし、このままでは問題解決を伸ばしてしまうなー、と思って今日は口出ししてみました。

小学校から中学校に上がって大きく変わるのは、スタートの方法です。前者はスタンディング、後者はクラウチング。長男はスタートダッシュ型だったので、最初のスタートで記録を稼ぐタイプでした。去年の運動会でスタート姿勢が出来ていないことは私も理解していましたから、いままでのやりかたを一度やらせてみたあと、後ろ足の位置を変更し、再度行わせてみると、ようやくからだが前に倒れて飛び出すようになりました。これで明らかに速くなりました。

併せて、走り方が雑になり、肘を外側に開くようなクセが付いてしまっていたので、それも少しだけ修正。これで、中盤以降の速度を維持しやすくなります。

最初の走りを見て、まだまだ私は勝てると思っていたのですが、修正後の速度を見ているとちょっと危うい感じがします。でも、私自身彼がどれくらい速くなっているのか興味があって、一緒にスタートしてみました。

すると…。私は初めてスタートで彼の後ろ姿を見ながら走ることになってしまったのです。実際に競技場などで走るとまた条件は変わってくると思いますが、負ける確率のほうが高くなって来ていることは確かだと実感しました。私の場合、体重が65kg弱くらいが最も速く走れる体重なので、そこまで一度体重を絞ってから改めてぶつかってみようかな、と思いました。

かなり悔しかった反面、なぜかうれしかったですね。

こうやってひとつずつ子供に抜かれていくのか。

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