Cannondale Prophet Mullet

Cannondale Prophet 276 Mullet

今日はブルース・リー先生が亡くなって50年という日でした。

節目となる今年の命日も、るいちゅーぶさんがやってくれました。もう、森累珠さんにブルース・リー先生が乗り移ったとした思えない。未完の遺作である死亡的遊戯の結末の一つがしっかり描かれているので、是非最後まで見ていただきたい名作となっています。

我が尊敬するリー先生。いつも勇気を与えてくださってありがとうございます。

そんな節目の今日。

Lefty用の消耗品を受け取ったのですけれども、これはおそらくしばらくは使うことはないでしょう。いろいろ考えた挙げ句、Cannondale Prophetには昨日届いたヘッドパーツを使って、DVO Beryl D2を入れる決断をしたからです。まだフレームを傷つける前にFOX 32 Float 140 27.5も試しはしましたが、性能的に劣るのと見た目がカッコ良くないことからLeftyに戻す決断をしました。しかし、DVO Beryl D2であれば、少なくとも「Prophetに似合う」と感じたこともあり、これがダメならまた分解して長期保管にすることになります。

今回選んだFSAのヘッドパーツはトップ側がインテグラルです。このため、DVOのステアリングが短くても余裕を持って取り付けられました。

あと、ホイールについて26インチを入れるか27.5を入れるかで迷いました。以前、前後27.5を組んだときに結局は腰高になりすぎて、トレイルや常設コースで使えるようなバイクにはならなかったからです。でもリア側を26erにしたままのマレット仕様は試したことがありません。

そこで今回は一時的にYETI SB5cからフロントホイールのMavic XA Pro Carbon 27.5を借りてきて取り付けてみました。

どうでしょう? Leftyではないけれど、DVO Beryl D2が黒基調なので自分では凄くカッコ良くなったような気がします。ただ、ストロークが150mmで27.5ホイールを履いていることから、少しBB位置が高くなってしまうのがどう影響するでしょうか…?

今日はもう、乗った瞬間に分かりました。フロントヘビーになっているはずなんですがめちゃくちゃ走ります。ヘッドチューブの位置は上がってますけど、ハンドルマウント位置が低いのでその辺りでもバランスが取れているし、リアを26erで据え置いたせいか、以前前後27.5で組んだときほどの腰高にはなっていません。一瞬、YETI SB5cにそっくりだと思いました。下りはSB山近辺くらいでしか試せないのですけれども非常にいい感じで安定していました。

それに、フラットターンとかも非常に良く曲がる。ヘッドが倒れてホイールも大きくなっているのでアンダーステアにならないかと心配でしたが、今日はそれは感じられませんでしたね。あとはトレイルとかで走ってみないと分からないけど。

サドルを高くしても、低くしてもかなりいい状態なんじゃないかと思います。フロントが140mmだったらもう少しバランスが取れるかもしれませんが、もともとフレームジャンクな個体なので、もうこれ以上何を求めるのか、という感じですね。

夜ライドしただけの感覚では、おそらくこのProphetは過去一の仕上がりです。適当なパーツで適当に組んだだけなのに。

これにリアサスがもう少し年式が新しいものに変わることを考えれば、さらに化けるんじゃないかな? でも、2005年のManitou Swinger 3-Way Airもまだ十分に働いていますよ。

いったんこのMavic XA Pro Carbon 27.5ホイールはYETI SB5cに戻して、おそらくこちらには以前使っていたEASTON HEIST 30 27.5を組み込むことになると思います。しかし、ここまで乗れるようになってくると、ブレーキをもう少し下り向けのものに換えたいとかちょっとした欲が出てきてしまいますね…。

今後、このバイクもしばらくは他のバイクとともに併用していく形になると思います!

しかし、2005年発売のこのCannondale Prophet。正直、今日乗った感じではYETI SB5cとほとんど性能差が感じられないくらいの乗り心地と操作性でした。このバイク、どれほどのポテンシャルを持っているんだろう? まだまだ、上がありそうな予感すらします。

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