第38回 日本古武道演武大会

今日は日本武道館にて「第38回 日本古武道演武大会」が開催され、私たちも1日大会観戦となりました。10月の「日本武道祭」のときは私たちは一番乗りに近い入場でした。あのときは荒天ということもあってか、若干出足の鈍さがあったのかもしれませんが、今日はかなりみなさん行動が早くて、早めに入場したにもかかわらず、ギリギリ最後の最前列に座ることができました。

日本武道館入り口

日本武道館入り口

昨年50周年を迎えた武道館

昨年50周年を迎えた武道館

すでに私たちより早く入場者が

すでに私たちより早く入場者が

日本の代表的な古武道の団体が集まります

日本の代表的な古武道の団体が集まります

今回はこの位置からの観戦

今回はこの位置からの観戦

ここまでは、今回この大会のための準備が間に合わなかったものの持って来たNikon D600 + Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gで撮影したもの。

今日は私の次男が撮影の手伝いできてくれていますが、こちらはCanon EOS Kiss X7 + EF-S18-55mm/EF-S55-250mmでの撮影を担当してくれています。

古武道協会

古武道協会

↑も次男が撮影したもの。

居合いの決まった瞬間

居合いの決まった瞬間

次男も、SONY Handycam AX100 デジタル4K FDR-AX100の電池が切れて、動画のほうに回すまで、このカメラでかなりの枚数を撮ってくれました。↑も焦点距離225mmの難しいショットだったと思いますが、タイミングは合っています。

これなんかも踏み込みの瞬間を捉えています

これなんかも踏み込みの瞬間を捉えています

極め

極め

このころはまだスポーツモードにせず、Av設定(絞り優先)で撮影していたのですが、連続写真になっていました。自分でシャッターを連続して切ったんですね。

自身の順番を待つ武道家の雰囲気

自身の順番を待つ武道家の雰囲気

この写真などはまさしく私が欲しかった像を切り取ったものになっています。手前味噌になりますが、正直感心しました。

甲冑

甲冑

甲冑を着用した武術も複数の団体で見受けられました。私は、黒澤明監督の「」の撮影に富士山ロケの最後まで参加したときに、雑兵用の甲冑を着たことがありました。↑のような立派なものではもちろんないんですが、かなりの重さでした。

この辺からスポーツモードも利用

この辺からスポーツモードも利用

この辺からスポーツモードも利用しました。Canon EOS Kiss X7の連写は早くはないですけど、次男も楽しそうに使っていましたよ。

この辺からは撮影者交代

この辺からは撮影者交代

午後の部の途中で、残念ながら4Kのメインカメラ、FDR-AX100の電池が切れてしまったので、途中からEOS Kiss X7を動画に回したので、望遠での静止画は以降、私が撮影しましたが…。このEOS Kiss X7も電池切れ。あとは望遠機能のない、SONY α6000Nikon D600しかありません。このうち替え電池を用意しているのは、SONY α6000のみ。EOS Kiss X7は最後まで次男に任せてあげたかったです。電池はもっと準備しておくべきでした。

ただ、exfit TVとしてはこのほかにSONY NEX-VG20H/BとCanon IVISがあったので、そちらはIくんが撮影し、素材を所持しています。後半は素材不足気味になりますけど、すべての団体に掲載許可が出るとも限りませんので、Iくんに判断してもらって、日本の大切な資産である古武道・古武術を紹介できる動画が出来たらなあ、と思います。

鎖鎌

鎖鎌

今回は鎖鎌の演武も2団体くらいで見られました。私が高校時代に所属した空手道部は沖縄剛柔流の団体に所属しており、先代の総裁が鹿児島の演武会でご自身の首に鎖鎌を巻き付ける演武をされたそうです。私たちの1世代下の後輩はこの演武を見ることができたそうなのですが、本当にすごかったと感想を漏らしていました。

異なる団体とはいえ、私も今回生で初めて見ることができたのは嬉しい体験でした。

手裏剣の振りかぶり動作

手裏剣の振りかぶり動作

宙を舞う手裏剣

宙を舞う手裏剣

命中

命中

手裏剣。実は私もやってみたい術の一つです。連写が速くはないEOS Kiss X7ですけれど、きっちり捉えてくれましたね。何人かの方の手裏剣を撮影しましたけど、ほぼ失敗無く撮れていました。EOS Kiss X7も悪くないです。ただ、バッファの問題で、4枚が限界かな。

大東流合気柔術 連写1

大東流合気柔術 連写1

大東流合気柔術 連写2

大東流合気柔術 連写2

大東流合気柔術 連写3

大東流合気柔術 連写3

大東流合気柔術 連写4

大東流合気柔術 連写4

写真の女性武術家の動きはなかなか見事だったので、電池が残り少ない関係で、動画を見切って連写にしてみました。ここは4Kで撮っておきたかったところです。

高齢の師範の動きはもちろん通をうならす「渋み」を持っているものですが、自分が年を取ってみると、練度は劣っても、はつらつとした動きを見るのも楽しいな、と自覚した次第です。

今回も砲術で締め

今回も砲術で締め

これは、D600によるフルサイズムービーを切り出したものです。さすがに4KのFDR-AX100のような高精細な写真を切り出すことはできませんが、ここでは十分かな。Iくんはこの段階で引き上げていましたし、α6000は要領が少ないSDカードを使っていたので、すでに動画を撮れるカメラはこれしかありませんでした。Nikon DSLR動画も決して悪くないような気がしますよ。

今回の動画機材をD600で撮ってみました。

SONY Handicap VG20

SONY Handicap VG20

exfit TV黎明期から使っているCanon iVIS

exfit TV黎明期から使っているCanon iVIS

Sony Handycam AX-100

Sony Handycam AX-100

今回、電池の用意が一番のミス。少なくともFDR-AX100D600はスペア電池を複数用意し、後者は今回間に合わなかった望遠レンズを用意すべきかと思います。ただ、画角的にはAPS-CのEOS Kiss X7のほうが大きく写るので、こちらもスペア電池は欲しいところかも。望遠側だったからしかたがないのかもしれませんが、EOS Kiss X7はAFが非常に迷ってしまいます。マニュアル撮影にして、焦点を固定しておけばよかったかも。D600はまだ未知数です。

さて、カメラネタばかりでしたけど、私個人としては古武道・古武術に非常に興味を持っているので、今年50歳となる自身の練習方針などについても非常に勉強になりました。現在は、10代後半から20代前半に習った武道、武術のカリキュラムに自分の工夫を加えた練習になっていて、いまだにハイキックや昨年練習を始めたブラジリアンキックなども含まれています。しかし、年齢に合わせた技術の習得も重要だな、と。若い頃の練習プランしか知らないため、改めて習ってみたい気もした次第です。特に、本部御殿手、今回写真で一押しした大東流合気柔術は非常に興味深い。次男は本部御殿手に興味を持ったようでした。

公益財団法人 日本武道館様、日本古武道協会様、ご招待をいただき、ありがとうございました。

…帰り道、新宿に寄り道して、私は量販店のマッサージ椅子、次男はゲーム機コーナーにいったん分かれたんですが、次男は店員さんに外国人と間違われたらしく、英語で「マニュアルはここにありますよ。良かったら見てください。」と言われたそうです。「okey」みたいな感じで返したらしいです(笑。次男は幼児のころはたしかに、よくハーフと間違われていましたけど、最近は気にしていませんでした。私の父が若い頃よく間違えられていたみたいではありますが、それなのになんで私はこんなに平たい顔族なんだ?

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • こんにちは。
    武道館に見に行った事はありませんが、文化の日に明治神宮で行われる奉納演舞はよく見に行っていましたよ。
    高年齢の先生方が無駄のない体捌きを見て凄いな〜と思った記憶がよみがえりました。中には『ん?』という演舞もありましたがね(笑)

    • Paraさん。こんばんは!
      明治神宮でも奉納演武、やるんですね。
      高齢の先生方の動きは、たしかに無駄がそぎ落とされ、すばらしいものがありますよね。
      ただ、やはり人間ですので、老いからもうその動きしかできない、ということも出てくるのでしょう。
      そういうことを見極めて、修行するのも重要なんだろうなあ、と思いました。
      私もいい年齢になってきたので、最近は若い人のはつらつした演技を見るのも楽しくなってきています。

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