サーキット・トレーニング (スポーツ・ライブラリー (1))
最近減量のためのプログラムとしてちょっとだけ?注目されているサーキット・トレーニングの書籍です。
でも、学校の体育の授業で採用されることも多いので、この名前にはなじみがある人も多いのでは?
これは一般向けのものではなく、サーキット・トレーニングの提唱者であるR.E.モーガン、G.T.アダムソンの手による専門書になります。私が所持しているのは改訂版であり、1961に出版された邦訳です。
このサーキット・トレーニングはその発祥が1950年代(後半?)と、大変古いトレーニング・システムなのですが、オールラウンドな体力を向上させ、限られた施設で大勢の人がトレーニングする場合などに効率がよい、などの特長があります。
この書籍で紹介されているトレーニング種目そのものや種目名の和訳など、少々古くささを感じるかもしれませんが、こういう種目はアイデア次第でいくらでも組み替えることができます。最近、サーキット・トレーニングとして紹介されるものの多くを見ても、必ずしもサーキット・トレーニングのすべてのコンセプトを取り込んでいるとはいえません。しかし、トレーニングを適用する人の状態や好みはそれぞれ異なるものなので、私はそれでいいのではないかと思っています。
非常に古い本ですが、私が購入したのは東京に来てからのことで、1986年2月5日(水)、とメモされています。まだインストラクターになる前のことですね。