ファン・シネ スタイル

ファン・シネ スタイル

すでに書籍版のほうでファン・シネさんの魅力にまいってしまっていたのですが、ついにDVDでその動いている姿を見ることができるようになりました。

DVDを見始めてまず感じたのが、彼女のナレーションがすべて「日本語」で吹き替えられていて、生の声が聞けない、ということ。一番最後のメイキングは本人の声、日本語字幕ですが…。
DVDの場合、視聴者が彼女の動きに合わせて一緒に実践をしやすい、という利点があると思います。その点から、字幕を確認するのは確かに煩わしいでしょう。願わくば、日本語と韓国語を選べれば個人的にはうれしかったです。
動画では、写真集で感じたほどには極端に若さを感じませんでしたが、それでもかなり若く見え、究極のアンチエイジングを標榜するだけの凄さを感じますね。
プログラムは、ストレッチング・エクササイズに始まり、リズミカルな下半身の動きを採り入れたダンベルエクササイズ(ダンベル エアロビクス)、ダンベルによる筋力トレーニング(ボディ シェイプ)から構成されています。時間的な制限もあるため、中身の濃さやバリエーションでは書籍に適わないでしょうが、動画ということで、視聴者が得られる情報はさらに直接的になり、成果を上げやすいのではないかと思います。また、書籍ではスタジオ内で撮影されたエクササイズ写真が使われていましたが、このDVDでは野外で、いろいろな場所で同じ種目の撮影をしています。それを巧みに組み合わせて、視聴者を飽きさせません。
ダンベルのフォームも書籍の写真より自然な感じで、とてもよく出来ていました。おそらく写真は、彼女が動作の途中で動きを止めて、それをカメラに収めるということを行っているため不自然な感じがしたのでしょう。実際映像の中の彼女が疲労を感じているのもわかります。書籍よりずっと自然なエクササイズを観察できる、という点でこのDVDはおすすめです。
個人的には、ボディシェイプなどで5kgのダンベルをチョイスしているのがうれしかったですね。日本の普及しているプログラムの場合は、1kg程度の超軽量ダンベルが使われることが多く、アンダーワーク(筋力を高める効果がない負荷をかけてのエクササイズ)になりやすかったりするのです。

プログラムとは全然関係ありませんが、プログラムを解説するときの彼女の左肩がずっと上がりっぱなしなのに気づきました。上半身の脊柱(背骨)が少し右側に倒れています。ロケ現場が異なっても同じですから、しゃべるときのクセかもしれませんね。トレーナーさんとかがついているのなら、指摘してあげてほしいと思いました。
しかし、本当にきれいな人です。

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