今日は、久々にf5.6さんにお目にかかりました。私がお借りしていた荷物をわざわざ取りにお越しいただいたのです。ありがとうございました。お元気そうで安心しました。
今日は、富士見に行ったBMWとは違う、VW GOLFのオープンカーでお越しになりました。「オープンカーなんて、この時期に寒くないか」と思うのは素人考えのようで、論は証拠と助手席に乗せていただき、杉並区の一部の区間で周回していただきました。なんと、運転席も助手席も、全く風を浴びないのですね! 屋根がなく、日が直接当たる今日なんかはむしろ温かくて快適なのです。
多分私もオープンカーに乗せていただくのは初めてのことで、空力が研究された新しい設計の車体については、過去の思い込みは更新しなければならないなあ…と感じた次第です。そのままなんの障害物もなく空を眺められて、気持ちよかったなあ〜。
そういえば、この前ショップでブレーキを取り付けてもらったとき、「左前ブレーキは珍しい」という話題が出ました。確かに日本だと右前がスタンダードなんですが、昔から自転車に乗っておられるf5.6さんも左前なので、そのきっかけなどを伺ってみました。
「左前は海外ではむしろ当たり前仕様ですからね〜。右前は日本ローカルかな? よく効く前ブレーキを利き手で操作しないほうが、なんかいろいろとコントロール性が上がって便利だし」
とのこと。私が左前にしたのはロードバイクのBianchi ML3を買った2004年以降のことで、これを買うときに今日のf5.6さんと同様の説明を受けたことを思い出しました。
そういえば私のライド仲間、自転車仲間にはどういう訳か左前ブレーキにしている人の割合が多いのです。MTBだけでも、まず最初の師匠のHさん、公園で知り合ったGemini-Sさん、Trail-Sさん、そして、前述のf5.6さんが左前ライダーの方々です。あ、先日知り合った先輩ライダーさんも少なくともお一人は左前でした。逆に右前は最近はお目にかかる機会が少なくなったMさん、Tさん、そして先日トレイルに車を出していただいたKさんですね。
日本では基本的には右前の人の割合が圧倒的とは思いますが、日本にも左前の人は思ったよりいると思いますよ。ほら、こんな具合に。
YETI SB5c、SB6cあたりの海外のカタログ写真を見ると左前ですね。私は過去にWiggleでMTB、ロード1台ずつ完成車を買ったことがありますが、日本は逆という認識があるのか、「ブレーキは左前のままでいいか?」という質問が来ましたよ。
まあ、人それぞれということで、私を変人と思わないでくださいね(笑。あ、MTBerは基本みんな変人で..(自粛。
さて、f5.6さんがお帰りになったあと、今日はCannondale Rize Carbon Oneで近所のライドをすることにしました。
今、一番稼働率が高いYETI SB5cと似た性能を持つ、Cannondale Rize Carbon One 2009。同じような性能のバイクを2台持つこと、手に入りにくくなった26インチタイヤを利用するバイクをメンテナンスし続けることで、私のMTB趣味にかける予算が逼迫されていることもあって、家族からは手放して欲しいオーラがチラチラ。
26インチタイヤも一時に比べれば市場に出てきましたし、maxxis、continentalなんかは継続して製造されているようにも見えます。しかし、maxxisはあまり好みではないし、他のメーカーはワイヤービードやパフォーマンスグレードがほとんどのようで、残念ながら私が過去に愛用していたタイヤ、欲しいタイヤが手に入らなくなっています。現在のRizeにはしかたなく重めのMaxxisを取り付けていますけど、できればIRCやSchwalbeのかつての軽量タイヤ群、Nobby Nic/Racing Ralph のSnake Skin コンパウンドを使いたいな。
Shimano XTR BR-M9000 Shimano XTR BR-M9000
それはさておき、RizeのブレーキはSHIMANO(シマノ) XTR BR-M9000です。前後とも2ピストン、リアは160mmローターであるにも関わらず、効きが段違いに違うことを改めて体感しました。MAGURA マグラ ディスクブレーキ MT5の急制動の感覚でレバーを引くと確実に吹っ飛ぶでしょう。XTR BR-M9000の場合はレバーを引く力が弱くても十分に制動ができるのが利点です。でも、ホイールが26インチであることと、車体がYETI SB5cより2kg近く軽いことも、XTR BR-M9000で十分な理由なのかもしれません。
MAGURA マグラ ディスクブレーキ MT5は、タイヤ径や自転車重量が異なるにしても、フロント側がXTRなみになって欲しい気がしますね。リアは今くらいでちょうどいいので。
Rize 2009のカタログ値では、リアトラベルが130mmとされていますが、海外のメディアが調査したところによるとなんと148mmあるんだとか。
https://www.bike-magazin.de/mountainbikes/all_mountain/cannondale-rize-3-carbon-und-rize-4
アロイモデルでも144mmになっていますね。CannondaleはRize発売の翌年、フロントフォークを140mmに伸ばして、フレーム設計を変えることなくRZ140として売ることができたのはこういうわけなのかもしれません。ということは、フロントフォークに150mmくらいのものを入れられれば、一昔前のエンデューロバイクと行ってもおかしくないのではないか、と思ったり。実際、2010年には、RZ140がメガバランチェで優勝してますし。
実はまだ、自宅にCannondale Lefty Max 140 RLC Carbon 2010を温存しています。これを取り付ければ、盗難で失われたRize 1号機により感覚が近づくような気がします。26インチ機として維持するか、ここまで試してから決めていこうかな。ここは、RLC Carbonがまだオーバーホール可能かどうかがひとつのポイントになりますが。LSC調節が可能で、今では珍しくなったコイルタイプのLeftyをふたたび使ってみたくなりました。最悪、88+のようなサードパーティのサービスに聞いてみるかも。
まあ、Rizeは今のままでも十分すぎるくらい快適ですが、フォークとステムは組み合わせは試してみたい。
久々にこの登りを試しました。残念ながら2回とも失敗。今度路面コンディションが良いときに再チャレンジします。
あと、このRizeの良いところは、ドライブトレインがShimano 11sということもあって変速精度が非常に高いこと。残念なのはガッチャンレバーになってしまったことで、先週の親指が痛い時期なんかには自由に変速できなかったくらい硬いんです。XTと別のXTRシフターも使ったことがありますが、感触は全く同じなのでこれが仕様なんでしょうね。SLXだとソフトなのに。
猫の餌やりなくなる カラスもいなくなった
大宮八幡宮裏のこの場所は、以前は公園猫の餌やりスポットでした。立て看板にあるとおり、正式に餌やり禁止となり、それをやったら不法投棄と見なす、とあります。
そういえば、以前この場所には崖の下や上に「カラス捕獲小屋」が設置されていたんですよね。毎日数羽捕まるカラスは定期的に殺処分となっていたようです。
ここにカラスが異常に発生していた時期には恒常的に猫への餌やりが行われていました。しかし、今日立ち寄ってみるとカラスがほとんどいません。餌のおこぼれにありつけないからでしょうか。
「猫への餌やり」。一見人道的にすばらしく見える行為が、逆に何十年にもわたって大量のカラスの命を奪う原因になっていたというわけで、かなり皮肉な結果。
…人間って、勝手だね。
SB山麓で写真を取っていると、半月ぶりにTrail-Sさんにお目にかかりました。今日は小径車で遠出をされたようです。
またトレイルに行きましょう!
コメント
コメント一覧 (2件)
こんばんは。お〜、透過光のモミジが美しいでは・・。
ココ数年、近所の方ではなぜか?色づきが悪くて困っております。
ちょっとマシだと思うと、庭先の植木だったり…(苦笑
今年は特に公園の桜とかもダメでした。コレも気象異変なのか?
>オープンカー
うわ〜、コレも羨ましいですね。周りには乗っている人が皆無なので。
自分も経験無いですが、そうですかー。風の回り込みは無い!とか、レビューで見かけますしね。
もっとも、icofitさんは年中、究極のオープンライドをされていますし(笑
そう言えば、自分も今は左前Fブレーキだったっけ(苦笑
古いAvid 7のラインが微妙に左右で足りないので、仕方なく…ですが、
もともと拘りが無いのか? あまり気にして無かったですねぇ。
黒いFormula RXとかは右前Fなんですけど。あんれま、ドッチでもいいっか(そういう問題では…)
rize号のシルエットもだいぶクラシックに見えて来ましたが、
お手入れが良いと長持ちしそうですね。
sadaさん。こんばんは! お返事遅くなり申し訳ないです。
こちらもそろそろ紅葉が本格化してくる頃だと思っていますが、近所の公園が例年通りに紅葉してくれるといいのですが…。毎週のように郊外のトレイルに行っても、まだ紅葉という感じはなく、もしかしたら今年は色づきが悪い感じなんでしょうか?
今年は10月上旬まで夏日になったりして暑かったし、このころのトレイルはまだ半袖でした。なんかおかしかったのですよね。今後は異常が進むのが正常、になりかねない気象状況ですね。
オープンカーは多分、日本では初めて乗せていただいたと思います。なんか古き良きアメリカの映画とかで、運転手と長い髪の女の人が風を浴びながら走っているイメージがあったのに、まるで室内にいるみたいでしたね。
自転車と一緒(^^;)
> そう言えば、自分も今は左前Fブレーキだったっけ(苦笑
おお、また仲間が見つかった! 嬉しいですね! 古いAVID 7 Ultimateがいつもフレームやパーツを買う中古チェーン店さんで8000円台で売られていて、手が出そうになったことを思い出します。左右気にならないということは、左右バランス良くブレーキをかけられているのでしょう。
確かにRizeさんもだいぶ、クラシックな感じになってきました。2021-22のバイクとかを眺めると、すでにYETI SB5cも完全に旧車の類です。まだBoost化されていないし、今のバイクよりヘッドも立っています。
でも、私の速度域でトレイルが中心だと、ちょうど乗りやすい設計かもしれません。
むしろ、近所ではRizeがちょうどいい感じのトレイルが多いですね。
26インチのRacing Ralph Snake Skinとか復活しないかな。2.25くらいだとトレイル往復にもトレイルにも、ちょうどいいのに。