The “Enyo” Silver Custom IEM Cable for Ultimate Ears

null audio

ブログのコメント/トラックバックを解放してから、大量のスパムが届いています。

今のところはWordpress標準のスパムフィルタですべてカットできているので、以前のように面倒くさい手続きはしなくて良いようです。しばらくはこのまま運用しよう。

img_2276さて、今日の昼にシンガポールのNull Audioさんから

The ‘Enyo’ Silver Custom IEM Cable for Ultimate Ears(Black) – Black Right Angle Plug w/ Memory Wire

が届きました。注文から1ヶ月ちょっとでした。

まず、換装前に、標準のケーブルで一度聞いてみます。

少し前、Ultimate Ears Triple.fi 10 Proはコンプライ T-500チップを装着していましたが、若干低域が増強されて中高域がマスクされ、曇るような印象があったので、標準のチップに変更しています。そのおかげで、迫力あるクリアな音質に戻っています。

その後、今日届いたケーブルに換装します。標準のケーブルはプラグの部分が本体の出っ張りを覆うような形になっているのですが、カスタムケーブルのほうはそのような構造にはなっておらず、外から接続部分が見えるような感じになります。少し見た目が気になりますね。併せて、本体から出ている2本の芯だけで接合部を支えるような感じになりますので、強度的には若干心配です。2本の芯を曲げることがないように注意しないと。

ケーブルはER4Sのような縒り線になっていますが、ER4Sのコードがソフトなのに比べて今回のカスタムケーブルは若干ごわごわしている感じです。耳に掛ける部分には形状記憶のための補強がついていますが、今はまだ形状がしっくり来ず、セットしにくいですね。

そして、先ほど標準のケーブルで聞いた曲を再生してみます。すると…。これはもうびっくり。噂通りでした。1つ1つの音の分離が良くなり、小さな音の要素もかなりくっきり聞こえます。10Proは標準のケーブルではその能力を生かし切ってなかったのだな…。きっと。

ER4Sでは意識にのぼらなかった音の要素まで聞き取れました(ER4Sでは当たり前に聞こえすぎているからかもしれません)。そんなこともあって、音のリアルさや立体感が段違いに良くなったように感じました。明瞭度や解像感ではER4Sにはまだかなわないですが、低音が豊かでまた違った味わいがあります。

最近は、ER4S、HP-D9で音楽を聞くことが多かったので、これらにサブウーファーが加わったようなTriple.fi 10 Proの音は結構新鮮です。しばらくは気分で、イヤホンをとっかえひっかえ、聞くことになりそうですね。

また、今日はShure E50oPTHの本体部分をNull Audioさんに郵送しました。そう、Null AudioさんがSE530シリーズ(E500PTHも型番が異なるだけで同一の製品)のリケーブルサービスを始めたのです。

E500PTHはケーブルが折れて中の芯線がが見えるため、修理に出そうかどうか迷っていました。ですが、E500のケーブルは2年間で2回割れているし(1回目は使用頻度が高かったため数ヶ月で折れました)、修理に出すと新品交換で戻ってくるので、またエージングし直しになっていまいます。最初に交換で戻ってきたときはかなりくぐもった音になってしまっていましたからね。

SE530用カスタムケーブルは現在サービス特価だし、10Proがこれだけ化けるのですから、E500のほうもなんかすごいことになったりするのでは、という期待があります。これから、また1-2ヶ月待ち、という感じになるんでしょうね。

Null Audioさんの技術力で古いイヤホン、例えばAIWA HP-D9の一つ前の型のイヤホンとか、リケーブルできないかな…。20年ぶりに稼働し始めたHP-D9の性能を見て、なんか本当にやってみたくて仕方がなくなっています。

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