入手してからずっとWestone UM3Xを聞います。楽曲のソースにもよりますが、やっぱりボーカルがいいですね。解像度もかなり高いと感じます。さすが3Way。
チップはコンプライのスリムチップに変えました。ER4Sで使っているので装着に慣れているのかもしれませんが、遮音性も音質もいい感じです。抵抗は大きいのですが、感度が高いので、私の場合はiPodでも30%まで音量を上げずに聞けます。
ホワイトノイズはiPod (2005年12月購入)だと少し感じますが、iPhoneだとあまり気になりませんでした。
私は久保田早紀さんが好きで、彼女の曲を聞くとき、今まではER4Sを主に使っていました。ER4Sは中高音はすばらしいのですが、低音は引き締まってはいるものの量感はないです(これを言うと「きちんと装着できていない」と言われそうですが…)。このため1980年代以前の日本の楽曲は低音の量が少ないこともあって、若干ジャリついた印象を受けることもありました。UM3Xだと、クリアなボーカルが得られるだけでなく、十分かつ引き締まった低音が出ます。これによってバランスがよく落ち着いた印象になるので、今後はUM3Xも久保田早紀さん用に起用することになると思います。Ultimate Ears Triple.fi 10 ProやShure E500PTHで久保田早紀さんの初期のアルバムを聞くと、低音が増強されすぎるような気がすることもありますが、UM3Xではそれはないですね。
これ以上を期待する場合は、やはりヘッドホンアンプが必要な気がしてきました。しかし、ポータブルオーディオプレーヤーのいいところは可搬性です。基本的に私はイヤホンの場合ポータブルでしか聴かないし、持ち運びしやすいものにあえてアンプをつけるのにはどうも抵抗があります。ただ、最近は性能はともかくかなり小さなものも出ていますし、アンプをかませるのもありかな、と思い始めています。そんなわけでいろいろと調べ始めているところです。