トレイルライド動画編

2023-03-11トレイルライド往路編

さすがに昨日のトレイルライドは疲れました。

尾根幹を上るコースはトータル60kmでも疲れるんですけど、昨日は中をグルグル回って83kmと、いつもより20km前後長く走ったので最近にない疲労度でした。

まずは往路。

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往路はここしばらくでは一番いい状態というくらい快調な印象でした。

確かに、アチーブメントが13と、最近では見たことがない数値になっていたし。やはり、ビンディングペダルを使ったことが大きかったのかなあ…と。

トレイルが暖かかったせいか、虫さんたちもなかなか活発になってきていて、3月でこれでは夏が思いやられるなあ…という感じもありましたね。

往路は久々にFinal Cut Proで編集してみました。GoPro Hero 9Max Lensを着けた際の最高解像度は2.7kになってしまうのですが、Final Cutはこの解像度が苦手なのか、M1 Proをもってしても映像がカクカクしますし、4Kで書き出すにも時間がかかります。そこで昨日はプロキシメディアを優先の設定にして編集することでカクカクを回避しました。残念ながら、このままの設定で動画を描き出そうとすると、プロキシメディア優先で書き出されてしまうみたいで、これはいちいち切り替えが面倒くさいと思いました。

また、少し前の話になりますが、素材と同じ2.7Kのまま出力しようとするとFinal Cut Proはこの解像度に対応しておらず、うまくいきませんでした。それがAdobe Premiere Proを使うきっかけの一つだったかも。ただし、2.7KをYouTubeに上げると処理時間が延びる傾向があったので、最近はこの解像度での出力は行っていません。全部4KにアップコンバートしてからYouTubeに上げています。

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復路は脚に疲労が溜まったことで結構ヘロヘロでした。でも、ビンディングペダルのおかげで安定性が高まり、今までになく、急な荒れた下りを安心して下れた、という側面も。トータルでいいトレイルライドになったと思います。

この2本目はAdobe Premiere Proで編集しました。こちらはデフォルトの設定でプレビューが滑らかです(1/2に設定)。若干クセはあるけど、その他の操作性の良さ、書き出し処理の速さなど、多くの利点が感じられます。一長一短はあるけれど、Adobeさんにお金を上納している間はPremiere Proを使うのが良いのかな、という気がしてきました。

さて、今日はKさんが公園に来られるとのことでしたので、私も動画の作業をした後YETI SB5cで向かいました。

私のProphet復活は夢に終わってしまいましたが、KさんのProphetを見られるのでそれがまた楽しみでした。

やはりこのサスペンションセットは強力ですね。

その後、Trail-Sさんが来られました。

EXTENTION POTTSです。ブレーキが油圧ブレーキに変わっていました。レバーは私がProphet用に買った、Shimano Deore M6100 ブレーキセットと同じものでした。もう使わなくなりましたが、本当に扱いやすいブレーキです。

ちょっと試乗してみましたが、私が乗ってきたMTB群とは違う乗り物で、すごく怖かったです。シビアなコントロールをする練習には最適とのこと。

近いうちにKさん、Trail-Sさんともトレイルに行きたいね、という話になりました。

解散した後、私とKさんはマシューサイクルさんに行くことになりました。前に話した、SB5cのヘッド角度を変えられないか、という相談をするためです。

結果、出来なくはない、とのことでした。ただ、2°と言わず1°でも、バイクはかなりの別物になってしまうということ。2°も変えるなら、フォークは長いものを入れるしかなく、この変更で確かに直線的な下りは恐怖心が薄れるかもしれないが、以下のような懸念があるとのことでした。

  • フレームに与える影響。想定していない角度なので、何らか良くない影響を与える可能性あり
  • 27.5、29に最適化される前の過渡期のバイクに装着し、最近のバイクに近づける作業はいくつか行ったが、2015年ごろの26インチの知見を数多く残したバイクに対しては試したことがない。
  • 27.5、29最適化における過渡期のバイクに対して行った限りでも、いい影響、悪い影響の両方が見られた。ハンドリングでオフセットが大きすぎる影響で切れ込んでしまう、など。それは最近の最適化されたバイクと乗り比べてみて初めて如実に感じられた。
  • SB5cは26インチの影響を色濃く残した時代のバイクなので、例えばフォークを伸ばしてヘッドを寝せるというアプローチはこの、最適化過渡期のバイクに近づける修正になるような予感がする。

とのことでした。

なるほど、SB5cがProphetやRizeとあまり変わらない印象なのは、26インチ時代の財産をうまく使って設計したバイクだからなのか。

そこから数年、新しく27.5や29などに最適化した設計を試みた過渡期のバイクが現れ、当時としては最も良い選択だったものの、フォークオフセットなどの関係で今思えば弱点があったと。

ここ2-3年でその試みも落ち着き、安定してきたようです。

なるほど…と納得したので、私のSB5cのヘッドを寝かせる計画は頓挫しました。

あと、ここで購入したcrank brothers smartyが昨日のトレイルライドでとても良かったこと、下りも安定すると教えていただいたがその通りだった、と報告しました。段差や荒れた路面が続く場所以外でも、コーナーで外足加重がうまくいった話もしました。

実はフラットペダルでコーナーの荷重をするのは結構難しい技なんだそうです。ペダルにしっかり体重を掛けているつもりでも、意外に外側に力が流れてしまったりしているのだとか。その点、ビンディングペダルだと自然にしっかり荷重がかけられるそうで。

マシューさん愛用のビンディングペダルはエンデューロ用で、ピン付き。さらにピンを長くカスタマイズしているため、乗車中ほぼ全く動かないそうです。mallet enduroだったかな?

また、ビンディングシューズがお決まりのデザインになるのは、どうしても靴自体の機能性が求められるからなんだそうです。私は緩いライドが好きなので、GIRO(ジロ) RUMBLE VRにしましたけど。当時、オフィスカジュアルの仕事に通っていたので、スニーカー型以外には抵抗があった…というのも理由の一つでした。

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ロードはつま先側にクリートをセットすることが多いらしいのですが、MTBでは土踏まず寄りにセットするのが良いとのこと。好みもあるけど、私もどちらかというと下側にセットしています。もう少し土踏まず側に寄せてみるのもいいかな、と思いました。

あともう一つ。サスペンションは200hに1度はオーバーホールしたほうが良いそうです。リンクについてはYETIの新しい代理店さんから40hに1回はマスト、と念を押されているとのこと。

私は昨日のYETI SB5cは「サイコー」なんて思っていましたが、おそらく確実にリンクの動きは悪くなっていてその動きに慣れてしまっているから不具合を感じない可能性が高いそうですよ。動きの悪さから実はサグを正確に取れていない可能性もあるのだそうで、ここをオーバーホールすれば、実は劇的に変わったりするらしい。

特に、YETIのSwitch Infinityは通常のリアサスのように、内部に潤滑油をたくさん溜めて、それを少しずつ放出しながら性能を保つ…というようなことができないので尚更のようでした。

私のYETI SB5cの走行距離は…すでに9,293km! ヤバいですね。

今日はいい話をうかがえたので、前後サスペンションを年1、リンクを3ヶ月くらいに1回、定期的にオーバーホールしていただこうかと思いました。初回は両方をやっていただくことになるので、まとまったお金が必要ですが、いったんこんな感じのメンテナンス計画を立てて、乗れる限り乗って、寿命を迎えたら新しいバイクに乗り換える…という感じになるのかな、と思いました。

もう一つ。マシューさんのところの完成車はKashimaコートのファクトリーモデルのサスペンションをセットしたものが多いようで、Performanceモデルと大きな差があるのか聞いてみました。これは、1ヶ月程度使ってみると分かるそうで、明らかに摺動抵抗に差があるのを感じられるそうです。両者の価格帯がそう大きくは変わらないにもかかわらず、性能は確実に開きがあるとのことでした。2023年のTransitionのモデルがもう、最上位クラスでないとKashimaコートではないらしく、売るのが少し難しくなりそう、なんてこともおっしゃっていました。

Prophetの時代でもMTBは高いと思っていたけど、Prophet 1000の性能で30万円台前半でしたからね。同じくらいのグレードが今は60万とか…。普通に敷居が高くなってしまった気がします。円高、コロナによる工場生産性の低下などの影響も大きかったそうですが…今はモノも余り始めているみたいなので、将来もう少し落ち着くことはあるのでしょうか…?

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