10年前の振り返り

ウィングヒルズ。山頂付近。

朝が眠いのは毎日同じですが、今日の仕事はだいぶ進んだ感じがします。

毎朝眠い理由は、深夜にバーチャルライドを楽しんでいるから。実際に外に出て遠出して活動するのが難しい分、バーチャルライドで少し走った気になっているのです。

バーチャルライドについては過去の自分たちの走りを見ることが多いです。というのも、うまい人たちの動画では自分とかけ離れすぎていて、バーチャルライドになりませんので(沈…..)。

それでも最近はたち兄さんなど、本当に速い人の走りを見て「バーチャルライド」ではなく「勉強」する機会も多くなり、自分たちの過去動画を見直すとさすがに遅く感じられます(苦笑)。が、ちょうど10年前のこの動画などは、ウィングヒルズ白鳥で行われるダウンヒルマラソンに向けての練習を行っていた頃で、私が一番速い頃だと思います。前を走っているのが私ですが、最近はこんなスピードで走る機会もなくなりました。

バイク機材が当時のものと同じ26erではエンジンと気持ちが落ちている今の状況では実現が難しいスピードかもしれません。いや、仮に今興味が高まっている29erとかに換えたとしても、今度はスピードを出して走る勇気が問われるでしょう(結局29erではなく、26erのcannondale rizeを導入することになりましたが)。

こちらは想定よりも好成績だった2010年のダウンヒルマラソン大会が終わったあとの、cannondale prophet 初号機のSサイズでの走行。このバイクはレース機でもあり、本格的にMTBに嵌まったきっかけでもあった機材で思い入れがありますね。

懐かしいな。ウィングヒルズ。ニードルベアリング・リセットが効いて、フォークがシュッと伸びていますね。よく見ると当時はハンドル幅が640mmの短いやつ。よくこんなので走ってたな…。

2つの動画を比べると1本目のほうが速いですが、最初に載せた動画がその日2本目のCコース走行だったのに対し、2本目の動画が朝1本目のCコース走行で流して走っていたことが大きいと思います。それでも、後に使ったDHバイクのJudge号と比べてトータルでは変わらない位の速度ではあるようです。

昨年もこのコースをLefty機で走りましたが、どうも私はLeftyと相性がいいようです。改めていうことでもなさそうですね。ダウンヒルマラソン系のレースでは20mm-25mmストロークの長いSCOTT RANSOMよりこのCannondale Prophetのほうが成績が伸びましたし。Leftyは、試走〜予選〜本番レースで1本走行するごとにニードルベアリングをリセットする必要があったりもしましたが、軽くて路面追従性がいい、いまでもかわいいヤツです。

次に富士見を走る機会があれば、YETI SB66Cを投入してみたいです。SB66CのフォークはFOX 150mmの2015年以降のモデルで、初動が極端に改善されていてLeftyと感覚がほとんど変わりません。Leftyより設定が細かくできて、年式的にもその他性能が改善されており、さらにはステムの長さも選べます。Plusタイヤも選べるということで、傾斜が強い常設コースでは今の私だとおそらくSB66Cのほうがより安心して、速く走れるのではないかと思います。

でも、次を走られるのはいつか。今日の東京都の感染者数は2日連続で過去最高を更新しました。緊急事態宣言が出た頃と単純に比較はできないですが、重症者が少ないとはいえ、これだけ急増すると中等症や軽症の入院対応や、軽症、無症状の受入施設の問題もそろそろ出て来るのでは…?

経済を止められると私も生きてはいけないので、バランスをとるのは難しいですが、ウィルスとのいち早い共存を目指していくしかなさそうです。

新型コロナだけではなく、気象、地震、世界情勢など、日本も世界も大きな危機を迎えています。そんな隙間を縫って、頑張って生き残っていくしかないです。そんな中、MTBは私の不安の隙間を埋める、最大レベルの癒やしになっているかもしれません。MTBにも、それを紹介してくれた人にも、一緒に活動してくださった方々にも感謝いたします。

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