印象が変わりました

Westone UM3X

Westone UM3Xが到着してからというものの、UM3X : 10 Pro : ER-4S = 6 : 3: 1くらいの割合で使っています。

UM3Xは、全帯域の音が一様に鳴っている感じで、10 Pro的な立体感はあまり感じず、どちらかというと平面的な音であるように感じていました。耳に入れずに高めのボリュームで数百曲流してみても変わらなかったので、まあ、こんな感じのイヤホンなんだろうと思っていました。

しかし、この1週間くらいでなんかものすごく印象が変わってきました。装着感の良さからコンプライのPシリーズ(スリム)を使っているのですが、最初のころはどんなに努力して聞いても立体感を感じることができなかったのに、ここ数日は平面的な印象が全くなくなって、各種楽器の音の位置関係が分かるくらいに奥行きを感じるようになりました。横の広がりは10 Proのほうがあると思いますが、奥行き感とか立体感はUM3Xに分があるような気がしてきました。音の分離感が特に良くなってきているような気がしていますからね。

また、透明感が若干増した感じもしています。以前はUM3Xを聞いている途中でER-4Sに取り替えたりすると、ER-4Sのクリアさにハッとしたりしたものですが、それも前ほどは感じなくなりました。BAユニットが稼働を時間が経過したことによる変化なのかもしれませんが、イヤチップが少しずつ劣化することにより音が変わってきている可能性もあります。また、耳の慣れもあるかもしれません。しかし、ER-4Sは中高域はもちろん最高なんですが、曲間の無音部分の静寂さにはびっくりしますね。

さて、今日はまだ試していなかったShureのソフト・フォーム・イヤパッドのMサイズを試しています。どうやらWestone UM3Xは私の耳にかなりフィットをするようで、Shure E500のように、右耳のフィットが難しい、というようなことがありません。それでちょっとMサイズを試してみたわけですが、さらに音が迫力を増すような感じがあります。でも、やはりこのサイズだとかなり圧迫感がありますね。長時間の装着はきつそうです。

これから装着方法やイヤパッドの変更、あるいはエイジングによってもっと音は変わっていくのかもしれませんが、間違いなくUM3Xの音は私の好みに近づいてきています。

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