Cannondale Prophetの完全体を見た

Cannondale Prophet 2005

なんか、今週半ばの週間天気予報ではしばらく晴天が続くような予報だった記憶がありました。でも、今朝確認してみると、今日も明日も雨になっており、来週も微妙な感じの天候みたい。昨日の段階では軽く里山か、尾根幹を登ってからのトレイルに行きたいと思っていたのですが、いつ降り出すか分からない空模様のため、諦めました。

こちらは、純正顔料インクを装着したまましばらく放置していたmontblanc meisterstuckのペン先。手持ちのmontblancはどういうわけか純正インクとの相性が悪く、書いているうちに詰まったような感じになって書けなくなることが多い状況です。耐水性が全くない、Watermanのインクを使えば全く問題ないんですが。

今回も詰まっていたので純正インクでの使用を諦め、清掃することにしました。水洗い、ぬるま湯洗いではいつまでもインクが残るので、一昼夜洗浄液に浸けています。

こんなこともあって、今は結局SAILOR Profit Standard 21以外は使っていない状況もあるし、meisterstuckはまたしばらく休眠状態に置くことにしました。

さて、先週に引き続き、私はKさんのProphetを体験すべく、武蔵野園さんへ向かいました。というのも、ついに、Prophetの希望していた交換部品が2年ぶりに届き、完成形に至ったという話をいただいたからです。注文から2年とは、自転車部品の供給がいかに遅れているか、理解できますね。でも、無事に届いて良かった!

行きがけにYETIのタイヤの空気圧を確認してみると、リアがやたら抜けていました。やはり、私のテープの貼り方が甘いのか…?

当初の目的通り、電動ポンプを試してみました。後輪はよく見たら、バルブの芯が大きく緩んでいて、もしかしたら私が前回締め忘れたのかもしれません。今回は8psi程度まで下がっており、20psiまで上げるのにはかなり時間がかかりました。真っ昼間とはいえ、75dBはあまりにもうるさく、近隣にちょっと申し訳ないな、と。フロントは16psi程度を保っていたので、4psiの補給程度ならあっさり終了。

とはいえ、全体的な手間を考えると普通のフロアポンプのほうが速くて楽かも…。この買い物はちょっと失敗だったかな。

外に出た途端に雨が降り始めましたが、まだそんなに強くなかったことと、約束の時間までまだ余裕があったのでSB山の周回や、その他のルーティンをこなしていきます。

雨が降る前に走っておきたいので、一旦公園の端っこまで走りました。その後、武蔵野園さん前に戻ってくるとKさんとGemini-Sさんが既に休憩されていました。Gemini-Sさんは自転車がCannondale Topstoneに変わっていたので、最初Trail-Sさんが来られたのかと思いましたよ。なんと、先週体験したSpecialized Turbo Levo SL S-Worksは今日売却してしまったそうで。

途中、Trail-Sさんとお子さんもいらっしゃいましたね。ずいぶん大きくなってました。4歳にして、ヨツバサイクルで未舗装路もすいすい〜。将来が楽しみだ。武蔵野園さん前、再びMTB仲間が集まるようになってきました。ここに、Mさんが揃えば完璧だなあ、と思ったりして。今は少し離れた所にお住まいなので、なかなかタイミングは合いません。でも、今でも時々お得情報を教えてくださいます。例えば、26erのタイヤストックが増えたのもMさんのおかげ。

そして。

Cannondale Prophet。どこが変わったかというと。

唯一、オリジナルから残っていたManitou Radiumから最新のFOX FLOATリアショックへ変更され、見た目の違和感がなくなりました。それに、チェーンリングがWolftoothの32Tに変わっています。

第1印象として、とにかく操作感が軽い。押し出されるように前に進みます。Kさんも自覚されているようですが、とにかくLeftyは剛性が高くて、段差から飛んで着地したときの安心感は、今、私のSB5cに装着しているFOX 32 FLOATにはないものです。

お言葉に甘え、階段も試させていただきました。さすがに、サスペンション設定が私には合っていないため、階段でのバイクの暴れは結構ありました。でも、サグを正しく取ったら全然違ったものになるのではないかと想像できました。

楕円リングは私も興味があるんですよね。ペダリング効率が高くなるのはもちろんのこと、私の場合はチェーンの高さが回転時に変わることで、現在調子が悪い12速のチェーンも必要なところで落ちたりするんじゃないかという期待があるのです。

SRAM GX AXSに交換したいのはやまやまですが、円安でとても買えない金額であることと、ヘッドライトの充電すら面倒くさい私が定期的に充電できるのか、とか、長い自走で電池が空になったらどうするのかとかいろいろ考えるとやっぱり有線のままが良い気がして。

Kさんがマシューさんから聞いたところによると、私がSXのプーリーを2回も巻き込んでしまったのは、もしかしたらのレベルの話ではありますが、142 OLDの場合プーリーの位置とスポークが近くなりすぎる可能性があるとのことでしたね。

なので、以前のように11速に戻す、というのも一つの考えではあります。いずれにせよ、Shimano 11s、12sは私の好みには合わないのでSRAMにしようと思っています。入門グレードからして今のシステムより高そうですが。

今回試させていただいたProphetは、私が作りたかったProphetに極めて近いもので、Leftyが88+チューンが効いていることもあって、過去に乗ったProphetの中では最強なんじゃないかと思われる仕上がりでした。私のこれまでの最強Prophetでもここまで走りは軽くありませんでした。ホイールがMavic Crossmax SLRであることも大きいかもしれません。特にLeftyタイプは9mmQRや15mm thruより軽量に作られているのですよね。急階段ではリムの細いSLRではちょっと心配なところもありましたが、通常の未舗装路や初級のDHコースなら問題ない感じです。

YETI SB5cで比較的苦手に感じているフロントリフトについて、今日改めてProphetで試してみました。SB5cと同じ感覚でフロントを段差に乗せようとしたところ、上げすぎて転倒しそうになりました。マシューさんでハンドルの角度を適正化し、さらにリアサスが踏ん張るようになっていることで、先週よりも操作しやすくなっていることが大きいかと思います。

ProphetはSB5cよりも少ない努力で縦の動きを行うことができるんですね。反面、安定性では27.5erのYETI SB5cの方が高い印象です。

総じて優れた性能に仕上がっているCannondale Prophet。こんなバイクを体験したら、私も急激にProphetを組みたくなってしまうではありませんか。YETI SB5cのために別途ドライブトレインを用意すれば、そのコンポをProphetにも移せるし…。

このProphetの懐かしいコックピットを見ていると尚更恋しくなってしまう。まず、YETI SB5cのドライブ交換が先ですが、SB5cの問題がすべて解決したらProphetにも向き合いたいと思います。

Kさん、今日はありがとうございました!

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