最近、天気予報が当たらないことが多かったので、今日もそれに期待していたんですが(?)…。残念ながら大当たりで、1日雨でした。
ということで、本日は普段の移動に使用しているロードバイクの整備を。
今回、STIデュアルレバーをShimano 105 (5600)系から、Shimano Ultegra (6700)系に変更しています。
正確なモデル名はわかりませんが、ネットで6700系のマニュアルを見ながら作業したので、おそらくそのあたりのモデルかと思われます。
シフトケーブルもバーテープに巻き込むので、見た目はすっきりしますが、交換作業は本当に大変なものでした。特に、このバーテープは何回まき直したか…。
選んだバーテープがかなり分厚いもので、以前のタイトな感じと変わってふっくらしましたが、私はスパルタンな走りはしないし、カラダに負担をかけないことが一番なので、これで良し、とします。
一番最初は下から巻いて、テープで止める一般的な方法をとりましたが、2回目からは上から巻く方式に変更しました。こちらのほうがやりやすいのと、止めるテープが不要になるからです。
Scott Addictは標準のままか、できればカンパのエルゴパワーに変更する予定でしたが、たまたまUltegraを入手できたことで、これを使用することにしたものです。x700系の形状になってからは、x600以前の形状より私の手に合うこともその理由ですが。
このUltegra、別の中古バイクのものだったりします。
TREK TREK Émonda S4です。STIは、Addictに付いていたものと交換済みです。
カタログサイトを見る限り今年モデルのようですが、某オクの終了1分前に気づいて入札したらライバルなし。新しくて安いのになあ、なんて思っていたのですが…。ほぼ新品のフレームに、不要なパーツを付けて出品された、という感じだと思います。
それでも、傷ありとは言え最初に紹介したUltegraや105、Race Lightホイール、カーボンシートポストなど、パーツ的にも上位のものが付いているので、なかなかお得感はあるのかな、と思いました。実際、ペダルレスとはいえ、持ってみると、ペダル付きのScott Addictとあまり変わらない重さであり、ちょっとショックでした。
…というのはこれ、私のものではないのです。
実は、長男がロードバイクの盗難に遭ってからずっと、中古のロードバイクを探していました。
もともと長男は学校に通ったりバイトに通ったりするのに、シティサイクルを利用していました。そこへ、乗らなくなったVery Good Number Polishを譲ったところ、それがすごく気に入ったらしく、毎日のように乗っていました。Very Good Numberでロード体験をしたことにより、この種のバイクの良さに初めて気づいたようでした。
このVG Numberで交際している子とサイクリングに行こう、と言っている最中にあの盗難事件、ということで、すごく落ち込んでいたのです。購入店のそのあとの対応もアレで、ちょっと可哀想な目に遭わせてしまったこともあるのですが…。
まあ、盗難は自分の管理責任もあるけど、私のBianchi ML3のことも記憶に新しいので、彼も気をつけて結構ゴツイ鍵をつけていたのですよ…。その後現在まで、毎日休みの日も遠くまでシティサイクルでアルバイトに通っている姿を見ていると、さすがに可哀想になります。自分の大学の授業料も今や自分で払っていますから。
ということで、改めて入門機をプレゼントしてやろうかという気持ちになりました。今回は、最初から彼のものとして。もちろん、私のように毎日35kmも走るわけではないので、入門機でOKです。
今回見つけてしまったTREK Émonda S4はÉmondaの最下級グレードで、カーボンバイクの入門機ではありますが、当初はもっと下位のグレードがターゲットでした。でも、このÉmondaは中古とはいえ、スタート価格のままであれば、新品の入門機レベルかそれ以下です。
ただ、私の判断は「あと1分」という文字を見てから。ほかの人たちが見送ったのには理由がなにかあったのかもしれません。
確かに、フレームはかなり新しいイメージですけど(実際新品同様でした)、付いているパーツは明らかに古いモデルです。リアカセットも、ハイギア側に13Tが2枚付いていたりと、無理矢理完成車に近づけた印象があります。
最初から分かっていたことですが、オークションにはリスクが伴います。現在所有しているCannondale Judge 2007 Team Replicaなんかはそうでしたね。ほとんどパーツを変えないと、ダウンヒルコースを走るのも難しい状態だったりもしましたよ。
今回のÉmonda、足りていないのはケーブル系くらいと思っていたのですが、実際には、そのまま走らせるのは難しい状態であることが分かりました。
スキュワーは前後付属していましたが、後ろ側は壊れていました。フロントはヘキサゴンレンチで留めるタイプなので使えますが、後ろは一つ余っていたマウンテンバイク用の135mmのMavicのものをとりあえず使いました。ロード用のセットを別途注文しましたが、来週には取り付けられるでしょう。
ホイールはちょっとひどい状態。フロントハブはがたつきがあるので、玉あたりを調整しようと思ったら、17mm。このサイズのハブレンチを一つしか持っていなくて、調整不可です。リアは、空回りさせると、ベアリングがごろごろするような音がします。カップ&コーン式なら、私も分解して調整できますけど、シールドベアリングなので、難しそうです。おそらくはこれも交換が必要になりそうな予感がしますよ。そのときは、AddictのMavic AksiumをÉmondaに持って来て、Addictにはカーボンホイー…(自粛。
とりあえず、試乗できるようにと空気を入れたら、前輪は4気圧でパンク(苦笑。これ、相当長い間放置されていたもののようです。
13Tが2枚なのも、変速を不調にする大きな原因となっています。ハイギア側の動きがおかしいです。11-12Tを別途見つけて入れる必要がありそうですね…。
まあ、それ以外は問題ありません。STIなんかは、Addictから持って来たので快調といえます。
うーん。レバーの後ろにテープを貼らなかったから、隙間があるな(苦笑。
とりあえず、今日は時間切れですので、来週末にホイールのハブを可能な限り分解してみて、調整してみようかと思っていますが、そこは結構厳しそうですねぇ…。あとは、チューブが必要か。
まあ、オークションですから。ホイールの不調やクイックリリースについての記述はなかったですが、そういうリスクもあります。もし、ホイールのオーバーホールがうまく行くようであれば、結果的に「すごくお買い得だった」ということにできると思います。
…ときどき私も借りて乗ってみよう(笑。
コメント
コメント一覧 (2件)
ありゃ? また増sya・・・あ、そうでしたか。長男さんのブツだったんですねぇ。盗難には腹が立ちますが、まず出てこないでしょうし・・仕方ないかも。
> Émonda S4
え〜っと・・エーモンだ? イモンだ? 良く解らないんですが(苦笑)パッと見には良さ気ですけど。これ、カーボン・フレームなんですよね? なんかカッコ良い。
パーツが寄せ集めっぽいそうですが、『ハイギア側に13Tが2枚付いていたり』>>
あちゃ! そりゃ凄いな…。ちょっと乗ってみたい気もしますが、変速できるんでしょうか?
しかし、子供さんに頼れるオトーサンが居るというのはイイですね。喜んでいらっしゃるのではないかと。
sadaさん。早速ありがとうございます!
増車にしたいところですが、何台か置かせてもらっている駐輪場を「壊す」というような話も上がってきているので、そのときは置けなくなる可能性が高いため、何台かは手放す必要があるでしょうねぇ。
VG Numberは出てくる可能性も低いので、探したわけなんですけど、本人は今使いたいのに、走れるようになるまで時間がかかりそうということで、本当にこれで良かったのかどうか、自問自答中です。
完成してしまえば満足度も高いのでしょうけど、まずは実用ですから…。
> カーボン・フレーム
ですね。OCLV300という一番安価なタイプです。フレーム・フォークの重量では私のAddictより0.5kg程度重いはずですが、結構軽く感じます。
入門向けなので、結構乗り心地もいいんじゃないかな、と思っていますが、果たしてどうなのでしょうか…? まずロード用のチューブを買わないと…。
13Tを2枚、というのは、説明文にも書いてあったので、あり合わせなのは分かっていたのですが、さすがにすごく変な感じですね(笑。シフトアップとシフトダウンがなんかうまくいきません(泣。
毎日「速く乗りたい」と言ってますが、今週末までは難しいかなあ。