幕張海浜公園

commençal-sさん、Kさんは予定が合わなかったのですが、Tさんと一緒に幕張海浜公園に行ってきました。

幕張海浜公園

幕張海浜公園

2009年の暮れにa.b.c. cupに参戦して以来だと思いますから、3年3ヶ月ぶりくらいでしょうか。ずいぶんきれいに整っているな、と思います。東北地方太平洋沖地震のあと、しばらく閉鎖状態になっていたので、様変わりしているのではないか、と心配しました。『MTB日和 Vol.14 (タツミムック)』で、reaps-factoryさんの取材記事を見たので、無事に再開されていることは知っていたのですが、より路面が整って走りやすくなっていたと思います。

今回、私はCannondale Rize号、TさんはCannondale Chase, Intense Tracer 2での参加です。

Chase + SiC 40mmステム

Chase + SiC 40mmステム

Chase + SiC 40mmステム

Chase + SiC 40mmステム

このSiC 40mmステムは以前、私のChase号やProphet号に装着していたものですが、私の持っているLefty Maxでは、31.8mmハンドルを使うとどうしてもリバウンドノブが干渉してしまい、装着不可能でした。25.4mmでギリギリ、という感じだったので、使わなくなってしまいました。

しかし、TさんのLefty Jakeだと、アッパークラウンより上のトップキャップの飛び出しがとても低くて、大丈夫であったようです。標準のスペーサセットできれいに付いています。

公園の話に戻りましょう。現在の幕張海浜公園は、路面が整えられていてかなりフラットな感じです。

シングルトラック

シングルトラック

シングルトラック入り口は、以前はガレていて、長男が走った時に思いきり石にハンドルを取られて転んだりしていましたけど、かなりフラットでした。シングルトラックそのものもこんな感じのきれいな路面ですね。子供や初心者でもコントロールしやすいと思います。

シングルトラック出口の大バーム

シングルトラック出口の大バーム

下りの斜面から、コブに向かう大バーム。a.b.c. cupのとき、Vertex号で思いきり突っ込んで、コブでもカメラマンの前で珍しくジャンプを決めたりしたことを覚えているのですが、今日はRize号で突っ込むのは怖かった。ここは最後まで克服できませんでした。Tさんは自分のバイクだけでなく、私のRize号でも高速で連続バームをこなしていましたが、曲がりにくいことはなかった、といっていましたね。Rize号はProphet号と比べると、ちょっとクセが強いかな…?

このコースではいつもビンディングペダルを使っているので、今日もそうしましたが、レースではないのでフラットペダルにしておけばよかったかな…と思いました。ジャンプとかはフラットペダルのほうが楽しいと思います。今日は全然飛べませんでした。2009年、Vertex号で走った時のほうが飛べましたよ。あのときはレースだし、スピードも速かったですしね。

飲み物を用意していなかったのでどこかで買おう、と思ったのですが、公園内には自動販売機や売店はありません。近所にもなくて、隣のマリンスタジアムへ。

千葉マリンスタジアム

千葉マリンスタジアム

…ここにも全然自販機などはない。球場内での販売が前提なのでしょうか? 唯一、ヤクルトの自販機が見つかったので、ここでパックの飲み物を買いました。次回は飲み物を十分に持っていかないと。

公園の周りも散策しました。

スタジアムと公園の間の川

スタジアムと公園の間の川

公園と海の間には長いフラットダート

公園と海の間には長いフラットダート

砂浜

砂浜

もちろん、MTBコースのほうもよく考えられていて、練習になりますが、息抜きにこういう場所を走るのも気分転換になります。

さて、MTBコースに戻って練習しますが、登り下りが少ない分、ほぼ常に漕ぎっぱなしになることもあってか、かなり疲労します。フラットなので、私はほとんどアウターギアを使って走行するのですが、Tさんはセンターギアがメインでアウターは滅多に使わないそうです。そのアウターを試しに使ってみたところ…。

うわぁぁぁぁ…

うわぁぁぁぁ…

ぎゃあぁぁぁ…

ぎゃあぁぁぁ…

アウターで走行していたら「バリバリッ」と音がしてこうなってしまったそうです。何かを引っかけたとか、ぶつけたとかではないのですよ。あとから拾いにに戻ったプーリーの歯の一つが完全になめた状態になってつぶれています。しかし、カーボンってこんな形で破断、というかちぎれてしまうとは…。

アルミでも無事ではなかったかもしれないけど、ちぎれるということはなかったんじゃないかな? ディレーラーのプーリーケージはアルミのほうがいいかも…。

Tさんはチェイス号を持って来ていたので、このあとも無事に練習を続けられたのですが、これはショックですよね…。

昼前から集まり始めた常連のみなさんも寄ってきて、「XTR! これはもったいない!」って、しきりにつぶやいていました。自分も同じものを使っていますし、換装してからはまだトレイルにはデビューさせていないので、ちょっと心配になりました。注意して使おう…。

Tさんはディレーラーを買い換えるのか? あるいはSRAM XX フロントシングル x 11速化でしょうか?

さて、一通りの練習が終わり、かなり疲労も蓄積してきたので、正午前には退散です。帰りは渋滞を避けるため、下道で帰ってきましたが…。

皇居ランナーは…

皇居はお花見もあってか人であふれていました。しかし、その歩行者を避けるように皇居ランナーが車道に出てきて走り始めました。ひとりが出たらもう一人も。危ない!

実は、私が書かなくてもいろんなところで批判されているようなので、自分は書くのを控えてきたのですが…。今日の皇居ランナーさんの行動を改めて目の当たりにしたことで、ここに書くことにしました。

昨年、皇居周りが通勤経路になっていたので、よくこのへんは通っていました。そのときから、皇居ランナーの皆さまのマナーについては気になっていました。7年前も通勤経路として使っていたことはあるんですけど、こんなことはなかった。ランニングブームの影響で数が増えていることもありますが、何度かたしなめようと思ったことがあったことは確かです。

例えば、何回も固まって走るランナーさんたちをみました。非常に広い歩道ではあるのですが、私は自転車なので、端にバイクを寄せて停め、彼らの通過を待ちます。そういうときに、ものすごいスピードでその集団を外側から抜くような形走ってくるランナーがいました。止まっている私との間はまだ余裕があるはずなのに、その速いランナーはわざとなのか私のほうに突っ込んでくるのです。仕方がないので、私はさらにバイクを外に寄せるのですが、それでも自分のギリギリのところに迫ってきて、最終的に私はバイクと共に生け垣まで突っ込まねばなりませんでした。

これ、1回じゃないんですよ。記憶しているだけで3回はやられました。ランナーだけで広い道幅を占めているのに、他の利用者、この場合は私の自転車ですが、その行動をわざわざ阻害するような動きをする必要がありますか?

自分のペースを守って、速く走りたい気持ち、分かります。ですが、この遊歩道は「あなただけのものではありません」。「歩道はランニングコースでもありません」。一般の人も景観を楽しみながら歩いています。生活のための移動に使う人もいます。

もちろん趣味を否定するわけではありませんが、それを通すことを優先するために他の利用者にめいわくをかけることをやめて欲しいのです。

今回、車道に飛び出してきて、平気で自分の意志を通そうとするランナーもそうです。この時期歩道が混むのはだれもが知っている話で、皇居ランナーさんはなおさらでしょう。それでもわざわざここに走りに出てきているわけですから、思うように走れないのはそこを走ろうとした自分の責任でもあります。

そんな基本的なことが分からないランナー、身体能力は優秀なのかもしれませんが、スポーツマンとして、人としてどうなのでしょう? そんなランナーは公共の場所は走るな、といいたい。どうしても自分勝手を通したいなら、トレッドミルでも買って、自宅で走ってください。運動指導に関わってきたものとして、こういうレベルの低いフィットネス愛好者がこんなにいるということは非常に残念であり、また恥ずかしいです。

この件、ツイッターのまとめサイトなども存在しますから、しっかりと読んで、ランナーのみなさん、見直してください。もちろん、マナーをわきまえて走る人のほうが多いであろうことは私にも分かります。しかし、一部の人の行動によって、走行禁止など、思わぬ制限につながる可能性もゼロではありません。

一人一人がよく考えましょう。

さて、結構時間が押してしまいましたが、Tさん。今日はありがとうございました。

その後、まだ時間があったので私はいつもの裏山周辺に向かいます。しかし、最初に目に入ったのが…。

これは…なんでしょうか?

これは…なんでしょうか?

なんか最近、この辺はいろいろなものが落ちていたり、お墓らしきものがあったり、ちょっとおかしな状態です。

Lapierre Spicy

Lapierre Spicy

さて、今日の裏山もLapierre Spicy号です。奥に花見客が見えますが、私がいるこちらサイドは人も少なく、MTBで走っていてもほとんど注目を集めることはありません。

昨日、sadaさんのコメントにあった、ディスクの装着法を実践してみたのですが、ローターの引きずりがなくなり、明らかに調子がいいです。気のせいか、より効くような気もします。共鳴音も、今日は気になるものがなかったです。おそらく、今までの締め方に問題があったのでしょう。sadaさん、ありがとうございました。

ブレーキは好調でした

ブレーキは好調でした

今日は午前の幕張海浜公園でかなり疲れていることもあるので、下りを中心に練習する予定でしたが、登りのところもさほど人が多くはなかったので、練習することにしました。

ハンドルの左上に見える坂を登坂

ハンドルの左上に見える坂を登坂

裏山からはiPhone5の写真になっていますが、なんかバイクが浮き上がるように撮れている感じがします。日によってばらつきがありそう。

さて、ハンドルの左上に見えている坂。以前は何回もチャレンジしたのですがどうしても登れませんでした。ここのところの好調でできそうな気がして、やってみたら普通に登れてしまいました。やはりこのバイクは登り性能がすごそう。

ということで、もう1箇所、過去に何回も挑戦してどうにもならなかった坂にもチャレンジすることにしました。

裏山の登坂にチャレンジ

裏山の登坂にチャレンジ

裏山の一番下から、右奥のほうへの登坂を目指します。以前なら登坂なんて全く考えなかったのですが、絶対に無理と思っていた場所が次々と登れるようになっていることから、ここも可能性があるかな、と。

この場所は最初の急坂、私の身長くらいではないかと思うのですが、Rize号ではどうしても最初のこの部分に阻まれていました。「もう少しで前輪が超える」というところまでは来ていたのですが、その最後の部分を超えられないのです。

ここまでは行けました!

ここまでは行けました!

そこはさすがはSpicy。最初の急坂は最初から失敗することなく乗り越えました。あとは、落ち葉が積もっている斜面を登っていくのですが、ここは上に行けば行くほど斜度が強くなっていくので、残念ながらこの写真のSpicyの位置で足が止まってしまいました。その後何回挑んでも、この周辺で漕げなくなります。

でも、最初の急坂を超えられるようになっただけでも、進歩かな? 単にSpicyがすごいだけなのかもしれませんが、気分は悪くないですね。さらにスキルと体力をつけて、いつかは上まで…を目指したいと思います。

将来的にはここまで登るつもり…

将来的にはここまで登るつもり…

別のS字

別のS字

裏山入り口の隣にあるS字。「く」という字に見えますが、右側の隠れているところでもう一回ぐるっと回ってこの位置まできます。ここは最初の左折でリアが抜重されすぎて、バランスを崩しましたが、スイッチバックのようになっているので、思ったより練習になります。また、ここは中間域は比較的路面が滑らかなので、場合によっては登り練習に使える可能性もありますね。

重いSpicy号ですが、最近なんか急に相性が良くなってきました。登りの性能が想像以上だったこともありますが、乗る機会が増えたことで、コーナリングや下りの性能も見直すことができました。

こちらにも少し手を入れて、より乗りやすいバイクにしてみたいです。

…今日は盛りだくさんの一日でした。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • ダブルの出撃、お疲れ様です(笑。
    幕張海浜公園ですか、いい場所あるんですねぇ。海際にも行けるんですね・・。
    海浜公園はこっち(大阪)にもいくつかありますが、何となく舞洲とか咲洲公園に
    雰囲気が似ているような? この時期、海沿いを走ると気持ち良いんですが・・。

    しかし・・TさんのリアXTRは・・・(激震!
    チロさんのところで爆裂パーツ写真見た時もビックリ! でしたが、コレまた・・(沈。
    やはり、カーボン・パーツはまだ耐久性に難あり、なんでしょうか。
    まぁXTRは残念でしたが、Chase号はカッコイイですねぇ。センスも良いし、
    ググっと来るものがありますよ。

    皇居周りの問題は時々ニュースでも取り上げられますが、(↑)はヒドいなぁ・・。
    相変わらずブームになると、こういった人が出てきますねぇ。横行ロード車の方も
    褒められるものではないですが、ナンとかならないのかなぁ? と思いますね。

  • sadaさん。こんばんは。

    幕張海浜公園は専用のMTBコースがあるので、ちょっと遠いのですけど、私たちにとっては貴重なフィールドです。公園管理者もそうですが、多分有志のみなさんのメンテナンスも入っているんじゃないかと思います。
    舞洲、咲洲公園には行ったことがないのですが、関西にいたとき、もっといろんなところを探検しておけば良かったです。

    Tさんのカーボンケージは見事にちぎれていましたね。私もこんなレベルの破断をリアルで見たのは初めてです。アウターで踏み込んだときにリアコグに巻き込まれたのではないかと思いますが、ちぎれてしまう、とは…。自分も同じものを使っているので、注意をしなければ、と思います。

    Tさんのチェイス、カッコイイですよね。状態のいいものが出てきたら私もほしいくらいです。ジャンプ、ストリート用ということで、このLefty Jakeはかなり頑丈に作られているみたいです。

    今回、歩道を走っていた人が、前が観光客で埋まっているとみるや、車道に「ひょこっ」と出てくるんですからね。写真で見ても分かるようにここには路側帯もありません。

    皇居ランナーを見ると、「日本人、どうしちゃったの…」と思うこともしばしばでした。自転車でもルール違反は普通にいるので、ランナーが、バイカーが、という目線で書くのは避けたいのですが、花見客の中に高速を保ったまま走ろうとしているランナーもいて、暴走自転車と何ら変わらない行為だと思いました。
    私がここを使っていたときは、「自転車がこんなとこ走ってんじゃねぇよ」的な敵対意識を感じました。こちらが徐行したり止まっていても、今回書いたような態度を取る人間もいます。
    内堀通りは、路側帯が狭い上に交通量も多いので、遅い自転車は非常に走りにくく、歩道を走らざるを得ない現状があります。自転車はもちろん、歩行者に配慮して走行する必要があります。
    でもそれはランナーも同じで、坂道を時速20km近い速度で走り抜けたり外側に膨らんだりする行為は謹んでほしいものです。対抗側にも人がいるんです。自分のペースを守りたいがためだけに、彼らが行う行為については、全く残念でなりません。
    今、exfit TVでアスリートの活動に着目して、紹介する動画を作ったりしていますが、こういう心ないアスリートが横行することによって、まじめに活動している人の印象を悪くして欲しくない、そう思います。

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