これはすごいな…。と思いました。
今日は妻と長男はそれぞれ不在でしたので、次男と新宿へ。食事の前に量販店に寄って、いろんなものを見て回りました。私はSonyのカメラやアクセサリから始まり、Walkman、4KテレビとSonyづくし。次男もPlayStation 4 にはまってました。まさしくSonyづくし。
Sonyのα77 IIを触ってみたとき、ファインダーが「光学?」って感じがあって、α99も触ってみたのですが、こちらもなんか光学っぽく感じました。カメラを動かしても遅れみたいなのがないし…。α57やα6000、NEX-5Rとは違った印象を受けました。α77 IIのカタログをみても「電子ビューファインダー」と書いてあるので、それに間違いないはずなんですけど…。α77 IIいいなあ、なんて思い始めちゃうわけです(笑。
それはさておき、やはり今日一番のインパクトはWalkmanでしょうねぇ。次男なんか、私が4Kテレビを見ている間もずっと聞いていました。Sony製のレシーバーが付いていたので相性がいいこともあるんでしょうが、普段聞いているiPhone 6と比べると、同じ曲は明らかに迫力があるのです。
Aシリーズ 32GB ローズピンクに入っていた松田聖子さんの「赤いスイートピー」を聴いて、次期ポータブルプレーヤーを決定しました。iTunes Storeで購入し、iPhone 6で聴くそれとは全く違う「赤いスイートピー」でした。
ただし、店員さんによると、32GBはハイレゾ音源だとあまり入らないかも…とのことだったので、64GBを選択。黒かシルバーでしたので、黒を選択。
前に書きましたけど、SONY ウォークマン ZXシリーズ <メモリータイプ> 128GB シルバー NW-ZX1/Sの音は以前体験していて、手持ちのUltimate Ears TripleFi 10 Noise-Isolating Earphonesで聴いて感動した話は書きましたが、NW-ZX1はAndroidなのがちょっと気に入らないのと、タッチパネルの精度が低いこと、価格が倍近いことなどで見送りました。NW-ZX1の後継が出る話もちらほらと聞こえてきてはいますが、多分mora.jpくらいからしか買わないでしょうし、A17の対応ファイル形式でも十分、ということで。
さて、自宅で早速mora.jpにアクセスして会員登録、購入に進むわけですが…。ハイレゾも増えてきてはいますが、私の好きなアーティストさんはあまりいませんね。
まずは、大好きな久保田早紀(久米小百合)さんの「夢がたり」から。96.0kHz/24bit化されている唯一のアルバムで、また、一番好きと言ってもいい「異邦人」が含まれています。
そして、中森明菜さんのBestアルバム。こちらは、mora.jpで、ハイレゾ初の全アルバム中1位を獲得したアルバムとして有名です。今日の量販店の店員さんも、「1月に配信されて、まだ10位以内にいるんですよ」とのこと。相当な人気のようです。
「月刊 大人のソニー 7月号 特集II (http://www.sony.jp/otona/hires/h201407.html)」
私が買う直前も明菜さんのアルバム、7位でした。今年、紅白にも出場されるらしいですけど、この人気なら当然ともいえます。
それにしても、mora.jpさん。買ったのはいいのですが、ダウンロード大変です。購入後のWebリンクから1曲ずつ個別にダウンロードしかできなくて。Windowsだとソフトウエア的に一括ダウンロードがサポートされているみたいですが、Mac OS Xには非対応です。
それに、ファイルサイズがでかい。明菜さんのベストアルバムの曲数が34曲ということもあると思いますが、アルバム2枚で4GBを超えました。
また、説明書をみても、A17への転送の仕方が分からず…。店員さんによれば「Macだと、ドラッグアンドドロップで行けます」とは教えてもらっていたのですが、どのフォルダにおけばいいのか。きっとMusicフォルダなんだと思いましたが…。よくみると、本体にMac用のソフトがあります。これをインストールすると、適切なフォルダに転送してくれるようですね。
しかし、Walkman A17の使い勝手はシンプルかとは思いますが、Apple製品のような洗練された感じがない。ユーザインタフェースが弱いです。タッチパネルでもないようで、すべてボタンで処理しなければなりません。まあ、かなり小型なので、仕方がないか。
また、ダウンロードした曲の管理とかもMacだとiTunesのような購入から再生までひとまとめに管理できる定番ソフトがなく、かなり不便な感じです。こういう部分を改善していかないとなかなかAppleの牙城を崩せないような気がします。
もちろん、今回の私は「いい音で聴きたい」という意志が明確なので、Walkman派に鞍替えです。直前に聴いたiPod nano + Beatsヘッドホンの音がもうちょっとよければ、噂にあるiTunesがハイレゾに対応するまでまったかもしれませんが…。
私がWalkmanを入手するのはCDウォークマン以来かも。カセットテープはPanasonic製とAIWA製しか使ったことがなかったですね。
さて、肝心の音の評価です。
付属のイヤホンは、低音量が多くてなかなか迫力がありますが、中音以上はぼやけてしまう感じがしました。そこで、今日はTripleFi 10とSHURE 密閉型 リファレンス・スタジオ・ヘッドホン SRH940を使いました。
最初に、好きな「異邦人」から聴きましたが、そんなに変わった感じはしませんでした。次に、明菜さんのベストアルバムを聴いたのですけど、こちらはさすが。私が自身の持ち物で体験したなかでは過去最高の満足度と言っていいでしょう。中森明菜さんの凄さを改めて感じましたし、上記で紹介した記事にもあるように、当時は収録時にオーケストラを使ったということで、アレンジの良さにも感心しました。SRH940だと音が聞こえすぎて、若干聞き疲れするかも…と思いましたが、とりあえず途中で飽きたりしませんでした。
もしかしたら、ハイレゾという響きとWalkmanの名前による「プラシーボ」の可能性もあるな、と、iPhone 6と交互に聞き比べてみることにしました。iPhone 6にもWalkmanにも入っている明菜さんの「TATOO」。iPhone6側を聴いた瞬間に、もう二度とこちらでは聴けないかも、と思いました。この曲に関してはブラインドで聞かされても、SRH940で聴くのであれば、どちらがiPhoneなのかWalkmanなのか、100%当てられると思います。Walkman + ハイレゾの「圧勝」でした。
ところがですよ。肝心の異邦人のほう。これは全く聞き分けられません(苦笑。むしろiPhone6のほうがよく聞こえることもあったりして、戸惑いました。最初に聴いたときの直感通り、何も変わっていないのでは…でした。
前にも書いたことがあるかもしれませんが、久保田早紀さんの代表曲である「異邦人」は、どうも録音状態が悪いように感じられます。もしくはマスタの保管状態が悪かったのか…。これまでもリマスタ版を含め、いろいろと工夫して聴いてみてはいるのですが、なかなか「すばらしい音質」にはなりません。
ただ、異邦人の次の曲、「帰郷」に進んだときに、「あ、やっぱりWalkman」すごい、と思ったので、曲次第というところですね。ハイレゾの部分の差を聞き取れるかどうかは別にして、録音状態がよいものでないと。
今回のハイレゾアルバムはFLAC形式ですが、これをApple Losslessに変更してやればもしかして、iPhoneの音も…などと思ったりしましたが、ハードウエアは対応しているものの、ソフトウエアが再生できないようです。
http://iphone-mania.jp/news-47272/
まあ、今後はしばらくWalkmanを楽しむことにします。
さて、中森明菜さんは私と同じ年齢で、高校時代は一番好きなアイドルで、アーティストでした。Goroから切り抜いたグラビアを持ち歩いていたくらいです(笑。弟は松田聖子さんが好きで、兄弟で分かれていましたね。その聖子さんも今年はついに紅白の大トリを務めます。すばらしい。
また、mora.jpでは、来週、松田聖子さんの楽曲がハイレゾ解禁…と出ていたのですが、先ほどとつぜんつながらなくなり(エラーになってクラッシュレポートがアップルさんに飛びました…、トップ画面に出てこなくなりました。今回の決断は、サンプルの「赤いスイートピー」を聴いたことによるものだったので、次は聖子さんを速攻で購入…って思っていたんですけど。