タイマー発動には早すぎ

今週に入って、親指シフトキーボード「FKB7628-801」が1年と持たずに壊れ、新しいものを買い直したばかりです。

なのに今度は、先月下旬に買ったばかりのNEX-5RL/Bが突然「レンズを認識できません」「正しく装着してください」のメッセージを出し、撮影不可となってしまいました。

http://qa.support.sony.jp/solution/S1110278037088/

これですね。指示に従い、接点を掃除してみましたがダメ。

そういえば土曜日にスタジオ撮影をしていたとき、AFが迷うことが多かったのですが、一度だけAFが全く働かなくなって、なにかの拍子にMFになったのか? と思った瞬間がありました。でも、AFのままでしたし、オカシイと思って電源を一回落とし、立ち上げたらふたたびAFが可能になりました。もしかしたら前兆だったのでしょうか?

とりあえず、明日にでも購入店に持っていって相談しようと思います。何せまだ購入後1ヶ月は経っていないですからね。SO○Yタイマー発動には早すぎる気がします(過去には書きましたが、結構私はこのタイマーにやられている気がします。単純に家電のSONY率が高いから、というだけかもしれませんが)。

しかし、本当にツイてないなあ…。私は4年おきにピークとどん底を繰り返すのですが、今年来るはずのピークが来ていませんよ。どちらかというと、奧さんの状況も含めて、2006年くらいのどん底のときに似ている気がします。なんと、奧さんはクジでPTA役員にされてしまい、正直魑魅魍魎とした世界に大いに悩まされています。

奧さんは昨年も学活とかやっているので、本来でしたらまだこういった役割をやったことがない人が優先的に行うのが公平だと思うのですが…。実は裏方の作業に私も駆り出されているくらいで、正直彼女はプライベートもGWもなかった状況なのです。その事情も知らないであれこれ言う人がいるので、いい加減私が切れそうな状況になっていたりするのですよ。中にいる人は全く分かっていないと思いますが、俯瞰すれば理不尽な世界だと思いますね。

さて、土曜日の撮影ですが、照明と音声が課題になりました。ただ、照明については、ビューファインダーや液晶で調整結果を確認できますけど、音声については手持ちの機材については、音声が録れているのかどうか、確認をする手段がありませんでした。一眼レフでもヘッドホン端子を持っていることが必須であり、あるいはビデオカメラが必要なようです。

ビデオカメラについては、以前紹介したSONY HDR-HC1-SCanon iVIS HF M41があります。前者はカールツァイスレンズを装備しており、野外などの撮影においてはかなり高画質です。対応動画フォーマットが1440 x 1080iと、インターレース記録になるので、テレビで見るには適したフォーマットといえます。しかし、暗いところにかなり弱いのと、有料動画もネット動画にシフトしつつある現在はプログレッシブ記録(1920 x 1080   30p, 60p, 24pなど)に対応していないのがネックとなっています。スピードが命のexfit TVではmini DVの取り込みが等倍だったり、取り込み時に結構エラーがあったりで、大変なこともありますが、最近は使用していない状況です。

後者のM41は現在もexfit TVで現役で使用していますが、完全にパートナーの I くんに預けてしまっている状況です。また、M41は素子はプロ機材と同等でかなりきれいなのですけど、ファミリーモデルの形状をしていることもあって、取材の受けがあまりよくないみたいではあります。ただ、一人で取材からなにからやってもらっている関係上、複雑な設定をせずに簡単に高画質の動画がとれるM41が適していると思います。

今回探したのは、α57 SLT-A57YNEX-5RL/Bに近い描写性能を持つビデオカメラです。そうなると、機種は限られてきます。私個人はビデオカメラではないのですが、ビデオカメラ並みに動画撮影に向いているというPanasonic DMC-GH3H-Kがイイんじゃないかなと思っていましたが、現在SONYで揃えていることを考えれば、ソニー NEX-VG30Hのほうがイイんじゃないかという I くん。いずれにしても、16万円〜30万円の予算がないと導入できないので、もう少し先だね、という話をしていました。

そんな中、今日は新宿で仕事をしていたのですが、思い立って新宿西口にたくさんある中古カメラ店をあちこち回っていました。そこで、ソニー NEX-VG30Hの一つ前の機種のSONY NEX-VG20/Bを見つけてしまいました。実は新宿の家電量販店に一台だけ新品が残っているのを確認しているのですが、中古のそれは非常に安い。SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855も安く出ています。この機種はもう中古でもなかなか在庫がないようです。店員さんがショーウィンドウから出してくれて、この組み合わせでテストしてみたところ、予想通りα57 SLT-A57YNEX-5RL/Bとは比べものにならないほど、動画撮影時の操作性が良いことがわかりました。NEX-VG30Hのような電動ズームレンズや、シーソーボタンは付きませんが、三脚に固定して撮るのが基本になりますし、ズーム自体も最小限にしか使わないので、NEX-VG20/Bで十分です。本体はさらに割引をしてくださる、ということで予算も新品のNEX-VG30Hの半分以下〜1/3程度になります。というわけで、今回この機材の導入を決めました。

SONY レンズ交換式デジタルHDビデオカメラレコーダー ボディ NEX-VG20/B

SONY レンズ交換式デジタルHDビデオカメラレコーダー ボディ NEX-VG20/B

SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855

SONY 標準ズームレンズ E 18-55mm F3.5-5.6 OSS SEL1855

試し撮りをしてみました。取れる映像はNEX-5RL/Bに似たものになると聞いていましたが、細かいものが集中した風景などでのモアレやわさわさ感などを感じることがなく、多分NEX-VG20/B + SEL1855のほうが画質的にもかなり安定していると思います。やはり「ビデオカメラ」はいいですね。NEX-5RL/Bはまさかな壊れ方をしてしまいましたが、仮に修理が間に合わなくても最低2台体制のマルチカメラ撮影はできます。ちなみに、SEL1855NEX-5RL/Bに取り付けたところ普通に稼働しましたので、今回の不具合はおそらく付属レンズのソニー ズームレンズ E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650の故障だと思います。

そして、今回分かったのが、SEL1855 + NEX-5RL/Bの組み合わせは歪曲収差補正の必要がなさそうである、ということ。標準のSELP1650NEX-5RL/Bの組み合わせでは、JPEG保存ファイルには歪曲収差補正が効いているのですが、RAWだとひどい歪曲収差が発生しておりそれが補正されません。標準の組み合わせだと、カメラ内での歪曲収差補正は強制的に「入」になっていました。もしかしたら動画撮影時のヘンなわさわさ感は、このあたりから来ていたりするのかも。SEL1855 + NEX-5RL/Bの組み合わせでは、歪曲収差補正は「切」になります。

上記はNEX-5RL/Bの購入直後に撮ったサンプルですが、落ち葉が明らかにわさわさとゆらめいてしまっていますよね。もちろん、Youtubeに上げる前の素材ファイル自体がわさわさしているので、これがNEX-5RL/B 60p動画の性能なのだと思います。今度SEL1855との組み合わせでわさわさが発生するか、調べてみたいと思います。

NEX-VG20/Bの画像が安定していたのは、実はレンズのおかげなのかもしれません。将来的に、動画撮影時にはSEL1855NEX-5RL/Bに使い、NEX-VG20/BにはSONY 高倍率ズームレンズ E 18-200mm F3.5-6.3 OSS SEL18200や、ソニー E PZ 18-200mm F3.5-6.3 OSS※Eマウント用レンズ(ソニー ミラーレス一眼用) SELP18200を組み合わせてみたいですね。まだまだ先の話になりますけど。

これを持って、今年後半に向けての「ピーク」を作って行きたい。ここしばらくは悪いことが続いていましたが、ピークにはほど遠いけど非常に良かったこともいくつかありましたからね。頑張ります。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • SONYの自爆スイッチですか・・う〜む、まだあるようですねぇ。
    最近は同社の製品、あまり使ってはいないのですが・・そう言えば、実家のデッキはやばかったかな?
    何となく”都市伝説”っぽい気もするんですが、統計とかとると・・ちょっと怖いですね。

    NEXの方は何だかバグっぽい気もするんですが、さて? 業務使用上ですから仕方ないですが、
    機材が増えると悩みも増えます、はぃ。うちのは旧型機ばかりなので(苦笑)、あんまりトラブっては
    いないんですが・・この先、変更したら困るんでしょうねぇ・・(悩。
    (↑)テスト映像、けっこう綺麗に撮れていると思うんですが・・確かに、背景の”わさわさ”は・・。
    液晶モニターにもよりますし、基本的に遠景ってこうなっちゃうような?
    数百万円クラスのVカメラじゃないと、完全には消えないのでしょうね。

    音撮りも課題が多そうですねぇ・・つぎは、モニター用のヘッドフォンとか・・。

    • sadaさん。こんばんは。
      もちろん、先日のキーボードのように、故障を味わうのはSONYさまだけではありません。タイマー発動の経験が多いのは、おそらく家電やカメラのSONY率が高いからではないかと思います。動画撮影については、Panaに切り替えるか悩みましたが、大判サイズの「ビデオカメラ」というものがなかったため、特色が似ている複数のSONYカメラでまとめることにしました。
      ビデオデッキについては、SONYはEDベータデッキを2台買いましたが、最初の一台の発動タイミングは購入後すぐに音が片方でなくなり、もう一台は2年くらいでダメになったんじゃなかったかな? でもVHSのほうで、東芝さんを2台続けて使ったんですけど、2台とも保証期間持たずに同じ故障をして使えなくなりました。当時としては画期的な機能を持ったデッキだったのですけど。
      SONYのHDR-HC1なんかは今でも機能しますし、きっと例のタイマーは都市伝説なのでしょう。

      ちなみに、NEX-5Rは復活しました。あとでブログに書きます。これは本当に助かりました。

      背景のわさわさは、SONYのHX9VやWX170でも出ていますし、Canon M41でも出ていました。多少はあるものなのかもしれないですね。NEX-5Rはちょっと暗い場所のせいか、目立つ気がしますが…。

      モニター・ヘッドホンはSHUREのオーバーヘッドを用意しています。荷物になるので、モニター・イヤホンになる可能性もありますが(苦笑。

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