今日は東京地方も一日をとおして雨のため、積極的な野外活動は諦めました。
読書したり動画を見たり、昼寝夕寝を繰り返したり、最近ではおおよそやっていなかったようなのんびりスタイルの一日でした。
合間に自宅に残った蔵書を漁ってみたところ、こんなものが出てきました。
「オアシス便利帳―ワープロを使いこなす法 (ゴマブックス)」ですね。
知り合いの劇団さんから中古のワープロ「書院」を買ったのを皮切りに、最初に社員として所属したスポーツクラブでボーナスが出たら今度は「Panaword」を買って、かなりの文書を作りました。さらに、そこを退社したのをきっかけに買ったのが親指シフトキーボードキーボードを搭載した「富士通オアシス」でした。当時のワープロ雑誌で親指シフトキーボード入力が絶賛されていたからです。
懐かしくなって中身を覗いてみると、当時単語登録の仕方などをこの方法から学んだことを思い出しました。
これらの知識は実は今でも役に立てているところがあり、本当にちょっとしたきっかけで買った書籍がのちのちどこで役に立つものだか分からないものだなあ…と再認識した次第です。これからもいいと思ったものは迷わず吸収しよう。
この書籍、Amazonで見てみると、定価の3倍以上の値段が付いていますね。こういった、値段が上がっている書籍はいっぱい持っているので、もしかして売ったら…なんて。
別の意味で稀少な小冊子も発見しました。
日本にかつてあったファンクラブのうちのひとつが発行した小冊子らしいです。一部、誤植の上から正しい活字を貼り直した部分もあったりするので、ごく限定的な自費出版的なものだったのかもしれません。
実はここに、現在でも語り継がれる悪名高き企画が掲載されていたりします。
「富士の裾野に偉大なブルース・リー像が完成間近」とあります。そのミニチュア像を5,000円で販売したわけなんですが、未だにこの像が建った、という話を聞くことはありません。完成間近どころか、なんの工事も行われていなかったのではないか…という疑いもあります。この書籍が発売された当時は私はまだブルース・リーに目覚めていなかったため、この像を買うことはありませんでしたが、第一次ファンの間では語り草の出来事のようです。
でも、この6年後くらいには、右ページに載っている截拳道教本というヤツは買いましたよ。正しく版権を得たものかどうか、今となっては怪しいのですが。