ちょっと公園に寄ってカワセミを撮ったあと、今年初の里山行きをしようとIntense Carbine 275を走らせました。
しかし、どうしたことかモチベーションが全然上がらない。ついに行程の半分くらいまで来たところで引き返すことにしました。
今日は体力的にも相当余裕がありますし、今までなら「どうせここまで来たんだから」と強行していたでしょう。昨年はサドルのレールが折れても行くことを優先しましたから。
途中でやめるという「諦め」は初めてかもしれません。
このような気持ちになった一つはこの日が義母の命日であったこと。特に年末から今年にかけてはいろいろと義母のことを思い出すこともあったので、無意識に私のモチベーションにブレーキをかけていたのかもしれません。
さらにもう一つ。これを手放す「決断」をしたことにも理由があるかもしれません。昨日仕事が終わったあと夜中まで磨いていたCannondale Judge DH 2007 Team Replica。
おそらく今まで見たことがあるバイクの中で一番好きな形状のバイクです。言うまでもなく、下り系では最強バイクでした。
本来ならIntense Carbine 275を入手した直後に手放す予定だったのに、パーツがないなど、なんやかやと理由を付けてずっと寝かせ続けてきました。
でも、2011、2012のシーズンに1回ずつダウンヒルしただけで、4年もフィールドに出していません。要するに置いているだけなのです。Judgeが可哀想。
「決断」しなければいつまでもそのまま。
今日撮影のために乗ったのが最後になるでしょう。
子離れしたらまたご報告します。
さて、こちらは里山に向かって出発前に撮影したママカワセミ(と思う)ですね。こちらは飛び出し寸前ですが、今別のカワセミと縄張り争いしているみたいなのです。
その相手は娘カワセミ。この角度だとママと区別がつかないのですけど、胸の色がまだ黒っぽいのです。
今日は2羽で追いかけっこしていましたよ。娘が親の縄張りを奪うために追っかけていたのかな? 自然は厳しいですね。
200mmなのでかなりトリミングしなければなりませんが、この時間帯だとSONY α6000 + SONY E 18-200mm F3.5-6.3 OSSでもそこそこ撮れますね。ちょっと影になりやすくはあるんですけど。
Cannondale Judgeを撮影したあとにもう一回公園へ来たのですが、そこではNikon D600 + TAMRON 28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD A010N を使ってみました。
少し光量が落ちていますが、陽は当たっています。α6000で撮ったものとは色合いが異なります。300mmなので、α6000で使用した200mmとほぼ同等のはずですね。
Nikon D600で300mmだと、トリミングがなければこんな感じで豆粒になります。
Nikon D600はAFエリアが大変狭いので、すぐにフレームアウトしてしまうので、そうなるとピンボケ写真の量産です。最終的にAUTOではなく3Dの設定で撮ってみたのですが、それが一番歩留まりがいいようですね。
α6000のEVFは画素数を抑え気味で反応も速く、すごくカワセミを追いやすいと思います。でも、D600のようなフルサイズのファインダーでほぼ同じ角度から撮ってみると、ものすごく明瞭に見えます。α6000のEVFだと、目の小さな光までは確認しきれないこともありますが、D600だとそれも可能です。カワセミの動きに合わせての追従が最も行いやすいのは、D600かもしれません。
AFの速さはα6000やCanon EOS 7D Mark IIには勝てませんが、上の急旋回写真などを見る限り、AFはかなり正確なようであり、高倍率でありながらもTAMRON 28-300mmはすばらしい、といえるかもしれません。
D600は常用感度がISO6400までなので、それを超えると露出がアンダーになるので、若干シャッター速度を押さえています。明るい長いレンズ、欲しい…。
さて、今日は今年初めてGemini-Sさんにも会いました。今年もよろしくお願いします。
そして、Trail-Sさんは…。
なんと、MASIのシクロクロスバイクを入手!
CX COMPという機種ですね。クロモリフレームなので、少し重いですがしなやかです。
この公園は、写真で見ても分かるように結構砂利が多かったりするのですけど、700 X 40Cということもあってか、カラダにやさしいXCバイクという感じでした。以前私が乗っていたXCバイク Rocky Mountain Vertex RSLよりずっとソフトな乗り味です。またディスクブレーキということもあって安心。
ドロップハンドルなので、MTBとは明らかに違うんですけど、走破性はなかなか高いと思います。
フロントフォークはリジッドMTBのような感じで、もう少し太いタイヤでも許容しそうです。でもこの太さなら、最初に一緒に行った公園系のトレイルはMTB的に走れるのではないでしょうか?
ミニマリストを目指して(?)台数を減らそうとしている私には目の毒だ。でも、減らすと「決断」したので今回は本当に減らします。
コメント
コメント一覧 (4件)
こんばんは・・うぉお! カワセミの飛び込み、お見事!ですね。
いゃ〜、さすがに発達した動体視力をお持ちなんでしょう。
いくら最新の機種を持っていても、被写体を追えなければ到底(↑)なカットは無理ですよ。
(たぶん、私だと撃沈カット量産でしょうな・・えぇ・・(泣)
で・・JUDGE号とはお別れなんですね。ちょっと残念ですけど、
INTENSE号はオールマイティにお使いですし、今後も出番がちょっと・・。ウチもそろそろ・・とは思うものの、”踏ん切り”って難しいですねぇ。いい加減何とかしないとダメなんですが、乗るとまたXXXになるので(ダメじゃん。
Trail-Sさんの新バイクは・・マージ? でよかったのかな・・?
いつもながら、レア物で(笑)ホント、素敵なお仲間達ですな…。
sadaさん。こんばんは! コメント、ありがとうございます。
カワセミの動きものは昨年撮り始めたころに失敗ばかりしていたので、どこかで無理という気持ちがありました。
改めて向き合ってみたら、ここのカワセミは飛び込む場所が決まっているので、動きを予測しやすいことが分かりました。また、速度も空手部の先輩方のパンチに比べたら速くないような気がして、今になって最凶先輩に感謝ですね(苦笑。
とはいえ、カメラの先輩のみなさまに比べると全然キレイには撮れていないのですけど、まだまだ伸びしろがあるということで(??)。
Judgeはやはりカッコイイのですけど、多分今でも趣味レベルでは通用するスペックなので、速い人たちに乗ってもらったほうがいいかな…と思ったり。今後私がDHコースに行っても、スピードの出過ぎるJudgeではなく、エンデューロ系のCarbineのほうが良さそうです。
Trail-Sさんの新バイク。ご本人は「マジー」と言っていたような気がするのですが定かではありません(笑。私は「マシ」だと思っていたので、ちょっと恥ずかしかったです。
ご無沙汰です。弐の槍です。judge手放してしまうんですね。いずれはと思いつつ手に入れたい一台です。
オークション見て思わずコメントしちゃいました。
弐の槍さん、お久しぶりです。といっても、SNSでの記事はいつも拝見しております。
Judgeは今まで所有した中で一番好きな形状とデザインのバイクなので、ずっと迷いました。
Judgeは4年以上もコースに出ていませんし、ほぼ分解状態で保管していた状態でもったいない状態でした。
それに、自宅には3台目のProphetが稼働中であり、2台同じバイクを置いている現状もあって、なかなか家族の目も厳しく…ですね(苦笑。
最終的には新しく入れたIntenseが歴代Cannondaleを食うくらいの破壊力があって、やはりバイクたちは整理していかねば…という感じになっています。
弐の槍さんのところのバイクたちの動向も楽しみにしています!