ブルース・リーノーツ—内なる戦士をめぐる哲学断章

ブルース・リーノーツ―内なる戦士をめぐる哲学断章

ブルース・リーノーツ―内なる戦士をめぐる哲学断章

この本はブルース・リー関連の中でも、自分の生き方と照らし合わせる、という面で最も影響を受けた書籍の一つです。
ブルース・リーには、成功者としてのポジティブな印象もあれば、死の前後のさまざまなスキャンダルをめぐるネガティブな印象もつきまといます。実際、私自身も亡くなる直前のブルース・リーはかなり荒れていたんじゃないかな、というイメージを拭いきれないでいます。
しかし、この書籍を見る限り、彼はおそらく彼のポリシーに基づいてきちんと行動していたんだな、ということが感じられました。晩年の香港でも生活も、必ずしも全員の挑戦を受けていたわけではなくて、上手に受け流したりしていたことも書かれています。
彼が自分で考えた理想の生き方を完全に実践できていたかというと必ずしもそうではないと思いますが、しかし彼の目指していた境地は私のような凡人にとってもすごく有益な指針となりました。全くほど遠い生き方をしている私ですが、それでもこの書籍の影響で自分の価値を認められるようになったと思っています。

ちなみに、このサイトで情報提供をしてくれたフィットネス・インストラクター、ダンサーである相澤かおりさんが一時いろんなことで悩んでいるときに、この『ブルース・リー ノーツ』を紹介したことがあります。彼女はすぐにこの本を購入し、以来バイブルのようになっているそうで、よく持ち歩いていると聞きます。彼女が所属していた団体の紹介欄に、座右の銘としてブルース・リーの言葉が引用されていたくらいです。アメリカで生活していたとき、持ち合わせがないのにブルース・リーのを絵を買ってしまった、という話にはびっくりしましたが。東洋人として世界的に認知された先駆者であるブルースへのあこがれがあるみたいです。

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