Macのラインナップの多くがIntelプラットフォームに置き換えられてからだいぶ時間が経ちましたが、iMateのIntelチップ向けドライバは現在になってもリリースされていません。これは、Intel macにおいて親指シフト入力を快適に行う環境が未だ整っていないということを示しています。
私がMacBook Proを導入してから、結構頻繁にiMate関連のサイトを調べているのですが、日本で販売しているFOCAL POINT COMPUTER, incの下記のページでは「※本製品はIntel Duo搭載Macには対応しておりません。」という記述が追加されているのに気づきました。
最近、2本も買いだめしたのに…。
さらに、製造元のGRIFFINはサイトがリニューアルされ、しばらくドライバへのリンクが途切れていたので、「そろそろか」と思っていたら、古いドライバへのリンクが復活し、しかもMac OS X 10.3.9までしか対応しない、という但し書きまで付いているではないですか(私はiMac G5 + 10.4.6で使用してとりあえず問題はないですが)。
せめて、ADBキーボードで日本語入力できるくらいのドライバは対応してほしいと思うのですが、おそらくほかの多数の製品への対応も含めて検討(もしくは対応)している最中なのでしょう。ドライバなしでは「ろ」「−」がうまく入力できませんし、Caps Lockが文字通り働いてしまい、英数切り替えがうまくいきません。
専用キーボードを使わず、Teslaという、10.3.xまで対応していたオープンソースのソフトウエアがMacPookで動いた、という話を親指シフト関連掲示板で知りましたが、残念ながら私のMacBook Proでは起動を示すアイコンが出て、環境設定パネルも設定可能ですが、正常に動作することはありませんでした。
思わず、親指シフトキーを必要としない、中指シフトに移行しようか、と真剣に考えましたが、MacBook Pro以外は親指シフトキーボード入力であることを考え、思いとどまりました(笑)。