久々にFRポジション

長男の熱はリレンザ投与のおかげか、ほぼ平熱まで下がりました。その代わり、今度は次男の全身にじんましんが出てしまって、今日は学校を早退させて、近くのクリニックまで連れて行ったりしていました。続くものですねえ。じんましんは結構ひどくて、じんましんが出ている部分のほうがそうでない部分より面積が広いくらいです。代わってやりたいけどこればかりはどうにもなりません。

さて、今日発売の「1959某日某 [DVD]」がさっそく届きました。

これはブルース・リーがアメリカに行く1日前の様子を描いたもので、1996年に撮影されたものです。

彼の伝記映画は数多く存在しますが、これはそれらとは一線を画するものですね。多くのファンが知らない、有名になる前の彼の姿を、当時の関係者のインタビューや資料から浮き彫りにしたもので、ここに登場するブルース・リーは非凡な才能を秘めているものの、普通の一人の少年に過ぎません。実際にそういうことがあったかどうかはわかりませんが、アメリカに旅立つ前の彼の複雑な心の内が見事に表現されていると思います。

これは興味深い作品で、私のお気に入りのDVDの一つとなりそうです。

個人的には、ちょっとだけ登場するブルース・リーのお姉さん、アグネス・リーさんを演じた女優さんが、アグネスさん本人の若い頃にかなり似ているのが少しうれしかったです。

詠春拳の老師を演じていたのは、ブルース・リーの老師・葉問の息子さんで、葉準老師で、親子ということもあってかなり似ておられます。監督・主演(リー役)のスティーブン・アウさんとの黐手(まあ、組み手のようなものです)を改めて見ていたら、私が習った動きとはまた違った微妙な動作が組み込まれていることがわかって、かなり興味深かったですね。スティーブン・アウさんは詠春拳ができないということでしたので、動作が固かったのですが、葉準老師がうまくカバーされていたと思います。

…。さて、今日は昨日以上に時間がなかったのですが、少しだけでもとCannondale Prophet号にて出かけることにしました。

Rocky Mountain Vertex RSL 号を入手したので、Prophet号はFRポジションに戻し、ヘッド角を69度から67.5度に変更しました。また、FRポジションに合わせてリアサスのサグを、SPV+を切った(あるいは最小にした?)状態で25%から40%に増やしてみることにします。40%だとペダリングはきつそうなのですが、SPV+(ペダリング時の沈み込みを制御する機構です)側を最強に上げました。あ、サドルは低くしてしまうと平地で乗るのがつらくなってしまうので、XCポジションで乗っていたときのままです。

この状態で走り出してみると、一瞬Prophet号ではなくJudge号に乗ったような錯覚にとらわれました。ポジションが変更に加えてリアサスの初期沈み込みが増えたことも大きな理由でしょう。違うのは、車体が軽いことと、ペダリングによりぐんぐん進むことです。オーバーホールから戻ってきてすぐにXCポジションに変更したので、久々でしたね。

でも、意外なことにXCポジションよりも加速する感じがあるのですよ。いつもと同じこぎ方をしているつもりなのに、平均速度が上がるんですね。

Cannondale Prophet 1000 Team Replica 2005 の FRポジション

Cannondale Prophet 1000 Team Replica 2005 の FRポジション

もともと、Prophetは発売当時に存在していたDH/FRバイクであるGeminiとオールマウンテンのJekyll号の間を埋めるポジションのバイクとして開発されました。トップモデルは4Cross専用機であり、おそらくはFRポジションが基本のポジションとして開発されていると思います。DVD “SEVENVISION”を見ると、みなさんProphetで空を飛んでいますね。たぶん、補強が入ったProphet MXのほうだと思いますが(あっ。SEVENVISIONを見ていると、またChase号を組み立てたくなってしまいますね。私が持っているChase1 2007が登場しますので)。

ネットの情報を見ると、ショップの評価やユーザの評価ではFRポジションのほうが安定する書かれていますし、私もそう感じます。平地でも直進に関してはそれがいえるような気がします。コーナーについては、若干まったりする感じになるので、今日は同じコースを走っていてもそれだけは注意しなければいけませんでした。
少し続けて乗っていると、乗り心地はRize号に似ているな、という感じを受けました。XCポジションの飛ぶような感覚から若干地面をなめるような感触に変化します。Rize号のヘッド角は68度ですし、10mm長いフォークをつけている私のRize号は68度より寝ていると思います。サグも40%でよく動くようになっているので、結果的に似た感じになるのかな? でも、コントロール性の良さはやはりRize号のほうが上かな。

ごく短い時間でしたが、今日はProphet号のFRポジションを楽しむことができたのでした。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (2件)

  • おはようございます。
    今日までお天気だと言うことでしたが,起きてみると曇り空…今にも雨が降りそうです(泣。

    子供さん達,大変でしたね。長男さんが治ったら,今度は次男さんですか・・オトーサンは大変です…。
    学級閉鎖もよく聞きますし,今年の冬は怖いですね。日々,心配されているとお察しします。

    ・・・にも関わらず(笑)今日も出動だったわけですか。もぅ一時もMTBから離れられなくなっていますね。
    icofitさんちのMTB達は幸せモノです。うちは良く乗っても週2日程度ですから,ちょっと可哀相なんですけど。

    セッティングを変えられたようで) また違う後心地を楽しむことが出来るのは嬉しいですよね。
    自転車って,ちょっと変えただけでも敏感に体が反応しますから,面白い乗り物です。
    ・・・で。次はChase号復活! ですか (笑。 いぇ,奥様の視線が気になって…(-。-) ボソッ

  • sadaさん。こんばんは。

    こちらも結局雨が降りました(泣。

    長男のインフルエンザも落ち着きましたので、今は次男の激しいじんましんのほうが心配ですね…。

    > icofitさんちのMTB達は幸せモノ
    いやあ。MTBの側からしたら微妙かもしれませんよ。
    sadaさんのところのMTBも赤が好きさんのところのMTBも、写真を見る限りメンテナンスが行き届いてきれいですもん。
    私のところなんか、じゃりじゃり砂を噛んだまま何回も駆り出されたりしていますから、消耗が激しいかもしれませんよ(苦笑

    > 自転車って,ちょっと変えただけでも敏感に体が反応
    そうですよねえ。ステムをひっくり返しただけで別の乗り味になりましたし、昨日のProphet号なんかは激しく別の乗り物になります。
    先日まではXCバイクのようだったのが、今はまるでFRバイクです。
    でもやはり、Vertex号よりコギが軽いんですよねぇ。
    しかも、Prophet号のXCポジションよりさらに進む感じが不思議ですよ。
    実際、サイクロコンピュータの数値も高めになっているし…。

    > Chase号
    乗りたくなってきましたねぇ。こっそり組み立てていこうかな…?
    たぶん、きちんとパーツを選べば富士見のB,Cはかなり面白いんじゃないかと思います。
    私はDJとかストリートとかはムリなので、若干オールマウンテン的にしたいですね。

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