その音質はともかく、Apple In Ear Headphonesは結構私の耳にフィットするので、とりあえずエイジングも兼ねて数日間使っていました。当初は低音域が足りず、全体的に音が曇っているような印象を受けました。しかし、使用日数が経過するに連れて、少なくとも低音域はよく出るようになってきて、全体的に曇りが取れてきたような感じがします。だいぶ聞けるようになってきたな、と思っていたのですが、ケーブルが折れてしまっているちょっと悲しげなShure E500 PTH-Jに取り替えて聞いてみると、「突然耳が目茶苦茶良くなったような」ような感覚に包まれました。
その後、改めてApple In Ear Headphonesを聞いてみると、なんか耳が詰まったような感じがします。エイジングとかの問題ではなく、やはり性能が根本的に違う。5万円の価格差は大きいんだな、と思います。
さらに、Ultimate Ears Triple.fi 10 Proを聞いたあとApple In Ear Headphonesを聞けば、音域が極端に狭まったようにも感じます。
でも、ケーブルを耳の上に回す煩わしさがなく、すぐに装着できること、とても小さなパッドから用意されているので、私の耳にもかなりフィットすることなどから、結構気に入っています。