BOSE ポータブルヘッドホン「TriPort」(シルバー) TP-1SB

Bose around-ear headphones オーディオヘッドホン

ちょっとヘッドホン買いすぎな日が続いていますが、カナル型ヘッドホンを一定時間以上装着し続けるのは結構ストレスになります。家とかで聴くときは、もう少しゆっくりとラクに聴きたい。
そこで前から気になっていたこのTriPortを量販店で試聴してみました。
まず音の前に、その装着感にびっくりしました。このように耳にかぶせるタイプのヘッドホンは、英語の教材に付いていたものを小学校のころ使ったのが最初で、その後父親が買ってきたPioneerのヘッドホン、SONYの比較的低価格のオープンエア型ヘッドホンと使ってきましたが、その中でもダントツにいいです。
試聴コーナーには4万円台のヘッドホンも並んでいて、音の解像感や抜ける感じはそれらに一歩譲るものの、装着感はこれが一番気に入りました。シルバーのタイプが残っていたので、思い切って購入することにしたのです。

結果的にこれには非常に満足しています。エイジングも進んで、以前より音の感じも自然さを増してきましたが、何より軽くて装着感がいいので、ときどき外出のときに装着しても、負担にならないのです。
外に出てわかったのは、このヘッドホンは私がほかに持っているMDR-EX90SLなどと比較して遮音性が高いこと。ノイズキャンセリングタイプのQC2などはもっとすごいのかもしれませんが、幹線道路の横の歩道を歩いていてもかなり音楽を楽しめるんですね。まあ、外部の音が聞こえなくなる、ということは当然、危険性も増すわけですから、そこは注意をしないといけませんが。自転車なんかに乗るときは絶対ダメですね。

また、インナーイヤータイプだと、音が耳のすぐ近くでなっているような感じとか(はっきり左右に分かれている楽器の音がなるときなど)、頭の中から音が発生しているような不自然な感じがしたりしやすいのですが、Triportだとその感覚はかなり軽減される感じがします。

私は最近、1980年代前半に一世を風靡した久保田早紀さんのCDを何種類も入手して聴いているのですが、この方の声が本当に大好きなんですね。ほかのヘッドホンではあまりわかりませんでしたが、このTriPortだと彼女の小さな息継ぎまではっきり聞こえてしまう。いろいろ聴いていますが、一番聴く頻度が高いのは、久保田早紀さんです。癒やされます。

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