今日は朝からお腹が痛くて、午後過ぎまでゆっくりしていました。
15:00頃、Kさんがいつもの公園に来られるということだったので私も行くことにしました。
私も近日中の組み立てを計画しているCannondale Prophet。先日物々交換でお渡ししたデジタルサスポンプで前後サスペンションのエア圧を正確に設定したそうです。それにより、デジタルサスポンプのほうが10psi程度圧が低めに計測されることが分かり、今回はデジタルサスポンプが示すエア圧にて再設定したとのこと。
エア圧の再設定によって、かなり乗りやすくなったそうです。私はビンディングシューズを履いてきておりどうかと思ったのですが、prophetに装着されたペダルは外周にピンを配置するタイプだったので、問題なく試乗できました。
確かに、先日試乗させていただいたときよりサスペンションの動きが最適化されたような感じで、反応がしなやかな感じになっていました。最初に段差から飛んだときの着地でバイクが「グン」と加速する感覚にちょっとびっくり。私が持っていたProphetも「後ろから押される」感覚が強いバイクではありましたが、バイクに置いていかれそうになるほど飛び出す感覚はなかったような気が。やはり、最新のFOX FLOAT Performance 2023の能力がすごいのか? もともと、Prophetはシングルピボットのバイクで、リアサスの性能にかなり影響されるとは聞いていましたが、それを改めて理解できた感じがします。
あとは、Lefty Max Carbon 140 PBRの凄さですね。YETI SB5cと乗り換えてもすぐに分かるLeftyの硬さと反応の良さ。それに88+のチューニングが効いているのか初動が良くてボコボコの連続にも強く、私のDVO Beryl D2のOTTと遜色がない感じです。
Prophetの2005年モデルは一番下のグレードから、一番上のグレードまで全てがLefty Maxを搭載していました。つまり、もともとはLeftyを前提にした車体だったと言えます。ですから、機能的でもあるし、見た目もしっかり決まる。
Leftyの残念なところは、基本的に90mm未満のステムを取り付けられないところにありましたが、このLeftyの個体はもともと上側のクラウン部が少し上がって160mmヘッドチューブに対応しているタイプなので、ハンドル位置は多少高くなるもののこのように60mmのような短いステムを装着することができます。
私は、標準の90mm XC3 Siステムを取り付けるか、1-1/8変換コラムを使うか迷い中ですが…。少し角度をつけられるヘッドパーツを使ってヘッドチューブ角度を寝かせて、ハンドルマウント位置を下げるのも手かなあ…と思いました。ただ、もともとBB位置が低めのProphetだと、それが下がりすぎて危ないかなあ。
eBayだとHeadshokのアングルを2°寝かせることができるヘッドセットが売られています。でも、Headshok対応ヘッドチューブは1.5規格なので、Wolf ToothのGeoShiftシリーズでも良さそう。でも、この場合はどうしても、フォークを長くする変更が必要になるでしょうから、逆にLeftyは難しくなりそうですね。以前持っていたLefty Supermax 140とこのヘッドセットの組み合わせだったら、いろんなことが解決できたかもしれませんね。もしくは、このヘッドセットを入れて、フロントホイールを27.5にするとか。
いずれにせよ、ヘッドアングルを変えると、もともとフレームが想定していた強度を超えた力がかかる可能性もあるので、自己責任の世界。フレームがProphet MXのように下側にガセットが入ったタイプだったら問題ないのかもしれないけど。
Wolf Toothのドロッパーレバーもカッコいいですね。とてもしっかりしている印象。
BBスペーサーの入れ方もメモ代わりに記録しておきました。ここのところPF30しか扱っていなかったので、忘れないように。
その後、時々バイクを交替しながら上流の公園まで。
いつもだったら1台で寂しく写真を撮るこの公園で、はじめて2台一緒に撮影。こうやって見てもProphetは当時のバイクとしてはヘッドが寝ていてBBが低く、トップチューブが長い時代を先取りしたバイクであったことがわかりますね。めちゃくちゃバランスがいい。
いいですねぇ。Prophet。早く組み立てたい。その前に、いい体験ができました! Kさん、ありがとうございました!