SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー 「N・U・D・E EX」 MDR-EX90SL

SONY カナル型イヤホン MDR-EX90SL

以前、週刊アスキーの記事で見て気になっていました。2006年5月発売ということでしたが、4月の下旬には量販店に並んでいました。
価格は1万円を割っていましたが、高級感のあるおしゃれな箱に魅せられ、購入してしまいました。その後長期にわたって品切れ状態が続いていましたから、かなり人気がある製品なのだと思います。
周波数帯域は、5-25000Hz、音圧感度は106dB/mWとのことで、カタログ上は少し前に購入したAIWA HP-VX101とほぼ同じスペックなのですが、使用した感想は全く別次元のものでした。
購入当初から高音部はシャリシャリと出ているし、低音部もドンドン響きます。SONYは高音が強調されすぎ、という印象があったのですが、それほどには感じませんでした。カナル型とオープンエア型という違いはありますが、1989年ごろ購入したAIWAのお気に入りヘッドホンとほぼ同じレベルで楽しめるかな、と感じました。ただ、さまざまな音のパートを細かく聞き取れるかという意味では、古いAIWAのほうがよかったかもしれません。
最近、量販店でShure E5cの音を試聴しました。それは表現できないくらい素晴らしいものだったのですが、このような高級ヘッドホンを体験するとMDR-EX90SLのアラも見えてきます。しかし、MDR-EX90SLだけを聴いている間は、その性能で大満足でした。

電車の中など、ノイズが多い場所では、このMDR-EX90SLは性能を発揮できない感じですね。インターネットでも評価を見ますが、遮音性がかなり低くて、しかも音漏れしやすいのだそうです。私はもともとあまり音を大きくしないので、周囲にはほとんど音漏れをしていないそうですが、注意が必要かもしれません。

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