今日の午前中に届いた新しいランニングシューズ。
当初は今まで使ったことがあるアシックスやミズノの「普通の」ランニングシューズを選ぶつもりだった。しかし、数日前に空手部時代の裸足ランニングの話を書いて、あの頃の自分の走りを追体験したくなり、裸足感覚を得られるというベアフット・シューズに気持ちが傾いたのだ。なんだかんだ言って、私が一番速くて調子が良かったのは、高校時代のあの、裸足で走っていたコロナのだころなのだ。
本当のところは裸足で走りたい。でも、それじゃ怪しい人過ぎるのでこのカテゴリーのシューズに決めたのだった。
ただ、私にはベアフットシューズに関する基本的な知識が無い。今回は、Amazonベストセラー1位で、タイムセールに設定されていた、このシューズを選んだ。
指先は独立型ではなく一体型。指先がバラバラのものも興味はあるのだけれども悪目立ちしそうだし、少し高価なので最初の入門用としてはこんなところなのかと。すぐ履けなくなったとしても後悔のない価格だ。
フットルックの測定で、右25.8cm、左25.9cmであることが分かっているので、今回は26cmを選んだ。通常のスニーカーだと26.5cmを選択することが多いが、このシューズのレビューでは実測に合わせて問題ないとのことだったので。
想定通り、26cmでぴったりサイズだった。踵が薄いので、まっすぐ立ったときの姿勢が裸足の感覚とほぼ同じだ。
フィットさせるのも簡単で、ゴムヒモを締めて固定し、ヒモの先端はマジックテープで固定するだけ。
このようにすることで、ランニング中にヒモがほどけて踏むようなトラブルを防ぐこともできる。
早速このシューズで走ってみた。高校時代は靴や裸足に関係なく踵着地だった。なので、今回も踵着地からスタートする。やはり靴底が薄いのでダイレクト感があり、高校時代の走る感覚が甦った。ただ、下りで踵着地をするとちょっと腰にダイレクトに響く感じがした。明らかに高校時代の裸足には近いのだけれども、体重があのころより15kgも重いのでさすがに同じにはならない。
そこで、先月のふくらはぎ痛の原因になってしまった「ミッドフット着地」を試してみることにした。ふくらはぎは回復しているのか、かなり快調で今後のランニングに期待が出来そうだと思ったそのとき。
先代シューズの靴底が剥げたこのポイントにさしかかった。ここで方向転換が入るのだが、方向転換のために左足を公園の外のアスファルトに付いた瞬間「ピキーン」きた。そして、強い痛みのためにミッドフット着地はこの瞬間に不可能となった。
再発だ。そういえば、先代のシューズで痛めたのもおそらくこの場所だった。明らかに用心深さが足りなかった。前回は痛めた翌日に走ってさらに悪化させてしまったので、今回は無理をせず休むしかないか、と思っている。
ホント、年を取るとエクササイズも難しいねぇ。
まだふくらはぎは痛いので、今日のポタリングは中止する。