親指シフト環境再構築の第2弾をさっそくやってしまいました。中古でFMV-X8200を入手したのです。入手に先駆けて、専用メモリ1GB x 2枚を新宿まで購入しにいったのですが、その間に自転車用のボトルケージが届いていたみたい…。
古いモデル用の大容量メモリは思ったより高かったですが、メモリだけでも潤沢にしないと実用になりませんからね。
使用頻度がかなり低かったようで、新品にきわめて近いコンディションを保っていました。
写真左がFMV-X8200(2005)、右がFMV-S8360になります。モバイル用途のS8360と比べてデスクトップ代替ともいえるX8200のなんとでかいことか。ACアダプタなんかはもう、おかず用弁当箱ほどのサイズになってしまいます。これほどでかいACアダプタは、私はかつて見たことがないです。
なぜ、Core2Duo搭載のもう少し新しいA4ノートではなく、Pentium4搭載のX8200を選択したか、という点に触れます。
このころのA4ハイスペックマシンは重いし、発熱すごいし、ファンはうるさいし、普通にほしい、と思う人はあまりいないんじゃないかな。しかし、私にとってはこのモデルは非常に貴重なものでした。なぜなら、X8200は旧式のノート用キーボードを搭載した最後のモデルだったからです。
そのキーボードが右側の写真になります。
このキーボードは私が所持しているもう1台のA4ノートであるFMV-7000NAが搭載しているものと同じタイプのキーボードで、デスクトップキーボードか、と思うくらい打ちやすいのです。一度なんかは、このキーボードの保守部品を使って、自作の外付けキーボードを作ってみようか、などと思ったほどです。本当に、メーカーの方でこの在庫を流用して小型キーボード作ってくれないかな?
このエントリーもiMac + FMV-KB232 + トリニティワークス社製ドライバで書き始めて、途中からFMV-X8200にバトンタッチしています。柔らかいタッチとストローク感が心地いいですね。親指キーが高く突き出ているのも打ちやすさを高めていると思います。
このモデル以降のA4タイプマシンでは、FMV-S8360と似たタイプのキーボードを使っています。途中からバスタブ構造になりました。それが写真左のキーボードです。
私自身はこのキーボードも気に入っていて、嫌いではないのですが、さすがにX8200までのキーボードと比較すると快適性では負けてしまいますね。
X8200は7000NAと比べるとIMEの反応も早く、かなり快適です。最新の高スペックノートパソコンと比べたら相当見劣りはするのでしょうが、お仕事に使う分には全く問題を感じません。
このノートはHDDの容量が40GBと小さいので、Ultra ATA用のSSDと換装してみようかな、という気持ちになっています。ついでにS8360の方も換装してしまいたいですけどね。
しかし、AppleのMac OS X Snow Leopardの発売時期も迫っているため、これ以上の出費は厳しくなっています。再来月くらいに考えることにしましょう。