昨日のトレイルライドはあまりに不調で、ちと凹んでいました。何が原因だったのかを探るべく、YETI SB5cの設定を見直してみました。
まず、最初のサグ取りの段階でそれは明らかに。
なんと。オーバーホールの翌日には確かに30%取ったサグが、何度測っても25%程度しか取れていません。25%というのは、Prophetの推奨サグですね…。フロントはさらに10%ちょっとくらいしか取れていない感じもしました。
これはなぜか。昨日上げた理由の中の一つ、私の体重がこのわずかな期間に2-3kg減っていることが原因と思われます。実は3月下旬に私の体重が77kgと増えすぎたことに気づき、減量を試みています。オーバーホールが終わった時期は体重が少し停滞していて、74kg台を推移していた頃。しかし、この1週間で一気に減り、71kg台になっていたのです。なるほど、ここ数日、なんかSB5cの乗り味が硬いな、と感じていたのはこの辺りに原因があったのか。路面が粗いトレイルではそれが顕著に出た、ということでしょう。
結局、フロントを7psi、リアを5psi下げようやくサグが前20%、後ろ30%に落ち着きました。設定をメモしておくと、体重71kg台でフロント103psi、リア135psiです。
バイクを整備した後に、やはり昨日の印象が悪いまま、ストレスフルに放置しておくのは個人的に我慢できなくなってきてしまいました。ということで、体は非常に疲れているものの、今日もライドに出ることにしました。
昨日は暑かったので今日は半袖で来たんですけど、今日は結構寒かった。昨日SONY α6400と組み合わせたE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSの写りが何だかな〜という感じがしたので、SEL20F28に取り替えてきました。かなり歪むけど、発色はいい感じがする。普段使いにはこっちの方がいいんだろうか…？
往路を走り始めると、昨日の乗り心地の悪さが嘘のようで、これならトレイルでも期待できる、と思いました。さすがに今日は尾根幹を登るのは辛い感じがしたので、Y道ではなくF道からのアクセスを選択。最初から急な下りなんかがあったりするんですけど、今日のSB5cは撥ねずに、接地感も十分！とりあえず、オーバーホール前の状態には戻っていることを確認できました。
場所によっては、結構根っこが張っていたり、石がゴロゴロしていたりするんですけど、今日はバイクが撥ねずにうまくそれらを吸収しつつ進んでくれた感じです。
果たしてオーバーホールしたことの実感がどれくらいあるのか、ということについては、どうしても私の鈍感さではハッキリと感想を述べるのは難しいです。すでに、「バイクコンディションがいい状態」に慣れている可能性もありますね。多少コントローラブルになっているのは確かですが、おそらくはYETI SB5cが想定するフロントフォークの長さに合わせてDVO DIAMONDの長さを140mmに設定したことが大きいんだと思うんですよね。
あと、マシューさんがおっしゃっていたけど、私のSRAM GUIDE ULTIMATEのリア側のレバー部が劣化しているみたい。リーチを取ってからライドに臨んでも、乗っているうちにリーチが短くなってしまう。調整ボルトの部分がバカになって、強く握るとずれちゃうんじゃないかな？ そろそろこいつも限界か？ オーバーホールしたばかりで、効き自体は最高によくなっているので、まだまだ使いますけど。
それにしても今日はかなり風が強く、往路復路でバイクがふらつくほどでした。トレイルの中でも、立て掛けて写真を撮ろうとするとすぐに倒れそうになるし。なので、バイクを立て掛けるときはこの写真のような感じで深めに倒しておく必要がありました。
YouTube仲間から、昔は走れたというルートを教えていただき、探ってみました。しかし、入口から藪になっていて、本当に道がつながっているかどうかも分からない状況。そんな中、この写真は私が立ちゴケした場所(^^;)。何かに引っかかってバイクが急減速し、止まってしまったのですが、ビンディングペダルからシューズを外すことができずに、そのまま右側へ。このあと、写真の正面、左側の凹んだところあたりに道が続いていないかどうか探したんですけど、もともとの道がどこにあったのか分かりません。この写真の左側からは少年たちの部活動の声が聞こえていたので、出口は近いと思うんですけど…。藪が酷くて無理でした。残念ですが、ここで引き返し。
でもまあ、とりあえずYETI SB5cが以前のようにベストの状態まで戻ったことで安心しました。リンクは比較的短時間で、サスペンションも1年に1回くらいはオーバーホールして、性能を保ちたいですね。
今日の総走行距離は77.50km。あれ、昨日よりも10km以上多く走ったのか…。
最後に今日の動画をご紹介。
