本当は、スマフォを除いた所有中の全カメラをひとつのカメラにまとめようと思っていました。2月と3月に武道系の動画を撮るため4K撮影可能な機種を探しており、これをきっかけにマウントをまとめてしまおうと思ったのです。
この計画、なんかデジャヴを感じます。
そう。今までMTBとロードで同じことをやって、ことごとく失敗しましたね(苦笑)。結局必要になって再度集め始める…。1台ではなく、用途分けする余裕を残す目標に変更した結果、全台に満足感を覚えることができて落ち着きましたけど。
今回整理するに当たり、全カメラを使ってみました。確かに、以前考えたとおり値下げされたOLYMPUS OM-D E-M1 MarkIIにまとめることはできたかもしれません。でも、これはかなりデカイので、結局小さいカメラがほしくなってしまうと思います。
それに、今日店頭でE-M1 MarkIIを触った限りでは、さすがに、Canon EOS 7D Mark IIのほうが私には良さそうだと感じたからです。銃剣道や短剣道は極めて動きが速いので、exfit TVの宣材写真を撮ることを考えると、OVFのほうが私の場合はしっくりきます。
なので、EOS 7D Mark IIを業務用のメインで残し、他をサブカメラおよびポタの友に置き換えることにしました。
ポタの友として、現在ほとんどの回に出動しているのはOLYMPUS PEN mini E-PM2です。小さいだけでなく、好きなレンズであるPanasonic Lumix G 20mm/F1.7 II ASPH.を使えるからです。G 20mm/F1.7 II ASPH.はAFが極端に遅いのがネックではありますが。
ただ、私の場合はファインダーを使うのに慣れていて、これを外付けすると結構上に出っ張ってしまうんですよね…。最近、暗くなってから活動することも多いので、フラッシュを使いたくなるシーンも多くなりますが、いちいちファインダーと付け替えねばなりません。
G 20mm/F1.7 II ASPH.を使える小さくバランスが取れたカメラ、ということになると、出たばかりのOLYMPUS OM-D E-M5 MarkIIIが気になります。でも、出たばかりで高いし、サブでポタ用となると、ここまで高機能は必要ではありません。
なので、今回はこちらを選びました。
写真じゃ分かりにくいですが、OLYMPUS OM-D E-M10 MarkIIIです。Map Cameraさんのサイトで1セットだけ、中古のダブルズームキット(ブラック)が置いてあるのを見つけたので、直接ショップに行って現物を見せていただきました。
もう、見た目は新品と変わりません。コードやストラップは開封された様子はありませんでした。あとで確認したところでは、ショット数は650枚くらいでした。
Map Cameraさんでは新品についても、他の量販店の価格よりそのお店のポイントを引いた分くらい安い! このため、新品か中古かで少し迷いました。
ただ、Map Cameraさんでは中古品でも12ヶ月保証が付くんですね。しかもかなり安くなるので、これを選ばない手はありませんでした。この中古がシルバーだったら新品のほうを選んだと思います。というのも、私はシルバーがなぜか好きになれないんです。
初期不良確認期間は2週間。私は価格に3%分上乗せして、落下などの破損保証も付けました。新品と変わらない安心感でダブルズームを入手できて満足です。
まだ買ったままの設定ですが、以前この機種が本当に欲しくて、ずっと持っていたこのカタログをE-M10 MarkIIIで撮ってみました。この表紙のモデルの子、本当にかわいいですよね。
撮影には、キットレンズのひとつであるOLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ BLKを使用してみました。いきなりこの少女の瞳にピントが行って、新鮮でしたよ。初めての瞳AF体験でした。
AFも相当速いです。同じレンズを使った場合にE-PM2も相当に速くて不満はなかったのですが、測距点が35エリアしかなかったのが、ちょっと古さを感じた点でした。今回のE-M10 MarkIIIはコントラストAFのみとはいえ、E-M1 MarkIIと同じ121点に増えています。
SONY α6000なんかは、位相差検出方式側が179とかあって、本当にすごいなあと思っていました。なのに、E-mountではなくmicro 4/3を選んでしまったのはなぜか。
まず、E-M10 MarkIIIがレンズも含めてコンパクトなこと。これなら、今後レンズ資産を増やす場合にも場所を取らず有利です。
センサーのサイズが小さめなことで、同じ画角なら被写界深度も深くなりやすく、オークションの商品の撮影にも有利になりそうです。
また、キットレンズ比ではα6000の広角側の歪みがかなり気になっていました。
しかし、今回SONY機を諦めた一番の理由は別にあります。というのも、SONYのAPS-Cミラーレス機はなぜか、レンズ交換時にセンサーにゴミが付きやすく、また落ちにくい感じなので、メンテナンスコストを上げてしまう原因になってしまっていたからです。私はSONYのAPS-Cミラーレス機を3台使いましたけど、いずれも同じでした。これを解決するために、照明・拡大鏡付きのセンサー掃除専用のクリーニングキットを揃える必要があったほどです。
Olympus機ではその悩みが皆無で、このことが決定打になりました。α6000にはない水準器も表示できますし、言うことなし!
こちらが今回、E-M10 MarkIIIの撮影に使ったE-PM2です。E-M10 MarkIIIでお返しに撮ってあげました。小さいだけに、頭のでかさが目立ちますね…。
E-M10 MarkIIIにはファインダーもフラッシュも内蔵されているし、液晶はチルト可能。少しだけ大きめな「コンデジ」と考えても違和感がなさそうです。これから自動オープンレンズキャップに変えようか、とも思っていますし。
E-PM2は本体だけならよりコンパクトではありますが、ファインダーやフラッシュを取り付けるといきなり高さが出てしまいますし、取り出しや収納のときにはそれが邪魔になります。
今、E-M10 MarkIIIにストラップをつけるかどうか、迷っている最中です。というのも、ポタリングの友として使う場合、頻繁にバッグから出し入れすることになるからです。いつもいちいちストラップをたぐり寄せたり、押し込んだり、大変でした。初詣のような家族イベントだと、有用なんですけど…。
今日は試せませんでしたが、明日キットレンズを使っていろいろと撮影を試みてみたいと思います。これまで活躍してくれた各カメラ諸君、本当にお疲れさまでした。これから本当に2台で回します。普段使いにはiPhone 7 Plusもあるので、困ることはないと思います。
最後に、今日の買い物には次男に付き合ってもらいました。
以前、次男が友人といったという店を紹介してもらったので、そこで食べることにしました。
イタリアンかと思っていたらフレンチ(ビストロ)のようでした。この日、私はウィンドブレーカーを来ていたし、次男も運動着。お店にはちょっと申し訳なかったかも。
それこそ、料理写真はE-M10 MarkIIIで撮ってみたかったところでしたが、さすがにここで開封してセッティングでは無粋かな、と。今度また、妻の料理を撮ってみることにします。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは・・・あぁ、ヤラれた!(苦笑
さすがにご決断が早い。ウカウカしていたら、先にゲットされましたなァ。
そうそう、E-M10-3型辺りが狙い時みたいですね。ペンタ部分はちょっと出っ張ってますけど、
標準の沈胴ズームだと小さいですよねぇ。うーん、コレは目に毒ですな。
…とは言え、デカいデジタル一眼も残しておきたいお気持ちは、よく解りますよ。
なんだか安心感が違うんですよねぇ。ボディサイズだけでは無いんですが、触ると安心できますし。
この先EVFはどんどん進化するでしょうが、光学ファインダー機も、持っておきたいです。
それにしても、オトーサンのショッピングに次男坊さんが来てくれるとは・・
いやぁ〜親子の仲がよろしいようで、羨ましい限りです。ロード車2台も喜んでいるようで。
sadaさん。さっそくありがとうございます。
本当は上位機種に行く予定でしたが、自分がやりたいことを考えると小さいことと4Kが取れることが優先で、AFがすごいとか、ハイレゾショットが撮れる必要性とかは重要ではありませんでした。
それで、入門機のE-M10に向かったわけです。
撮りたいものにピントがいかない、という傾向はE-PM2にもありましたが、E-M10も同様のところがありますね。あくまでコントラストAFなので、景色の一部とフレームにピントが合っている、と判定してくるのですが、今日試したところでは多くが景色にピントが行っていました。同じミラーレスでも、狙ったところの選択については、SONY機のほうが洗練されていますね。
なんか設定があるかもしれないので、いろいろ確認してみます。
7D MK2は迷いましたけど、OVFはOVFのいいところがありますし、AFの速さ、正確さもすばらしいので、しばらくは使い続けますよ。
この日は次男も付いてきてくれました。持って行ったリュックにE-M10の箱が入らず、ロードでは持って帰ってくるのが少し大変でした(笑)。