先月下旬より新宿武蔵野館で上映されている”I AM BRUCE LEE アイアム ブルース・リー”。6月中に行きたいと思っていたのですが、業務が忙しくて時間が取れませんでした。
そして、3日、ようやく20:30の回を観ることができたのでした。
http://www.brucelee2013.com新宿武蔵野館さんでは現在ブルース・リーの資料展示も行っています。
この展示が行われていることも忘れてギリギリまでお買い物をしていたため、十分に資料を観ることができませんでした。
この写真を撮っている途中に案内が始まったので、慌ててシャッターを切ったため、ぶれてしまいました。ブルース・リーの死亡記事はコピーだったと思いますが、この大きさで見られる機会はなかなかないため、惜しいことをしました。あ、でも右上のリー先生の棺の中のお姿はぼけて良かったかも。見慣れない方は、このお顔がブルース・リーとは思えないかもしれないくらいなので。
ブルース・リー・マイブラザーも見に行くつもりなので、そのときにまたゆっくりみようかと思っています。
実は、I AM BRUCE LEEのBlu-ray、およびブルース・リー・マイブラザーのDVD(Blu-ray?)はすでに所有していてすでに鑑賞済みなのですが、それでもブルース・リー関連の映画を劇場で観られる機会はそう多くはありません。それに今回は字幕が入っていることでしょう。字幕なしで完全に聞き取れなかったところも分かるかも。
今回のI AM BRUCE LEEは、ブルー・レイ上映ですから、解像度は1920 x 1080だと思われます。もちろん、フィルムプリント上映とか、通常のデジタル上映ほどの画質ではなく、劇場もスクリーンも小さい。鑑賞料もいまの私にはちょっと大きい1,800円。本当は迷うところではありました。
それでも早めに来て、鑑賞券を買い、整理券をもらいました。番号は12。マイナー作品の平日のレイトショーということで、10人もいないんじゃないかと思っていたので、根強いファンがいるのだなあ、と嬉しくなりました。
いったん外で買い物をして、ギリギリの時間に戻ってきたら、結構すでに人が待っていました。近くの人の整理券が目に入ったのですが、30番台後半だったので、その時点で40人くらいはいたんじゃないでしょうか? 最終的には50人程度は集まっていたと思います。
驚いたのは、女性が多かったことです。1974-75年当時は女性ファンが多かったのは知っていますが、第二世代のファンである私のときには、男ばかりでした。でも今回はかなり女性率が高く、しかも女性一人とか、女性の友達同士で、という方もいらっしゃいましたよ。
しかも、私はおそらく一番年長の部類に近く、若い人が多いような気がしましたね。
本編に入る前に、ブルース・リーが1964年に受けたTV番組のオーディションも上映されました。過去には「ドラゴン拳法」の名前で、他の映画の特典映像的に上映されたことがありますが、今回のものは
内容はすでに知っていたわけですけど、やはり劇場で観てよかった、と思いました。
何より、大勢の観客のみなさんと、ブルース・リーに対する思いを共有できたと言うことです。
まもなく死後40年ということもあってか、このドキュメンタリーも明るく、ポップに作られています。でも、やはり「自分の全盛期を知る前にこの世を去った」人のドキュメンタリーですから、どうしてもその「死」については避けて通れません。これだけ時間が経っていても、インタビューの途中で直接本人を知る方々が涙されているのです。ブルース・リーの一番弟子であるダン・イノサント先生(死亡遊戯でリー先生とヌンチャク戦を展開された方)が当時どれだけ悲しんでいたか、今でも寂しい思いをしているか、伝わってきましたよ。観客のみなさんももらい泣きしていました。
併せて、詳細が分からないのでコメントしにくいのですが、日本の占領下にあったときの香港と思われる映像が挿入されており、改めてショックを受けました。
とりあえず劇場で観たばかりのこの作品を、いま、自宅で改めて観ています。フルハイビジョンTVで観ると、インタビューシーンはフルハイビジョン画質ですけど、ブルース・リーの過去フィルムはSD画質レベルであることに気づきました。映画館ではあまり感じなかったですけど。
いずれにしても、今回の鑑賞でチカラをもらえた感じがします。日本での劇場公開を企画してくださった関係者の皆さまに感謝いたします。
さて、この映画を観る前のお買い物の話。
お仕事の関係で駐輪場を探していたとき、近くにSennheiserのショールームがあることを知りました。立ち寄ってみたのですが、案内の女性が出てこられて、全ヘッドホン/イヤホンを視聴できるとのことでした。そこでかねてから気になっていたゼンハイザー イヤーモニタータイプカナル型イヤホン IE800を視聴することに。
普段使っているWestone 4R バランスドアマチュアドライバー( 2xLow/1xMid/1xHigh) との聞き比べになりますが、とにかく低音の量が圧倒的でした。以前持っていたBOSE in-ear headphones BOSE-IEより量が多いんじゃないか、と思うくらい。ダイナミック型ということで、WESTONE4Rのような音の分離感や解像感はないですが、かなり自然な印象は受けました。多分ダイナミック型を聞き慣れていないせいかもしれませんが、クリアな感じとか、高域のキラキラ感はなかった気がします。
その後、I AM BRUCE LEEの整理券を受け取ってから、近くの量販店へ。UE 900 Noise-Isolating Headphonesがあったので聞いてみましたが、中音域〜高音域があまりクリアな感じがしません。Ultimate Ears TripleFi 10と似た感じもしましたが、自分はTripleFi 10のほうが好きかな、という感じがしました。
MONSTER CABLE イヤホン MH TRB-P IE CPRだったかな? これはなかなかいい感じでした。ダイナミック型で一番いいなあ、と思ったのは、ゼンハイザー イヤーモニタータイプカナル型イヤホン IE80かな。ショールームでIE800を聞いたばかりでしたけど、IE80のほうが自分的には好みかも。
あと、バランスド・アーマチュア型では、機種名を忘れましたが、オーディオ・テクニカのものが解像感とクリアさで抜けている感じがあって、印象に残りました。
ただ…。それらも自分の中ではWestone 4Rを上回るものではなかったです。まもなく出てくる、【国内正規品】SHURE インナーイヤフォン クリアカラー SE846CL-Aあたりはどうなるのかな?
高すぎて無理ですけどね。
さて、今日は売り場で、Bose AE2 audio headphonesを見かけて、所有しているBOSE TriPort TP1BBを思い出したのでした。しかし、自宅のTriPortは現在…。
ひどいでしょ。家族がTVを静かに見るときに愛用していたのですが、いつだったか、次男の耳の周りが真っ黒になっているのに気づいて、よく見てみたらパッドの表面が粉状になって剥げてしまい、彼の耳を覆っていたのでした。
そこで、店舗に聞いてみると、すでにこの機種用のパッドはないということ。これって消耗品なのだから、もう少し長くサポートしてほしいところですが、似た製品のBose AE2 audio headphones専用の交換部品を入手しました。
で、作業に取りかかってみたら、微妙に構造が違うのですよ。それに、致命的なのは大きさ。Bose AE2のハウジングのほうが若干大きいのですね。
また、耳パッドの裏側のクッションもTriPortにはないもので、すごくいやでしたけど剥がさなければなりませんでした。
あるいは、このパッドの大きさがTriPortのハウジングの大きさにぴったりではあったので、中にはめず、このままハウジングの縁に両面テープかなんかで貼り付けるという手もあっかたもしれません。しかし、今回は、台座の外側を少しずつ削ってTriPortに合う大きさにし、はめる、という涙ぐましい努力を行いました。挟みで思い切って外側を切って行きましたよ。なんども試行錯誤して…。
なんとか新品当時の装着感が復活しましたよ。音は購入当初に、Shure E5CやE500PTH-Jと比較して、残念ながら及ばないかな…と思った記憶がありますが、装着感の良さは圧倒的です。これで、SHURE リファレンス・スタジオ・ヘッドホン SRH940とのヘッドホン2台体制を作れます。
コメント
コメント一覧 (2件)
お、リー先生ですね、こんにちは。
ブルース・リー作品、息が長いといいますか、ファンが多いと言いますか・・
今でも作品上映しているのは凄いことではないかと・・昨今の有名どころでは、
ここまで末永く上映されないのでは? と思いますね。(まぁコンテンツは残りますけど)
若い女性タレントや芸人の中にもリー・ファンがいるみたいで、少なからず影響はありそうです。
(↑)そうそう、ヘッドフォンのイアーパッド。たいてい、粉を吹いてボロボロになりますねぇ(苦笑。
パッド交換するほど良い物は使ってないんですが(沈)、だいたい1年半でアウト! です。
深夜映画用のTVフォンは安物ですが、パッドどころかプラ部分で真っ二つになるモデルも・・(笑。
変な整髪料とか、とかは使ってないんだけどなぁ・・はて?
sadaさん。こんばんは。お返事が遅くなりました。
この土日仕事で、今日もこんな時間になるとは…。帰り道がどうしても心霊スポットになってしまうのですが、有名な斎場を通るとき、突然斎場から「ピシッ」という音が聞こえたかと思うと背中がずーんときて、なんかいやな気分でしたよ。この斎場、以前同じような時間に通ったときには誰もいない駐車場から女の人の泣き声が聞こえて、なんだろう? と思って空の駐車場を見渡すうちにそこが斎場であることを知って、ダッシュして逃げた記憶があります(苦笑。
でも、リー先生は数年おきに繰り返し小さなブームみたいなのがあって、すごいです。
水曜日、女性が多かったのはレディースデーだったこともあるのかもしれませんが、他の映画ではなくわざわざこれを選んでいるということは、やっぱりファンなのでしょう。
あらゆる年齢層から支持されるリー先生、やはりすばらしい。
イヤパッドは復活したんですが、家族はShureに慣れてしまったみたいで、そっちを使っているようです。装着感は圧倒的にTriportのほうがいいのに…。