アマゾンから来たメールで、「解禁! 謎の死に関する新しい証拠の公開と重要証言」なんてあるものですから、つい「ポチッ」と買い物をしてしまいました。
分厚い紙箱に入ってきたのですが、DVDが複数付いているわけではなく、ハードカバーのブックレットとポスターが同梱されています。
外箱を改めてみると、見たことがあるタイトルが…。タイトルは変わっていますが、”Death by Misadventure”というDVD(邦題「ブルース・リー伝説」で発売済み)の最終編集版、ということでした。
それでも、以前の作品では見たことがないシーンも追加されているし、字幕も以前より自然であるような感じがしました。以前の字幕は、弟子のテッド・ウォン氏がしゃべっているところなんか、全く意味がわからなかったのですが、今回のは大丈夫でした。また、同じ部分でも、全く違う意味に解釈されているところがあり、興味がわきました。実際、どっちが本当のニュアンスに近いんだろう?
基本的に同じ内容のDVDであっても、ファンの人には当然楽しめる、と思います。
ただ、ブルース・リーの死因について、5月の昏倒時に関わった医師たちの生々しい証言があり、純粋なブルース・リーファンにとってはつらい、耳が痛い話がいっぱい出てくるかもしれません。それらは裁判で正式な死因としては認められませんでしたが、検屍報告書が示す薬物使用の痕跡などとも一致していることから、医師たちの証言はかなり真実に近いところにあるような気がします。