Apple MacBook Pro 2.16 Duo/17/1G/256V/120G/SuperDrive DL/Gigabit/AMEx/BT/DVI[MA092J/A]

少し前、大量のMicrosoft Officeドキュメントを作らなければならない事情があって、Windowsが動くSXGA以上の画面サイズを持つPCの必要性を感じるようになりました。
ときを同じくして、富士通からIntel Core Duoを搭載したA4サイズの親指シフトノートパソコンが出ました。親指シフトモバイルを入手した表参道のアクセスさんから購入しようと思い、見積もりをしてみたのですが、見積もりではIntel Core Duoの2GHzと表示され、トップページでは1.66GHzと出ています。前者ならぜひほしいので問い合わせたのですが、残念ながら1.66GHzとのこと。
デスクトップは設置しきれないからノートにするだけで、持ち運ぶことが目的ではありません。そのことを考えれば、別メーカのノートPCを購入し、親指シフトキーボードを外付けする、という選択肢もあります。もちろん、PS/2コネクタをUSBに変換することになれば、多少の不具合がでるのでしょうが、FujitsuのJapanist 2003を使えばほとんど問題ないというようなネット上の報告もあります。
そこで、私はもう一つ気になっていた機種に目を向けることにしました。それはこのMacBook Pro 17inchです。
そう。これは、Appleが提供するBootCampをインストールすれば、Mac OS Xだけでなく、Windows XPが稼働するのです。WindowsとMacでは同じExcel文書を開いても、印刷範囲が大きく変わりすぎてしまうので、お客様がWindowsなら私もWindowsで作らないと、同じ文書を再現できません。MacBook ProはPowerBookではできなかった、そんなニーズにも答えてくれます。

なんと言っても魅力的なのは「画面がとても広いこと」。XGAの画面でエクセルの文書なんかを編集しようとすると、75%くらいに縮小しなければならなかったりして、文字がとても見にくくなります。しかし、1680 × 1050の広さを誇るこの機種なら、140%くらいまで拡大してもきちんと画面に収まってしまうのです! あるいは複数の文書を左右に広げ、切り取り、貼り付けなんてのもお手の物。
Intel Core Duo 2.13GHzを搭載し、ビデオメモリも256MBなので、普通のWindows Note PCより処理が早い、という噂も聞きます。しかも、検討していたLifebookより1kg近く軽い。もう、これしかないと思いました。
実際、かなりハードなスケジュールをこのMacBook Proで何とか無事に乗り切ることができたのです。

Mac OS X側のパフォーマンスも相当なものです。OS X側はSafari、Mail、iLifeとApple製品くらいしか使っていませんが、これらはいずれもUniversal Binaryであるらしく、普段メインで使っているiMac G5 1.8GHzと比べるとかなり処理が早いです。OSそのものの起動の早さ、iPhotoの早さ、そして最近試したHD Movie映像の取り込みの早さには驚きました。残念ながら、インストールしていたATOK 2006のベータ版との相性がよくないようであり、iMovieHDは取り込みの途中で何度もクラッシュしてしまい、編集に至らなかったのですが…。

パフォーマンスの点では本当に感心したMacBook Proですが、Intel Macはまだ出たばかりのものだし、いろいろな問題点を感じます。
「Windows XP」
・ドライバが揃っていない
→無線LAN(AirMac)が使えません。これは痛い。
→iSight(カメラ)が使えないようです。
→キーボードが暗いところで光りません。
→急速な動きからHDDなどを守る装置が働かないようです。
「Mac OS X」
→Universal Binary対応でないソフトは遅い
→ドライバ系のintel対応が遅れているようす。私はiMate経由で親指シフトキーボードを使いたい!
→同時に、カーネル拡張型のソフトウエアも対応が遅れている。親指シフトエミュレータも使えず。
→異常に熱くなります。これって大丈夫?

こういった問題点もBootCampが正式版として時期OS Xに搭載されたり、ベンダが対応することで徐々に解決していくはずです。

このマシンは高価ですが、そのもとをとるための仕事は十分にできた? と私は思っています。
私のような使い方を要求する人には、このマシン、いいかもしれませんよ。Windows専用機のように、TVを見られたりはしませんが、その画面の広さはあなたのビジネスに大きく貢献するような気がする。でも、DELLコンピュータなんかも、もう少し安くで、17inchのノート出してましたね。遊び心とデザインでしたら、MacBook Proでしょう。

※iMovieHDの動きを試してみたところ、別に所持しているiMac G5と比較して非常に高速であることが確認できたのですが、取り込みの部分でかなり不安定でした。60分弱のムービーの取り込みの際、どうしても途中で止まってしまうのです。
さらにiDVDを使ってみたのですが、こちらも安定しているとはいえず、両方とも不正終了を繰り返し、最終的にはMac OS Xが起動しなくなってしまいました。PRAMクリアなど、さまざまな起動オプションも試しましたが、ダメ。Windows XP側の起動は問題ありません。ディスクの修復やアクセス権の修復でも異常は見つからず。
これにはいくつかの原因がある可能性があります。ATOK 2006のベータ版を今朝まで投入していて、それをアンインストールしたのですが、これが完全に出来ていなかった可能性があります。また、Windowsのキーボードを使うため、特殊な常駐ソフトを入れていましたが、それも問題であったかもしれません。OSの再インストールしかないかもしれません。

※最終的にOSの再インストールを行いました。

2008/07/13 追記

2006年の3月ごろ購入したこのマシンは2年4カ月を経た今でも現役メインマシンです。最近やってきた新参者のFMV-S8360がCore2Duo/4GBメモリ搭載で処理速度が早いこともあって、少々の見劣りもしますが、処理速度そのものに関する不満はあまりないですね。

むしろ、17inchという小さな画面に1680 x 1050という情報量のため、長時間使用していると目が疲れやすい、という問題が大きい。そろそろ24inch iMacでも導入しようかな、と密かに考えているところだったりします。

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