かなり前に注文しておいた
“BRUCE LEE LEGENDS OF THE DRAGON VOLUME 2”
が今日届いていました。
VOLUME 1も「ドラゴンへの道」のレア写真が大量に掲載されていたのですが、今回のもすごい。特に、アクションシーンとその裏側を記録した写真は非常に見応えがありました。
ジャッキー・チェンの映画で蹴り技の名手として悪役を演じたウォン・イン・シクとお互いにキックミットやエアー・シールドを持ち合い、サイドキックや回し蹴りを練習している写真は過去にも見たことがありますが、この書籍にはかなりの数が収録されています。
防具はブルース・リーが持ち込んだものだと思いますが、彼は防具を持ち慣れているのでしょう。ウォン・イン・シクのきれいな左の回し蹴りを右手一本で受け止め、飛びながらの後ろ蹴りもしっかり受け止めています。ブルース・リーは平気な顔をしているようにみえますが、現場にいたトニー・ラウの証言なども照らし合わせてみると、生意気なウォン・イン・シクに自分の強さを見せつけるつもりだったのかもしれません。
ウォン・イン・シクはおそらくエア・シールドには慣れていなかったのでしょう。うまくシールドを固定できず、バランスを崩しています。それが原因かどうかわかりませんが、ブルース・リー自身も芯をとらえきれていないようにも見えます。ウォン・イン・シクがブルース・リーの回し蹴り、サイドキックに対して厳しそうな顔、痛そうな顔をしている写真もありますが、自分の実力を示したいブルース・リーの思惑通りだったのかもしれませんね。
ここで、写真に映っているみんなの間でどんなやりとりがあったのでしょうね。英語版ですが、あとできちんと読んでみたいと思います。