最近、ATOKの変換がひどい兼ひどい件をたびたび紹介してきているが、調べてみると結構多くの人が同じような報告をしていることが分かった。会社をやっていた頃だから多分2016懇ろだと年頃だと思うけど、「代表取締役」を「大兵取締役」と変換して、どうしても「代表取締役」を覚えてくれないこともあったのだ。
それは私が単文節変換をメインにしていることが原因ではないかと思っていたが、すでに一昨年、スタパ齋藤さんがこの兼この件に触れておられた。
https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/column/korekori/1188611.html
スタパ齋藤さんも単文節変換を行われているようなので、実際、私も同じ現象だったのかもしれない。
スタパ齋藤さんは思い切ってGoogle日本語入力に乗り換えられたようだが、私の場合は富士通純正に近い親指シフト環境を再現できる必要がある。現状、それを可能にするカスタマイズ機能を持つのはATOKのみだ。併せて、私の場合はGoogle日本語入力もかなりストレスが溜まる誤変換をするので、未だ思い切れない。
Google日本語入力は、例えば「成田さん」とか「有田さん」とか一度覚えさせても、突然「成田山」「有田山」に戻ってしまうということをたびたび繰り返す。そんなわけで気を付けないと、宛先の軽症が敬称が「山」になってしまって、ビジネス上致命的なミスを犯しかねない。あるいは直前に変換した結果を覚えていないこともある。単語や文節のつなぎ方が異なることが原因だろうが、意外に気難しいのだ。
さて、ATOKについてはネットでいくつかの大作が対策が見つかったので一つずつ試して見ようと試してみようと思う。
この辺、全部の辞書が選択されていたのでこれを削ってみる。
文書学習ツール辞書はもしかしたら、次の設定と関係しているかもしれない。
まず、今の学習情報があまりにも役立たない場合は、「学習情報のクリア」がいいようだ。まずはこれを試して見るか。試してみるか。ああ、もう効率悪い。
あと、自動登録も見直した方が良さそうだ。何でもかんでも登録してしまうのではなく、必要なものだけを選ぶといいかも。
「細切れ」という設定があるが、これをオフにしたほうが良さそうに思える。私はFUJITSU OASYSを初期にかなり使っていた関係で、単文節だけでなく、単語変換をしてしまうことも多々ある。そういったものを覚えられてしまうと、こういった馬鹿な結果になるんじゃないかな。後変換なんて全く使わないし、切ってもいいかも。
…ということで。まずは、学習情報をクリアする前に、文書学習ツール辞書を外してみる。
…外してみた。試して見た。ああダメだ。
次は学習情報をクリアしてみる。同時に細切れ、例えば「試して」と「見た」を分離して覚えないように、OFFにしてみたい(想定通りになるのか?)。
…分離してみた。試してみた。試して見た(細切れに変換)。試してみた(細切れに変換した結果を覚えていない)。おお、大丈夫みたいだ。
次に、文書学習ツール辞書を復活させて試してみた。試して見た(細切れに変換)。試してみた(細切れに変換した結果を覚えていない)。うん。これも大丈夫。
ATOKも機能が増えたからといって、何でも便利になっているわけではないんだな、と改めて思った。
ちょっとこんな感じでATOKを教育していくか。もうちょっと有料サブスクライブを継続して、問題がなければこのまま使い続けようと思う。
この記事の前半は誤変換だらけだけれども、後半劇的に減っている。というか、発生していない。
よし。しばらくはこの設定でいこう!