Enterbay社のブルース・リー フィギュアの最新作、「燃えよドラゴン」の2バージョンが発売されました。
Enterbayのフィギュアといえば、最初に発売された「死亡遊戯」はそれまで発売されたいかなるフィギュアをも上回る出来で、本人をそのままコピーしたような感じがしました。この「死亡遊戯」のころの本人のライフマスクが残っていることもあり、おそらく一番作りやすいバージョンだったのかもしれません。
次の「ドラゴンへの道」は、プロトタイプの何枚かの写真を見たとき、あまり似ていないな、と思いました。ライフマスクをそのままフィギュアにしたような「死亡遊戯」とは異なり、眉間にしわを寄せた表情になっていることを考えれば、多少は仕方がないことかもしれません。しかし、製品版になって現物が届いてみると、かなりそっくりな上にディテールがはっきりしていて、総合的に「死亡遊戯」を大きく上回る仕上がりになっていたと私は思います。
そして今回は「燃えよドラゴン」。ブルース・リーの代表作ですが、これについては2つの表情を持つ2バージョンが発表されました。これもプロトタイプを見る限りは、あまり似ていない感じがしました。「死亡遊戯」のときよりブルース・リーはかなりやせていますし、死亡遊戯前後のライフマスクを参考にしたとしてもかなり手を入れないといけないでしょうから、もしかするとあのプロトタイプ以上に似せるのは大変なのかも…。
実物が到着したのですが、今回のものに関してはプロトタイプのものとあまり変わらない気がします。向かって左のタイプ(Aバージョン)は多少作り物っぽくて、右のタイプ(Bバージョン)はちょっと腫れ目ちゃんです。
しかし、間近でじっくり見ると、そっくりだったりするんですよ。
Aバージョンは口が開いていますが、ちょっと下から見るときちんと歯も確認できます。
やはりこのシリーズはすごいですね~。
この後、「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴン危機一発」「グリーン・ホーネット」と続きます。グリーンホーネットについてはいくつかのライフマスクが残っているようですので、またすごいことになりそうですね。